【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回あなたの心に届けたい楽曲は
Ado さんの Value です。
※先行配信音源
印象的な歌詞の意味を考察し
この歌が伝えたい想いの本質をお伝えします。
どうぞ最後までご覧ください。
現世を憂い、自分を憂いながらも懸命に前を向く姿を想起させるメロディ
日本の音楽シーンを震撼させ続ける
令和が生んだ“驚異の女性歌い手”Adoさんが発表したこの曲。
音源を筆者が初めて聴いた時のイメージが“砂に書いたメッセージ”でした。
深く澱んだ社会の中で生きづらい日々を過ごしながら、人知れず心に抱え込んでしまったやるせない思いや叫びは、白日の下に晒されることなく、寄せては返す波によって海の藻屑となって消えてゆく…
このまま私は終わってしまうのだろうか。
いや!まだ私は終わってはいない!
そう信じていたい…
現世の社会構造や人間模様などから今の自分自身としっかり向き合いながら、自分を取り巻くすべての事共の本質を見極めていけば、きっといつの日かまた光の眩しさや温かさを感じることができるはず… こんな感情を、筆者は楽曲から抱いたのです。
時折耳に届くAdoさんの“ヴァイオリンのような歌声”が魂の叫びのように感じられ、現世を憂い、自分を憂いながらも懸命に前を向く人の姿が想起させるメロディを聴き込むほどに思いに同調、共感し、勇気を与えられる人が多くいるのではないかと筆者は感じました。
歌詞の意味を考察!自分だけが知っている本当の「Value(自分)」
さて、歌詞考察に入ります。
全文については、コチラをご覧ください。
楽曲タイトル「Value」
一般的には「価値」や「評価」といった意味ですが、歌詞の内容から「(世の中の)価値観」といった意味になるでしょう。
相応しい愛なら
この痛みさえも葬り去ってしまう
全てで無いなら何も欲しくない
誤魔化しは効かない
「Value」 Ado
相応しい報いだ
決まり切った孤独が割り振られたのさ
全てで無くとも取り繕えれば
心に残す澱
風が奪ってくのを知りながら 知りながら
「Value」 Ado
この辺りの歌詞が、そのことを表しているのではないでしょうか。
現世社会においてよく耳にする「価値観」という言葉に翻弄され、ただでさえ生きづらい世の中に苦しむ心をさらに締め付けてしまっている様子が見て取れます。
その価値観に抗うことは、孤独(孤立)を意味している…
それを知っているからこそ「相応しい報い」や「相応しい愛」といった言葉で表されているのではないでしょうか。
一方で、この言葉の中には「尊ぶ(貴ぶ)」という意味もあります。
これは「自分の素直な気持ち」を意味していて、人間が生きていく上で何よりも先に大切にしなければいけないものである「尊厳」を表しています。
砂を払えば そう燃えている 燃えてるんだ
「Value」 Ado
この歌詞の中に、澱んだ社会の中に埋もれ、見失いかけていた「尊厳」というものが表されているのではないでしょうか。
それが「燃えている」… 何を意味するのか?
今を、自分を諦めない心だと筆者は考えます。
社会の価値観や他人の評価に惑わされ続けるなんてもうイヤだ…
自分の一番の理解者は「自分自身」であり、周りにあれやこれやと言われる謂れなどないし価値観を押し付けられる筋合いもない。
「意固地」だと宣われ、分かってもらえない生きづらさは続くのかもしれないけれど、だからといってマリオネットのような日々を過ごすのは、自分がなぜこの世に生まれ、生きているのかを全否定することになる。
自分の価値は、自分が一番よく知っている。
誰もがみな“唯一無二”の存在であるはず。
迷わず進む! 自分という人間を大切にしながら…
そんな想いが、歌詞に込められているのではないでしょうか。
これが、筆者がこの歌が現世に伝えたい想いの本質とした
自分だけが知っている本当の「Value(自分)」の真意です。
まとめ
今回は Ado さんの Value について
印象的な歌詞の意味を考察し
この歌が伝えたい想いの本質をお伝えしました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
※Adoさんの楽曲については、コチラの方も歌詞考察しています。
興味がある人は、ぜひともご覧ください。
コメント
ありがとうございます!
ゆみ さんへ
記事をご覧いただき、コメントもいただけるなんて
嬉しい限りです… ありがとうございます!