【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回あなたの心に届けたい楽曲は
Dreams Come True の Kaiju です。
印象的な歌詞の意味を考察し
この歌が伝えたい想いの本質にお伝えします。
どうぞ最後までご覧ください。
楽曲紹介ならびに視聴した筆者のイメージ・感想
1988年に結成、1989年3月21日にメジャーデビューを果たし
2024年でデビュー35周年となる日本のポップロックバンド
Dreams Come Trueが発表したこの曲。
楽曲は、2024年夏に公開予定となる
美術造形家・村瀬継蔵総監督、鈴木梨央主演の特撮映画
「カミノフデ~怪獣たちのいる島~」の主題歌として書き下ろされたものです。
概要・あらすじ
特殊美術造形家・時宮健三の孫娘・時宮朱莉(鈴木梨央)は、亡き祖父のお別れ会に訪れた際、特撮ファンである同級生の城戸卓也(楢原嵩琉)と再会。同じくして時宮が製作した映画「神の筆」の出演予定者だった穂積と名乗る若い男と出会う。おもむろに鞄から映画の小道具である筆を手に取り「世界の消滅を防いでください」と告げる穂積。ふと気づくと彼らは「神の筆」の世界に入り込んでいた。そこには映画に登場しないはずの怪獣ヤマタノオロチがこの世界のすべてを破壊し尽くそうと… 引用元-Wikipedia
奏でられる幻想的なメロディーラインと、緩急を巧みに操る吉田さんの歌声が物語に登場する人々の心情をイメージさせ、聴き込むほどにその世界観に惹き込まれていく…そんな楽曲だと筆者は感じました。
楽曲タイトルから歌詞に込められた想いを探る
楽曲タイトル「Kaiju」
特撮映画であり、内容を見ても「八岐大蛇(やまたのおろち)」が登場することなどから「Kaiju」が意味するものは「怪獣」であることは明白。であればタイトルも「怪獣」で良いはずなのに、なぜ「Kaiju」なのか?興味が湧くところですよね。
おそらくではありますが、タイトルが意味する「Kaiju」は単に「怪獣」ではなく、映画の内容を踏まえ、現世へ向けてのもう1つの「Kaiju」にあるのではないかと筆者は考えました。
それは何なのか? 「懐柔」です。
相手を手なずけて自分の思い通りに事を運ぶことを意味する「懐柔」。
これを現世に置き換えて考えてみると如何でしょう?
相通じるものがあるのではないでしょうか。
個性豊かな怪獣たちが生息する島において傍若無人な振舞いで、果てには世界を破壊しようとする八岐大蛇に「神の筆」なる鉄槌を降し、現世に安息を取り戻し、真の未来を切り開いていく…
今、お伝えした内容について怪獣たちを「私たち」とし、生息する島を「日本」、八岐大蛇を「世界を牛耳る輩」と捉えれば、筆者のいう「もう1つのKaiju」を「懐柔」とした意味が分かることでしょう。
真の未来を切り開くために心を「怪獣」と化すことによって
慢心し「懐柔」した輩たちに立ち向かおう!
深掘りすると、そんな想いが込められているのではないかと筆者は考えます。
そういった視点から、歌詞を考察していきたいと考えますので
皆さんもその心積もりでご覧くださいね!
歌詞の意味を考察!闇を抜け、虹を渡った先にある真の未来
さて、歌詞考察に入ります。
全文については、コチラをチェックしてください。
筆者が印象的と感じた歌詞。
Kaijuという言葉が登場する部分になります。ご覧ください。
僕らはKaijuを創った Kaijuは知られた
言葉も通じない多くの場所で
情熱を注いだ 長い月日が経って
Kaijuはあちこちで生きている
僕は知った
僕はKaijuだ Kaijuは君だ どこへでも行って さぁ暴れろ
どんな時代でも どんな時空でもひとっ飛び
あざやかに生き続けろ
それは僕だ それは君だ
僕はKaijuだ Kaijuは君だ
想像/創造の羽は 誰にも渡すな
「Kaiju」 Dreams Come True 引用元-Uta-Net
Kaijuというキーワードに視点を置いてみると
前半部分と僕については「懐柔」、君については「怪獣」を表し
最後の歌詞においては僕も君も「怪獣」を表していると筆者は考えます。
怪獣といっても闇雲に暴れまくる「獣」ではなく、しっかりと良識を重んじ、豊かな感情を持った「人間」を意味していることが「あざやかに生き続けろ」や「想像/創造の羽は誰にも渡すな」といった歌詞からも読み取れるでしょう。
そういったことを踏まえた筆者の考察は、こんな感じになります。
イマジネーションを働かせながらご覧くださいね。
それでは、スタート‼
個性豊かな人々が暮らす世の中。
誰もが幸せを噛みしめる一方で
妬みや嫉みから生み出される邪な感情と欲望。
それは想像をはるかに超えるまでに膨れ上がり
「懐柔」に満ち溢れたモンスターへと変貌してしまった…
そんな輩たちが支配する世の中が、闇をより一層深くしている。
幸せだった過去にはもう戻れないかもしれない
目の前に広がる社会の闇に呑まれ
何処にも光など見えなくなってしまっている。
それを創ったのは僕だと気づいたのは、君に出会えたからなのだ。
「懐柔」心を抱いた僕が、幼い頃のような素直な気持ちで未来を語るなどできない。そう思い込んでいたけれど、君が語る熱い想いと未来への夢が、僕に「人の心」を取り戻してくれた。
闇を抜けた先には眩いほどに輝く虹の橋があると聞く。
その虹の橋は目に見える7色と目に見えない1色でできている。
その「目に見えない1色」言葉でを表現するとしたら、それは…
「赤い糸」であり「絆」…
真の未来を切り開くために
心を「怪獣」と化すことによって
慢心し「懐柔」した輩たちに立ち向かおう!
これが、筆者がこの歌が伝えたい想いの本質とした
闇を抜け、虹を渡った先にある真の未来 の 真意 です。
まとめ
今回は Dreams Come True の Kaiju について
印象的な歌詞の意味を考察し
この歌が伝えたい想いの本質をお伝えしました。
「怪獣」と「懐柔」2つの意味で「Kaiju」という楽曲を聴いてみると
より一層楽曲の世界観を深く味わえるのではないでしょうか?
ぜひ一度、じっくりと聴いてみてください!
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
コメント
考察素敵でした私は純粋に、美和ちゃんから村瀬監督たちへの怪獣を作ってきた歴史へのリスペクトを感じていました。怪獣は、世界に知られてKaijuと呼ばれみんなの心に残るものとなり、これから先も世界をいつまでも飛び続ける、その村瀬監督たちが考えてきたような想像の世界を子供たち、大人たちも忘れずに生きて欲しいと歌われている気がしています✨