【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回、あなたの心に届けたい楽曲は
櫻坂46 の その日まで です。
歌詞の意味を考察し
この歌が本当に伝えたい想いの本質をお伝えします。
夢に向かって進む旅立ちの背中を押している疾走感溢れるメロディー
2022年10月に発表されたこの曲。
ギターチューンと共に始まるサビ先は、悲しみではなく新たな旅立ちへの強い決意を印象付け、AメロからBメロではこれまで歩んできた日々を回想し、サビの部分では惜別と感謝の気持ちを胸に次のステップへと踏み出していく様が、疾走感溢れるメロディーラインに乗せて描かれています。
楽曲全体で夢に向かって進む旅立ちの背中を押しているイメージ。
ある意味において、山口百恵さんが歌った
「さよならの向こう側」の令和版といった印象を筆者は感じました。
次の章は「歌詞考察」
全体を通して、長年キャプテンを務めてきた「菅井友香」さんのメンバー卒業についてのメッセージとして綴られている印象が強くありますが、本当に伝えたい想いの本質は他にあります。
その真意についてもお伝えしますので、どうぞ続きをご覧ください。
歌詞の意味を考察!すべての人が笑顔になれる「その日まで」の真意とは?
この歌の本質は「卒業メッセージ」ではありますが
歌詞を考察していくにつれて単なる「卒業メッセージ」ではないことがはっきりとしてきます。
結論を先にいえば表題にある「サヨナラはすべての人が笑顔になれるその日まで」になるのですが、その真意について、これからお伝えしていきますので歌詞を一緒に見ていきましょう。
サヨナラ サヨナラ サヨナラ
「その日まで」作詞/秋元康
悲しくなんてないよ
だって いつかは会えるでしょう その日まで
冒頭部分の歌詞です。
「さよなら」ではなく「サヨナラ」としているのは
「決してこれがすべての終わりではない」ことを伝えたいからではないかと筆者は考えます。
平仮名で「さよなら」とした場合の悲しみの深さではなく「サヨナラ勝ち(負け)」などに代表される「喜びや悲しみを越え次へと向かうポジティブなイメージ」の「サヨナラ」を使うことで、多くの人の想いを胸に前を向いて進んでいく姿が想起されますよね。
ここからは、歌詞の中に「卒業についての菅井さんの想い」が綴られていきます。
続きを一緒に見ながら、どんどん考察を進めて行きましょう。
そう この場所は心地いい
すべてが見慣れた景色
何かを望めば どんなものも
手に届くけどこんな環境に甘える自分を
「その日まで」作詞/秋元康
許せなくなってしまう前に 決心した
今日までのものは ここに置いて行こうって
手ぶらの方が 自由に生きて行けそうで…
今 思い出がはらはらと
瞳の奥から落ちる
新しい夢は 古い夢と
引き換えにして仲間がいることは心強いけど
「その日まで」作詞/秋元康
ここから一人で歩き出すタイミングだ
真っ暗な道の 先が見えなくても
胸は高鳴り 希望の光を信じる
1番と2番のAメロ、Bメロ部分の歌詞…
この部分のすべてが、菅井さんの想いになると筆者は考えます。
ですから、余計な言葉は要れずにこのまま想いを感じ取ると良いでしょう。
画像引用元-modelpress、チェケラ!
「欅坂46」:2015年8月21日から2020年10月13日まで
「櫻坂46」:2020年10月14日から今日に至るまで
ずっと「キャプテン」として重責を担ってきた彼女。
グループに対する想いは誰よりもあるでしょうし
今後の未来を考えた時、自分がその場にいないことに寂しさもあることでしょう。
しかしながら、彼女は旅立ちを選んだ。
自分を含めたメンバーそれぞれが抱く想いは、どんなカタチになっても変わらないから。
その想いとは… それが、この歌が本当に伝えたい想いの本質になります。
紆余曲折があっても、仲間と共に過ごした約8年間の軌跡は彼女にとって大切な宝物。
それはメンバーだけではなく、歌を通じて心を癒され
勇気を与えられた人たちの想いも含まれている。
今度は遠くから、近くから、その想いをカタチに変えていきたい。
旅立ちを選んだことに後悔はしない。
それぞれが、今よりもっと大きく成長するために…
ねえ ずっと私を待ってて
ねえ 忘れない あなたを…「その日まで」作詞/秋元康
共に笑い、共に泣き、共に悩み苦しみ、喜びを分かち合い支え合った日々を忘れない。
新たに進む道で少しずつ成長していく私を見守っていてほしい。
そしてまた、お互いが成長した先にある「その日」まで
サヨナラを「スタートの合図」にして、しっかりと歩んでいくから…
こんな想いが、ブリッジ部分の歌詞から見て取れます。
そして、下線部分で示したお互いが成長した先にある「その日」。
それが「すべての人が笑顔になれる日」だと筆者は考えます
なぜ、そう考えるのか?
この楽曲のサビの部分。
菅井さんからのメッセージに、その真意があります。
じゃあね じゃあね じゃあね
「その日まで」作詞/秋元康
笑って手を振りながら
あなたの心の片隅に残りますように…
ごめんね ごめんね 勝手なこと言って
でも大人になるためには 見送って…
祈って 祈って 祈って
「その日まで」作詞/秋元康
しあわせな未来…
今日の別れを後悔なんてしないように
絶対 絶対 脇目も振らずに
ただ全力で進むだけ その日まで
今度会うときにはまた笑顔で会いましょう。私の笑顔を忘れないで…
あなたの笑顔も忘れないから。
お互いの幸せを祈り合いましょう。私の幸せはあなたの幸せ…
どんな時代になろうとも、必ず未来を輝かせましょう。
その日を信じて、私もずっと笑顔でいるから…
こんな想いが込められていると筆者は感じます。
そして、最後のフレーズ。
サヨナラはその日まで
「その日まで」作詞/秋元康
どんな世の中になっても、決して笑顔を忘れてはいけない。
支え合い信じ合った大切な人たちの笑顔を失わせる訳には行かない…
その想いを胸に、今は「サヨナラ」とだけ伝えます。
この言葉は「すべての人が笑顔になれるその日まで」の約束…
こんな感じになるでしょう。
筆者がこの歌が本当に伝えたい想いの本質とした真意はここにあるのです。
まとめ
今回は 櫻坂46 の その日まで
歌詞の意味を考察し
この歌が本当に伝えたい想いの本質をお伝えしました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
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