【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回、あなたの心に届けたい楽曲は
水曜日のカンパネラ の エジソン です。
歌詞の意味を考察し、この歌が伝えたい想いの本質をあなたに届けます。
TikTokで大人気!フラットな中にも独特なリズムが耳に残るメロディー
2012年結成。歴史上の人物や昔話などのテーマを独自の音楽性で歌い「演じる」ことで注目されている日本の男女混成3人組音楽ユニット、水曜日のカンパネラが2022年に発表したこの曲。
あまり抑揚のないフラットなメロディーながらも独特のリズムが耳に残り、ふとした時に口ずさんでしまう程の中毒性のある曲です。
多くのTikTokerや高校生を中心に思い思いの踊りでこの曲を表現されているので、人気と注目の高さが感じられますね。
さて、次の章では「歌詞考察」を行っていきますが
この曲が発表された当初からSNSやYahoo!にこういったコメントが寄せられています。
筆者の歌詞考察が、この疑問への答えになるかは計り知れませんが
この曲が伝えたい想いの本質が、現世につながるものなのは確かです。
ジソン心とはエジソンの生き様とする真意を、この後お伝えします。
歌詞の意味を考察!ジソン心とはエジソンの生き様
それでは歌詞考察に入ります。
1つ1つの歌詞を細かく深掘りするよりも
全体を通して考察する方が分かりやすいので
皆さんもそのことを踏まえてご覧くださいね。
踊る暇があったら発明してえ
歌う暇があったら発明してえ
ライブのブッキング蹴って発明してえ
そんな発明王にオレはなる
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/wednesday-campanella/edison/
この部分が、TikTokでよく耳にする部分になります。
エジソンとは、皆さんご存知の発明家「トーマス・エジソン」のこと。
傑出した発明家で、生涯に約1300もの発明と技術革新を行った人。
蓄音機(今でいうiPotの元祖)や白熱電球、活動写真(映画)などを発明したことで知られ、歴史の教科書や偉人伝などでも見たり読んだりしたことがあるでしょう。
エジソンは幼い頃から異常なまでに好奇心が旺盛で、何かにつけて「どうして?」といった疑問を抱き、そのことに昼夜問わず時間を忘れて没頭することが大人になっても毎日のように繰り返されていたことから「彼の時計には針がない」と噂された程…
ゆえにこの曲の全容は
そのエピソードを現世に広がる社会背景に織り交ぜて表現していると考えられます。
そのことは、この部分の歌詞で理解することができます。
幼少期の頃から
家で聴いてた音楽はハウスミュージック
サブスクのプレイリスト聞いて
曲ディグったならクラブで DJ
パソコン開いたならDTM ソフトは Ableton Live
だけど今作りたいのは蓄音機
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/wednesday-campanella/edison/
YouTubeを見て得る 1%のひらめきインスピレーション
SNS通して繋がる発明家のコミュニケーション
インスタ映え狙った投稿
webニュースで情報収集
間違いなくこれからの時代来るのは活動写真
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/wednesday-campanella/edison/
この曲のラップ部分の歌詞です。
先程お伝えした「エジソンが発明したもの」が最後のフレーズに入っていますが、ここまでにつながる歌詞は現世において広がっているものですよね。
時代を超えて受け継がれる想い。
そしてその想いを具現化して発展する技術。
エジソンが本当に伝えたかった想いが
21世紀にどれだけ反映されているのかは分かりませんが
この曲を通して「エジソンの生き様」を知るきっかけにはなると筆者は考えます。
踊るエジソン 自尊心
歌うエジソン ジソン心
踊るエジソン 自尊心
歌うエジソン ジソン心
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/wednesday-campanella/edison/
この曲のサビの部分に登場する
「自尊心」と「ジソン心」
自尊心の方はいうまでもなく「他人からの評価ではなく、自分が自分のことをどう思い、どう感じるのか」という心のこと。現世を生きる人たちにとって今、本当に必要とされるものではないでしょうか。
- ◎他人の言動に振り回され、自分を見失いがちになっている…
- ◎誰にでも可能性は無限にあるはずなのに、初めから無理だと諦めてしまう…
- ◎マイノリティーを悪だと勝手に思い込み、自分の考えや意見をしまい込む…
そんな想いや考えが、自分という唯一無二の存在をある意味否定してしまっていることへの警鐘。
それが「ジソン心」の方だと筆者は考えます。
エジソンは幼い頃から異常なまでに好奇心が旺盛だったとお伝えしましたが、そのことで周りの大人たちからはあまり良く思われはしなかったようです。
しかしながら失敗しても挫けない、あくなき探究心と努力、そして類まれなるひらめきによって形作られた多くの発明は、今を生きる人たちにとって欠かせないものが殆んどではないですか?
自分の想いに正直に、ひたむきに生きる心をしっかりと胸に抱いて進んだ先には、多くの人たちの安心と笑顔がある。
そのことを、身を以て証明してくれたエジソンの「生き様」を
現世につながる想いとして「ジソン心」との言葉で表現しているのではないか。
これが、この歌が伝えたい想いの本質を
「ジソン心とはエジソンの生き様」だとした筆者の真意です。
まとめ
今回は
水曜日のカンパネラ の エジソン について
歌詞の意味を考察し、この歌が伝えたい想いの本質をお届けしました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
コメント
長々書いてるけどそんなに深い意味はないと思うよ
簡単に言うと「発明に集中してえわ」って思ってるエジソンがたまたまサークルでやったバンドが流行ってしまったが故に「発明する時間も余裕もねえわ」って言ってる曲でしょ
ただ「踊ったり歌ったりする暇があるなら発明してえ」とまで言ってるのに作りたいのはもう遠の昔に時代遅れになった蓄音機や活動写真っていうところが皮肉なんだよ
結局のところ黙ってバンドしとけばいいやんていう
彼がつくった音楽もバンドがバズったのも全て現代文化のお陰なのに、それを捨ててまで作りたいのは超プロトタイプ
貴重なご意見ありがとうございました。
一見無意味なように思えることであっても、突き詰めて考えると意味を成すこともあると考えます。
どんな音楽であってもただ聴き流すだけの音楽はこの世には存在せず
伝えたい想いがあるからこそ歌詞を曲に乗せて伝えているのではないでしょうか。
捉え方は様々。価値観も様々。
今後もジャンルを問わず、私の視点から捉えた歌詞考察を続けてまいります。
何卒よろしくお願いいたします。