【メンタルエイド】
BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回あなたの心に届けたい楽曲は
&TEAM の 五月雨 です。
歌詞の意味を考察し
この歌が伝えたい想いの本質をお伝えします。
どうぞ最後までご覧ください。
楽曲紹介ならびに楽曲を聴いた筆者のイメージ・感想
日本と韓国を拠点に活動する男性9人組多国籍ボーイズグループ「&TEAM」(and TEAM)が2024年に発表した1stシングルであるこの曲。
夢想的なメロディの中でドラマティックに展開される1本の青春ストーリー…
そんな印象を筆者は感じました。
聴き込むほどに胸が熱くなるように感じるのは、筆者だけではないと考えます。
歌詞の意味を考察!想いを一つに。僕らはずっと一緒だよ…
さて、歌詞考察に入ります。
全文については、コチラから。
楽曲タイトル「五月雨」
旧暦の5月(今の6月)の梅雨の時期に降り続く長雨のことを指すこの言葉。うっとおしい天気が長く続くことから転じて「断続的にだらだらと続く物事」といった意味を持っています。
歌詞の内容は、全体を見ると先程お伝えした「五月雨」のイメージを前向きに捉え、明るいものに変えるストーリーが描かれています。
どんな内容なのか? 一緒に見ていきましょう!
じとつく春のエピローグ(エピローグ)
さざめく僕の心模様(心模様)
晴れ間のないこの日々が(日々が)
君の輪郭をぼかす(をぼかす)
「五月雨」&TEAM 引用元-LYRICAL NONSENSE
じとつくとは『不快なほど湿り気のある様』、さざめくとは『ざわざわと音を立てる様』というのが本来の意味で、まさに「梅雨」のイメージになりますが、歌詞の内容から総合すると『うっとおしい程ざわつく心』になり、言葉を交わせないままいろんな思いが交錯し、気持ちが晴れないままに時間だけが過ぎていくといった感じになるでしょう。
広がるdistance
分かり合うことすら躊躇って
Oh no
苛立つmy mind
投げつけ合う言葉が
ぶつかった瞬間
「五月雨」&TEAM 引用元-LYRICAL NONSENSE
心の距離が広がっていく
ささくれ立つ心が交わす言葉の端々に棘を抱かせ
言葉自体がキツくなってしまう…
でも、言葉と想いを通わせ合わなければ、本当の気持ちは伝わらない
心からの言葉とまっすぐな想いが、僕たちを五月雨の上にある眩い光へと導く…
僕たちだからこそ、どんな想いや言葉も受け止められる
きっと君もそう思っているはず!
こんな感じになるでしょう。
目が覚めるような桜色舞った
やわらかな五月雨の中
僕たちは笑っていたよ
全部洗い流せば
頬濡らす五月雨今
「五月雨」&TEAM 引用元-LYRICAL NONSENSE
また手を繋ぐ(raining, oh-oh-oh)
また立ち上がる
また走り出す
この胸の奥確かめ今
またwe’ll be as one
「五月雨」&TEAM 引用元-LYRICAL NONSENSE
やわらかな五月雨とは桜が風に吹かれ舞い落ちる様であり、頬濡らす五月雨とはお互いの想いが通じ合えたことへの喜びの涙だと考えると意味は通じます。素敵な表現ですよね。
We’ll be as oneとは「僕たちは一つになる」という意味。前文の歌詞からつなげると『そして僕たちは手を繋ぎ、立ち上がり、また想いを一つに走り出す』といった感じです。
五月雨の本来の意味を越え、前向きな明るいイメージが浮かぶのではないでしょうか。
引き続き、2番以降の歌詞を一緒に見ていきましょう。
完璧に同じ
ずっとそう思っていた
募るすれ違い
溜まる蟠り
桜散って側溝に詰まった花びら
まるで僕たちみたい
「五月雨」&TEAM 引用元-LYRICAL NONSENSE
どんなに心が離れたとしても、僕たちの想いは完全に一致している
そう固く信じているのになぜか心の隙間から過る不安…
桜の花びらが「二人の想いの数」を表しているとすれば
「側溝に詰まる」で、気持ちが交錯し渋滞している様子が窺えますよね。
移ろうseason
何度だって一緒に越えるthis is fate
I know
ほどけるmy mind
君とただこのまま空を見ていたい
「五月雨」&TEAM 引用元-LYRICAL NONSENSE
Fateは「運命」という意味。
季節は巡り移ろい行くけれど、お互いに心を通わせ合い、愛を確かめ合うことで、どんなすれ違いや蟠りが起きたとしても一緒に乗り越えて行ける。君といると、そんな運命を感じる…
以前であれば、ただ空を見ているだけであっても「不安を募らせ苛立つ」ことが先走っていたけれど、君と想いを分かち合えた今なら、この空は僕たちを包み込み、何も言わなくても想いが通じ合い、愛を育んでいるように感じられる…
こんな感じになるでしょう。
ささくれ立っていた気持ちが癒され
やすらぎに満ち溢れた情景が浮かんできますよね。
そして楽曲は佳境に向かいます。
ブリッジ部分から大サビの歌詞を一緒に見ていきましょう。
君への愛は
(Drop, drop, drop)季節の先へ
雨が降ろうが 花が散ろうが
断ち切れない
「五月雨」&TEAM 引用元-LYRICAL NONSENSE
Dropとは「落ちる」という意味であり、桜の花びらや五月雨の粒を指していると考えられますが、これまでの考察から『交錯する想い』、『苦しみの末に流した涙』を意味しているのではないでしょうか。
断ち切れないとは“断ち切らない”でも意味は通じますが、仮にそうした場合“独りよがり”の印象が強くなり『二人で同じ時を過ごしていく』、『運命』であることをイメージすると、断ち切れないの方が想いの深さを感じさせますよね。
『決して離れない』、『君を独りにはさせない』、『寂しい思いはさせない』などといった強い愛と決意の表れだと筆者は考えます。
目が覚めるような桜色舞った
やわらかな五月雨の中
吹き抜けた春の風が
始まりを告げた
頬濡らす五月雨今
「五月雨」&TEAM 引用元-LYRICAL NONSENSE
悲しみや苦しみを越え
優しい陽射しと心地よく吹く風が
僕らを温かく包み込んでくれている
もう泣かなくていい… 笑って
いろんなことで悩んだこと、困らせて流した涙は
五月雨にすべて流してしまおう。
広く大きな青空の下で
僕らはまた新しいスタートを切るのだから…
これが、筆者がこの歌が伝えたい想いの本質とした
想いを一つに。僕らはずっと一緒だよ… の真意です。
また手を繋ぐ(raining, oh-oh-oh)
また立ち上がる
また走り出す
この胸の奥確かめ今
またwe’ll be as one
「五月雨」&TEAM 引用元-LYRICAL NONSENSE
愛を育み、笑顔を交わし合いながら進む姿が目に浮かんできますよね。
まとめ
今回は &TEAM の 五月雨 について
歌詞の意味を考察し、この歌が伝えたい想いの本質をお伝えしました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
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そちらの方もどうぞご覧くださいね。
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