【メンタルエイド】
BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回あなたの心に届けたい楽曲は
LE SSERAFIM の CRAZY です。
この記事では「CRAZY」について
楽曲イメージや全編に亘って英語と韓国語で構成されている歌詞の中から
印象的な歌詞について筆者独自の視点から和訳(意訳)し、その意味を考察!
この歌が伝えたい想いの本質に迫ります。
どうぞ最後までご覧ください。
楽曲紹介ならびに楽曲を聴いた筆者のイメージ・感想
韓国の5人組多国籍ガールズグループ「LE SSERAFIM(ル・セラフィム)」が
2024年、彼女らの4作目のEPとして発表したこの曲。
全体を通して衝撃的な出会いに心がざわつき、やがては狂わされ
どうしようもないくらい恋に溺れる心情が描かれたポップチューン。
特に中盤に連呼される“CRAZY”は、繰り返されるにつれて声質が変化し
まるで大人の女性から少女に戻っていくかのようなイメージ。
あれこれ着飾るのを止めて、純真無垢な心に戻るといった印象を抱かせます。
心地よく刻まれるビートが躍動する心拍を
魅惑的なメロディラインが激しい心の揺れ動きを感じさせ
聴き込むほどに中毒性が高まる楽曲だと筆者は感じました。
歌詞の意味を考察!狂おしく抱きしめられたい…
さて、歌詞考察に入ります。
まずは印象的な歌詞をご覧ください。
Act like an angel and dress like crazy
「CRAZY」 LE SSERAFIM
All the girls are girling girling
All the girls are girling girling
All the girls are girling girling
All the girly girls
Da da da da da da da da da da da da da
「CRAZY」 LE SSERAFIM
Act like an angel and dress like crazy
Da da da da da da da da da da da da da
Ya 내 심장에 강림 Ya 私の心臓に降臨
「CRAZY」 LE SSERAFIM
넌 CPR같이 君はCPRのように
손대면 like 피카츄 触れたらピカチュウみたいに
백만 볼트 전기 it’s pumping 100万ボルトの電気 興奮する
I’m an otaku bestie 私はオタクな親友
미쳐 that candy’s sassy 狂った生意気な可愛い子뉴런의 체계를 갱신 ニューロンの体系を刷新
내 머릿속 감옥 탈옥했지 頭の中で考えるのをやめたの갈릴레오 ガリレオ
「CRAZY」 LE SSERAFIM
스스로 심판해 매일 自問自答する毎日
뇌속에선적당히 미치라 했지 脳内では適度に狂えと言ったのに
Why can’t you stop? なぜ止められないの?
몰라 육하원칙 따윈 제길 난 그런 재질 내 답은 make me super CRAZY
「CRAZY」 LE SSERAFIM
知らない 5W1Hなんてクソ喰らえ 私はそういうタイプ
私の答えは “私を思い切り狂わせて”
楽曲タイトル「CRAZY」は「狂っている」という意味ですが
何が狂っているのか?については、頭の中や心といったものが考えられます。
では、“何が(私を)狂わせているのか”についてはどうでしょうか?
歌詞に登場する言葉や人物などを見ながら、一緒に考えていきましょう!
最初に登場する「Act like an angel and dress like crazy」
“天使のように振舞いながら、狂ったように着飾る”とありますが、この部分は“見た目は奇抜であっても、中身はピュアな女の子”と考えても意味は通じるのではないでしょうか。
外見だけで判断せず、内面も含めて相手を見てみると
思いもよらない言動や何気ない仕草に胸がキュンとしたりするもの。
それが繰り返されることにとって、人は恋に溺れ狂わされていく…
こんな感じになるでしょう。
넌 CPR같이 손대면 like Pikachu
백만 볼트 전기 it’s pumping
CPRとは「心肺蘇生法」のこと。ピカチュウは「ポケモンの人気キャラクター」ですが、これだけでは歌詞の内容から意味を推察しがたいので、一連の歌詞を含めて考察すると“心が震え、ときめく”、“ビビビッと来た!”といった感じになると考えられます。
뉴런의 체계를 갱신
내 머릿속 감옥 탈옥했지
Galileo
上から順に直訳すると
「ニューロンの体系を刷新」「脳内監獄から脱獄」「ガリレオ」。
ニューロンとは「神経細胞」のことであり。脳内で情報伝達と処理に特化した細胞のことを指しています。脳内監獄から脱獄…平たくいえば「頭の中で考えるのをやめた」になるでしょう。
神経細胞を自らの意思で刷新し、頭の中で考えるのをやめたということは、置き換えると“自分自身の目で見たものや、心で感じたことを信じる”ということになるでしょう。
だからこそ、次の歌詞に「ガリレオ」が登場するのです。
ガリレオはイタリアの学者であり“天文学の父”とも呼ばれる人ですが、彼が遺した名言の中に“君は聞いたことを信じるだけで、どうして自分の目で確かめないのか”といったものがあり、この部分の歌詞は正にそれを表していると考えられますよね。
このことから、章の冒頭でお伝えした「何が(私を)狂わせているのか?」の答えは、“事の本質を視ないこと”であり“現世に蔓延る歪んだ社会通念や価値観”になるのではないでしょうか。
もっと相手の中身をしっかりと視ること。
歪んだ社会で刷り込まれたこれまでの価値観などを一旦脇に置き
事の本質、人の本心などに自らも純真無垢な“心眼”を以て向き合うこと。
それは、端的な言葉で“素直になること”に通じ、心を奪われたかけがえのない人への“素直な気持ち”を言葉にした時、筆者がこの歌が伝えたい想いの本質とした「狂おしく抱きしめられたい…」につながっていくと筆者は考えます。
몰라 육하원칙 따윈 제길 난 그런 재질
내 답은 make me super CRAZY
上から順に直訳すると「5W1Hなんてクソくらえ」「私を思い切り狂わせて」
意訳すると“体裁なんてどうでもいい。私を夢中にさせて”になるでしょう。
こういったことからも
狂おしく抱きしめられたい…といった心情が読み取れるのではないでしょうか。
まとめ
今回は LE SSERAFIM の CRAZY について
楽曲イメージや全編に亘って英語と韓国語で構成されている歌詞の中から
印象的な歌詞について筆者独自の視点から和訳(意訳)し、その意味を考察!
この歌が伝えたい想いの本質に迫りました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
※LE SSERAFIMについては、他にも歌詞考察を行っている楽曲があります。
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