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【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
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今回、あなたの心に届けたい楽曲は
松田聖子 さんの 瑠璃色の地球 です。
歌詞の意味を考察し
この歌が伝えたい現世につながる想いをあなたに届けます。
心の中を覆う闇を祓い去り、未来への夜明けを感じさせてくれる歌
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瑠璃色の地球は1986年、松田聖子さんが当時24歳の頃に発表された
彼女の13枚目のアルバム「SUPREME」の一番最後に収められた曲。
(2020年に「瑠璃色の地球2020」としてデジタル配信されています)
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ゆったりと流れるメロディーと少しあどけなさの残る歌声は
疲れ切った心に沁み渡り、優しく包み込んでくれるように感じます。
楽曲全体としては、透明感のある歌声によって時に人々の気持ちを高揚させ、希望に満ち溢れる未来を予感させてくれますし、人々の気持ちを癒し「真心」の大切さに気づかせてくれる。
そんな楽曲です。
歌詞の意味を考察!未来への夜明けは今を諦めないこと
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さて、歌詞考察に入ります。
愛する人との会話の中で気づく「生きることの意味」、母なる星「地球」に抱かれている生きとし生けるものすべての優しさやぬくもりを感じる歌詞を一緒に見ていきましょう。
夜明けの来ない夜は無いさ
引用元-lyricjp
あなたがポツリ言う
燈台の立つ岬で
暗い海を見ていた
悩んだ日もある 哀しみに
引用元-lyricjp
くじけそうな時も
あなたがそこにいたから
生きて来られた
朝陽が水平線から
引用元-lyricjp
光の矢を放ち
二人を包んでゆくの
瑠璃色の地球
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様々な喜怒哀楽の中で日々を過ごしている私たち。
喜びや楽しみよりも悲しみや怒りが感情を支配する世の中で
唯一の希望の光… それは愛する人の存在。
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もしかしたら自分なんかよりもずっと大きな怒りや悲しみを背負っているのかもしれないけれど、いつも側にいて優しさやぬくもりを感じさせてくれる…そんなかけがえのない人のいう「夜明けの来ない夜はないさ」ほど説得力のある言葉はありませんよね。
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何度も何度も打ちひしがれながらも、夜明けを信じて進む…
どんなことがあっても輝きを失わない地球という名の星で
未来へと続く愛と自らが抱く夢が叶うことを信じて、一緒に育んでいこう。
そんな想いが読み取れます。
続きを一緒に見ていきましょう。
泣き顔が微笑みに変わる
引用元-lyricjp
瞬間の涙を
世界中の人たちに
そっとわけてあげたい
争って傷つけあったり
引用元-lyricjp
人は弱いものね
だけど愛する力も
きっとあるはず
ガラスの海の向こうには
引用元-lyricjp
広がりゆく銀河
地球という名の船の
誰もが旅人
泣き顔が微笑みに変わる瞬間の涙とは「幸せを実感した時の涙」と考えられます。
それは、散々打ちひしがれてきた自分の夢が叶った時や愛する人からプロポーズを受けた時など様々ではありますが、この瞬間の涙は最もピュアなものではないでしょうか。
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混じりっ気のない清らかな涙の滴。
幸せが詰まったその滴が集まり世界中の人の悲しみや苦しみを癒す程の力になれば…
格差などでマウントを獲ることに血眼になるといったくだらない争いなど無くなる。
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宇宙を見てみれば地球は単なる1つの惑星であり、ちっぽけな存在。
そんな中でいがみ合い、傷つけ合って何になる?
お互いのことを認め合い、想いを温め合って心を癒し
愛し合う人たちは優しい笑顔を交わし合い、夢を追う人にはそっと背中を押し支える。
ひとつしかない
引用元-lyricjp
私たちの星を守りたい
ブリッジ部分で歌われるこのフレーズ。
「星」とはもちろん「地球」のことではありますが、この星に生まれ人生を歩んでいく人たちにおいては「星」の意味するところはもっと多くあると筆者は考えます。
星の部分に「愛」や「夢」、「命」などの言葉を入れても意味は通じますし「守りたい」を「護りたい」と置き換えて考えてみれば、この歌が伝えたい想いの本質が見えてくるのではないでしょうか。
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どんな社会や世の中になっても、愛や夢、希望を一緒に温めてくれる人がいる。
この星が輝きを失わない限り、未来もきっと輝きを放ち続ける。
そのことを信じ、今、目の前にある幸せを大切に生きよう。
このフレーズには、そんな想いが込められているのではないでしょうか。
筆者がこの歌が伝えたい現世につながる想いの本質を
未来への夜明けは今を諦めないこと とした真意がここにあるのです。
まとめ:筆者の体験談を含む総合考察
今回は 松田聖子 さんの 瑠璃色の地球
歌詞の意味を考察し
この歌が伝えたい現世につながる想いの本質をお届けしました。
結びとして、筆者の体験談を含めた「総合考察」をご覧いただき
今回の歌詞考察を終えたいと考えます。
歩き続けることを止めないで欲しい。 それがたとえどんなに小さな一歩であろうとも。
小学2年生の頃、筆者の恩師がよく口にしていた言葉です。
当時の私は、その意味をはっきりとは理解できませんでした。
でも、成長するにつれ、何かある度にこの言葉を思い浮かべていました。
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思春期や青春時代を過ごし、成人となった日。
祝辞を述べていた何処かの偉い人が、壇上から私たちにこう話したのです。
今日から皆さんは、晴れて成人となり、大人の仲間入りをする訳です。 大人としての言動や立ち振る舞いが求められます。 いつまでも子どもではいられないのです。 大人になることは、子どもであることを諦めるということ。 立派な大人になって、社会に貢献する人になってください。
私はこの言葉に、強烈な違和感を抱きました。
確かに20歳といえば、年齢や肉体からも子どもではないのは分かりますが
夢や希望を抱くことについては、年齢や性別を問わず誰にとっても大切なこと。
そうすることが、生きていくことへのモチベーションになっていると私は考えます。
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幼い頃から抱いている夢、未来に向けて持ち合わせたポケットいっぱいの希望。
それすらも諦めなければ、その人のいう「大人」にはなれないのでしょうか。
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夢を諦め、希望を捨て去り、物を言わず、社会に従順に日々を過ごしていく…
そんな脱け殻のような人生など、誰が望むでしょうか。
筆者はその時、こう思いました。
幼き頃の夢を心に抱き
時には心の引出しから取り出して
今の自分を見つめ直す
夢を追い続ける姿を
夢が叶う喜びを
一緒に分かち合うために進む姿を言動に移す
それが、本当の大人の姿である。
その思いが確信に変わったのが、この曲との出会いからでした。
筆者の座右の銘が「夢をあきらめない」になったのは、この曲との出会いから。
ものすごく遠回りをして今、自分のやりたいことに辿り着くことができたのは
未来への夜明けを信じて今を諦めなかったからだと確信しています。
どんな人生を歩んでいるにしても
自分が抱く夢を諦めることなく進む姿は
必ずあなたを輝かせます。
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そしてそれが、たとえどんなに時間がかかるにしても
あなたの未来を明るく照らしてくれるはず。
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生きていると、いろんなことがあります。
嬉しいことや楽しいことばかりではなく、悲しいことや辛いこともありますよね。
燦燦と輝く陽の光が眩しい時もあれば、長い長い夜を過ごす時もあるでしょう。
でも…この曲を聴いて、何かを感じ取ったあなたであれば
この言葉の意味するところが分かるはず。
夜明けの来ない夜は、ありませんよね。
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BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
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