【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回あなたの心に届けたい楽曲は
Tani Yuuki さんの もう一度 です。
TikTokでの本人歌唱による配信で話題の
この歌の歌詞の意味を考察し
この歌が伝えたい現世につながる想いをあなたに届けます。
滑らかなメロディーラインと優しく寄り添うような歌声が心に沁みる楽曲
YouTubeやTikTokを中心に
2015年8月より音楽活動を続けている
Z世代の日本のシンガーソングライター
「Tani Yuuki」さんが2022年に発表したこの曲。
TikTokでのLIVE配信以前から、SNSなどを通じて話題になっていたようですね。
「もう一度」という楽曲やタイトルへの想いなどを
Tani Yuukiさんは、次のように語られています。
ここ数年で世の中の空気も一変してしまいましたが
もう一度、一緒に手を取り合ってともに進んでいこう
というメッセージを込めた力強い楽曲になっています。
是非聴いてください!
全体を通してピアノが主旋律を奏でる滑らかなメロディーラインと
優しく寄り添うような歌声が心に沁みる楽曲です。
どことなく「W/X/Y」と似通っている印象もあり「W/X/Yの続編」と捉えている人も多いようですが、この歌の世界観は「それ以上」のものを感じますし、恋愛だけには止まらない壮大なヒューマニズムをも感じさせる「名曲」だと筆者は考えます。
歌詞の意味を考察!輝く未来を変わらない笑顔に託して
さて、歌詞考察に入ります。
先程お伝えしたように壮大なヒューマニズムを感じる素晴らしい歌詞。
1番から一緒に見ていきましょう!
ねえ いつになれば 君に逢えるの?
ねえ いつになれば 世界は戻るの?
あとどれくらい続いてくのだろう
とても暗い足元の日々よ
ごめん、辛い。目に見えぬ恐怖に
心砕かれて諦めてしまいそう
「もう一度」作詞作曲/Tani Yuuki
手を取り合いもう一度 共に夜明けを迎えよう
終わりの無い不安も 戻りはしない時間も
抱きしめて進むから
手を取り合いもう一度 共に願いを叶えよう
孤独に耐えた日々も 誰かのための一歩
あの日の笑顔に会いに行こう
「もう一度」作詞作曲/Tani Yuuki
一見すると今般の感染症が蔓延する現世がイメージできます。
先の見えない不安に怯えながら過ごす日々。
誰かに想いを伝えたくても
スマホやオンラインの画面越しか声だけでは十分には伝わらない…
今の私たちに必要なのは「ヴァーチャル」ではなく「リアル」
大切な人を守るために、映像や声で我慢しろなんてナンセンス。
大切だからこそ側にいて、想いを確かめ合わなければいけないのだ。
手を取り合って一緒に進もう。
過ぎ去った日々、拭い去れない不安はあるけれど
愛する人、大切な人と一緒ならどんなことも乗り越えていける。
悲しみや苦しみを分け合い、喜びを分かち合いながら
輝く未来を変わらない笑顔に託して進もう!
こんな感じになるでしょう。
続いて2番の歌詞を一緒に見ていきましょう。
ねぇ 知ってるよ 先が見えていないこと
ねぇ 知ってるよ 元には戻らないことあとどれくらい続けられるだろう?
「もう一度」作詞作曲/Tani Yuuki
声のない心の叫びを
ごめん、辛い。が浮かばれないでしょ
諦めてしまえば そこで終わりなの
手を取り合いもう一度 友に願いを捧げよう
失われた命 この祈りよ永遠に
忘れずに刻むから手を取り合いもう一度 僕は誓いを歌うよ
次の世代の誰か 僕らの子供達が迷わず歩いて行けるように
「もう一度」作詞作曲/Tani Yuuki
2番の歌詞では、現世に続く混とんの中で必死に生きる姿が見て取れます。
先が見通せないくらいに澱み、閉塞感漂う社会に絶望し動けないでいる…
後どれくらいこの状況が続くのか? そんなことばかり考えてしまう日々…
でも、立ち止まっている訳には行かない!
多くの人が苦しみの中で失っていった命や想いを決してムダにしてはいけない。
手を取り合って、笑顔で前へと進むのだ。
笑顔でいられなかった人の分の笑顔も
伝えたくても伝えられなかった想いもすべて胸に抱き
どんな時もあなたの笑顔を護る と 心から誓い叫ぶのだ。
次の世代の子どもたちが笑顔でいられる世の中であるために
そして、愛する人と一緒に「ありのままの笑顔」を取り戻すために…
こんな感じになるでしょう。
そして、歌はCメロからブリッジへと向かいます。
手を取り愛をもう一度 枯れた世界を繋げよう
壊れないように 失くさないように
抱きしめて進むから手を取り合いもう一度 僕ら何度も歌うよ
世界中のどこか 歌を聴いた君が
笑ってくれるようにもう一度、もう一度
「もう一度」作詞作曲/Tani Yuuki
赤字で示した部分だけサビとは違った表現になっています。
この部分にこそ、この歌が伝えたい想いの本質があると筆者は考えます。
悲しみや不安、恐怖と絶望によって何もかもが朽ちて枯れ果てた世界に
愛する人と一緒に手を取り合いながら、愛という名の水や光、笑顔をもう一度注ごう!
そしてその想いを繋げていこう!
もうどうしようもないと思った社会は浄化され、眩い程の光と共に輝く未来へと誘ってくれるはず。
あなたの笑顔が、愛する人だけではなく誰かの笑顔へとつながっていく。
これが「輝く未来を変わらない笑顔に託して進もう!」の真意になるのです。
まとめ
今回は Tani Yuuki さんの もう一度 について
歌詞の意味を考察し
この歌が伝えたい現世につながる想いをお届けしました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
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