【メンタルエイド】
BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回あなたの心に届けたい楽曲は
櫻坂46 の 自業自得 です。
歌詞の意味を考察し
この歌に込められた深いメッセージと共に
この歌が伝えたい想いの本質に迫ります。
どうぞ最後までご覧ください。
楽曲紹介ならびに楽曲を聴いた筆者のイメージ・感想
日本の女性アイドルグループ「櫻坂46」が
自身9作目のシングルとして発表したこの曲。
前身である欅坂46時代の最後である8作目が「黒い羊」。
櫻坂46になってからの9作目(8+1作目)は「自業自得」。
何かを感じ取ったファンの人たちも多いことでしょう。筆者も心がザワつきました。
それは黒い羊を排したことで浮き彫りになったある種の“罪”と向き合うことであり、MVの舞台が“法廷”であることを考えると、これは過去を完全に断ち切る「誓い」ではないかと筆者は考えます。
いつまでも過去に囚われてはいられない
私たちには、私たちの未来がある
過去の柵から完全に脱け出し
新しい明日へ羽ばたこうとするメッセージを
幻覚的なメロディラインの中に筆者は感じました。
歌詞の意味を考察!後悔しない生き方をしよう!
さて、歌詞考察に入ります。
全文については、コチラからご覧になれます。
全体を一見すると「恋人と別れた後の“よりを戻す戻さない問題”」といった感じがしますが、もっと視野を広くして『人間関係』や『今を生きる社会』と捉えた場合、私たちの心に深く突き刺さって来るフレーズがいくつも散りばめられています。
キーワードになるのがタイトルにある「自業自得」と、歌詞の中に登場する「自問自答」。
そして、中盤辺りで登場する「反省は最悪のプロセス」というフレーズです。
1つずつ深掘り考察しながら、この歌に込められた深いメッセージや
この歌が伝えたい想いの本質に迫っていきたいと考えます。
「自業自得」からつながる歌詞群を考察!Betrayに込められた深い意味とは?
過去に出した答えが間違っていても
誰のせいでもない
決めたのは自分自身なんだ
「自業自得」 櫻坂46
寂しさから逃げるな 選んだ感情
何を失ったか? 思い出より残酷だ
Betray Betray Betray Betray me?
「自業自得」 櫻坂46
Betrayとは「裏切る」という意味があり、そのまま訳すと「私を裏切るの?」になりますが、ここで気になるのは “私を裏切るのは誰なのか?”
興味が湧くところですが、答えはシンプル! 私です。
私が私を裏切る? そう思う人もいるでしょう。
すべてを捨て、どんな結末をも受け入れる覚悟を以て出した答え。
それが間違っていたからといって、言い訳や御託を並べ立てることは
当時の覚悟を“裏切る”ことになるのではないか?
思い出より失うことが残酷なのは「信頼」だとするならば
顛末はまさに「自業自得」と呼べるものではないかと筆者は考えます。
「自問自答」からつながる歌詞群を考察!心を揺るがす「幻想」の正体
何が正しいかなんて 正解わかったようで…
いつか知らぬ間に
痛みになって返って来る
「自業自得」 櫻坂46
幻想から逃げろよ
君からのI love you!
許してしまえば 繰り返すだけだ
I think… I think… I think… I think so
「自業自得」 櫻坂46
“何が正しいか”や“I think”という部分から
「自分の心に問いかけている様子(自問自答)」が見て取れますよね。
何を問いかけているのかは“何が正しいか”であることは明白ですが、その後に“なんて正解が分かったようで…”と続いている。これを「何が正しいか【なんとなく】正解が分かったようで…」と解釈すると、その後に来る「幻想」という言葉の意味が分かってきます。
その幻想の正体は“知らない間に痛みとなって返ってくる”ものであり、逃れられないと今までと同じことを繰り返してしまう…それは何なのか?
「妥協」だと筆者は考えます。
であれば、君からのI love youは“心をくすぐる誘惑”だと解釈でき、中途半端な妥協は最悪の結果をもたらすことを自問自答の中で気づけ!という想いが、この部分に込められているのではないでしょうか。
そして、これらの考察のすべてが、最後のキーワードへとつながって行きます。
ぜひとも最後までご覧ください。
「反省は最悪のプロセス」が意味するものとは?いよいよ考察はヤマ場へ!
反省は最悪のプロセス
やめとけ!
人ごと
誰も気にするもんか
「自業自得」 櫻坂46
「後悔するなら反省して(前へ進め)」という言葉があるように
本来であれば反省という言葉はどちらかと言えば良いイメージのものですよね。
しかしながら“反省は最悪のプロセス”だと言っている。
このことは、先程来お伝えしている「自業自得」と「自問自答」とリンクしており、いわばここに、この歌が伝えたい深いメッセージと想いの本質があると筆者は考えます。
信頼を失い、打ちひしがれてもなお自分を見つめ直そうとせず、本質と向き合おうともせず、分かったような気になって“妥協”という名の中途半端な反省を以てやり過ごそうとするのはやめておけ!
そんなことでは、お前は後悔から先には決して進めない!
誰の気にも留められない、孤独で独りよがりな日々がお気に入りならばいいけれど。
歌詞の意味を考察すると、こんな感じになるでしょう。
恋愛のみならず、人間関係や社会においては、毎日のように様々な問題が起こるものですが、それに対する1つ1つの言動のベクトルがどちらに向いているかによって、以降の状況は大きく変化しますよね。
“こんなはずじゃなかった…”、“こうすればよかった…”そんな想いを抱くのがイヤなのであれば、問題が起こる前にその本質を知り、対する自分の心と向き合うことで未然に防げるかもしれないし、問題が起こった後においても“正しい反省”が行えるのではないだろうか?
そしてその“正しい反省”は
決して自分だけで完璧に行えるのではなく
多くの人の励ましや支えがあってこそ行えるもの。
反省することを恥ずかしいとは思わないで欲しい。
反省を1つの区切りとし「経験」とすることで、人は成長していくのだから…
そんな深いメッセージを、私たちに届けようとしていると筆者は考え、この歌が伝えたい想いの本質を「後悔しない生き方をしよう!」としているのです。
まとめ
今回は 櫻坂46 の 自業自得 について
歌詞の意味を考察し、歌詞に込められた深いメッセージと共に
この歌が伝えたい想いの本質に迫りました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
コメント