【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回あなたの心に届けたい楽曲は
asmi さんの PAKU です。
TikTokで人気と注目度の高いこの歌。
歌詞の意味を考察し、この歌が届けたい想いをあなたに届けます。
TikTokで大バズり!ふわふわした中にあるアンビバレントな感情を表現したメロディー
2019年にデビューした、大阪府出身の日本の女性シンガーソングライター
asmiさんが2022年に発表したこの曲。
『PAKU』は癖のある楽しい曲。 聴けば聴くほど味が出てくる、耳を凝らせば凝らすほど、いろんなところに仕掛けがいっぱいある曲なので、そこにも注目しながら聴いて、どんどんのめり込んでいってほしいなと思います。
asmiさんは、この楽曲についてこんな風に想いを語っています。
ポップでキュートなファンクミュージック。
そして囁くように歌う歌声が心地よく耳に残りますよね。
それは単なるウィスパーのような雰囲気ではなく
しっかりとした歌声になっているからだと筆者は感じます。
ふわふわした中にも芯がしっかりとした女の子が抱くアンビバレントな感情を巧みに表現したメロディーとも相まった中毒性の高い曲なのではないでしょうか。TikTokでの人気と注目度の高さも頷けますよね。
さて、次の章では「歌詞考察」を行っていきますが
この曲についてSNSやYahoo!にこういったコメントが寄せられています。
筆者がこの疑問への答えができるかは計り知れませんが
この曲が伝えたい想いの本質が、現世につながるものなのは確かです。
「パクっとしたいのはこの世の不条理」だとする筆者の真意を、この後にお伝えします。
歌詞の意味を考察!パクっとしたいのは「この世の不条理」
さて、歌詞考察に入ります。
ラップ部分の多い歌詞ですので細かく深掘りするよりも
全体を通して考察する方が分かりやすいと筆者は考えます。
そのことを踏まえて皆さんもご覧くださいね。
パクっとしたいわ
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/asmi/paku/
端から端まで結ばれたいな
パクっとしたいわ
指先と言葉で伝えたいな
パクっとしたいわ
ワガママかも知れないアンサーで
パクっとしたいわ
どっちもどっちにしたいな
この部分がTikTokで流れている部分になります。
- ◎端から端まで結ばれたい
- ◎指先と言葉で伝えたい
- ◎ワガママかも知れないアンサーでどっちもどっちにしたい
この部分は大サビにもあります。
パクっとしたいわ
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/asmi/paku/
音から意味まで結ばれたいな
パクっとしたいわ
確かなことだけ見つからないや
パクっとしたいわ
各々から繋がるアンサーで
パクっとしたいわ
どっちもどっちにしたいな
- ◎音から意味まで結ばれたい
- ◎確かなことだけ見つからない
- ◎各々から繋がるアンサーでどっちもどっちにしたい
意味からすれば「パクっとしたいもの」を並べているだけようですが
深掘りすると、これらはすべて「何かをパクっとした後にできること」へと意味は変化します。
並んでいる言葉は、決してネガティブではなくポジティブなもの。
ということは「ネガティブな何かをパクっとすることでポジティブな想いになれる」ということではないかと筆者は考えます。
では「ネガティブな何か」とは?
それが「この世の不条理」だということです。
なぜそうなるのか?
歌詞の中に、その答えがあります。 この部分です。
ただただ問答 間違ってんのはどっち?え?
スマイルは 0円です でも心はすり減ってくようです
あ~あ、満身創痍意気消沈ローリングサンダー頑徹 Moving
ドーランペインティング本当のフェイスに誰が気付いてんだ
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/asmi/paku/
冗談めいた言葉で案外本心です だって
歌ってそういうもんでしょ、ってネットの掲示板で読んだよ
腐ってる日常なんとか生きてけそうかもしれない
どうかと思うけどこれが私?ああ言えばこう言う?
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/asmi/paku/
1番のサビへとつながるラップ部分になります。
毎日笑顔でいようとすれば、自分の本当の感情とは裏腹であり
周りに振り回され、心も身体も疲れてしまう…
そんな自分を隠してメイクなどをするけれど
上っ面だけを見ている人には「メイクした私」しか見えていないし
苦しみなどを抱えている自分の気持ちなど分かるはずがない。
今の世の中は、何事においてもそう…
☆目に見える物だけで評価して、目に見えない物は「無いもの」とする。
☆自分の価値観だけにしがみつき、他人の価値観などお構いなし。
☆塞ぎ込んでいれば「うっとうしい顔してないで笑え」といわれ
笑顔でいれば「ヘラヘラ笑ってるんじゃない」といわれる…
冗談めいた言葉でオブラートに包み
本心を伝えようとすることが既にダルい…
どうしてこんな想いを抱き続けないといけないのか?
ああ言えばこう言う?
そうだよ。
あなたたちがそう言うからこう言うんだよ!
歌詞の中にある想いを表すと、こんな感じになるでしょう。
そして、赤字で示した部分が「この世の不条理」であり
これをパクっと呑み込んでしまうことで本当の自分をありのままに表現できる…
「パクっとしたいのは、この世の不条理」だとした筆者の真意は、ここにあるのです。
恋愛を含めた人間関係においては
何事においても事の本質を視ずに固定観念などの枠にはめて比べ
枠から外れたものや多数派でないものを低くあしらうような世の中…
そんな世の中の不条理を「PAKU」っと呑み込んで、本当の自分で生きていきましょうとの想いを、asmiさんは「PAKU」という楽曲の可愛さの中で伝えたかったのではないかと筆者は考えます。
まとめ
今回は
asmi さんの PAKU について
歌詞の意味を考察し、この歌が伝えたい想いの本質をお届けしました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
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