【SEKAI NO OWARI】琥珀~歌詞の意味を考察!映画『少年と犬』が映す“旅路”と“再会”

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今回あなたの心に届けたい楽曲は

SEKAI NO OWARIの楽曲「琥珀」です。

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はじめに|SEKAI NO OWARIの「琥珀」とは?

SEKAI NO OWARIが、映画『少年と犬』のために書き下ろした楽曲「琥珀」
この楽曲には、人生の旅路、喪失と再会、そして決して消えない絆が描かれています。

この記事では、映画のあらすじを簡単に紹介した上で、「琥珀」の歌詞に込められた意味を徹底考察し、伝えたい想いの本質に迫ります。

どうぞ最後までお付き合いください。


映画『少年と犬』のあらすじ|犬・多聞が旅する“人生”

震災後の日本をさまよう一匹の犬、多聞

画像引用元-Instagram

映画『少年と犬』は、馳星周さんの同名小説を原作とした作品で、高橋文哉さんと西野七瀬さんが主演。

物語の始まりは、東日本大震災から半年後の宮城県仙台市。職を失った青年・和正(高橋文哉)が、岩手県石巻市から彷徨ってきた一匹の犬「多聞」と出会うところから展開されます。

この犬は、もともとの飼い主を震災で失い、”西”の方角に旅をしながら日本を縦断。その旅路の中で、傷つき、悩み、惑う人と出会い、心の交流をしていくという物語になっています。

この映画のテーマは「喪失と再生」「人と犬の絆」。そして、SEKAI NO OWARIの「琥珀」は、そのテーマと深くリンクしているのですが、一体どういったものなのか?

この後、歌詞考察にてお伝えしますね。


「琥珀」の歌詞考察!想いの本質を読み解く”2つのフレーズ”

それでは歌詞考察に入ります。

印象的な歌詞の中から、想いの本質につながる2つのフレーズを深掘りしながら

楽曲タイトル「琥珀」が表すものは何かに迫りたいと考えます。

※歌詞の一部を引用して考察を進めていきます。

全文を知りたい方は、以下のリンクからご確認ください。

SEKAI NO OWARI「琥珀」歌詞全文

「グラスの泡」の意味|消えたわけではない存在

歌詞の中でもっとも重要な部分がコチラのフレーズです。

グラスの泡みたいに消えたように見えたとしても
ちゃんと貴方の心に溶けてる
見えなくなっただけ 消せないの

SEKAI NO OWARI 「琥珀」 歌詞引用

グラスの泡は、一瞬で消えてしまう儚いもの。

しかし、ここで大切なのは「消えたのではなく、溶けている」という表現です。

これは、多聞と少年の関係にも当てはまります。

震災によって離れ離れになっても、絆は消えたわけではなく、心の中に溶け込んで生き続けている。だからこそ、再会したとき、すべてが分かるのだということを示しているのではないでしょうか。

「待ってたよ」が示す“目線”

もう一つ注目したいフレーズが、コチラです。

いつだって待ってたよ
ドッキリってやつを持って現れて

SEKAI NO OWARI 「琥珀」 歌詞引用

この「待ってたよ」という言葉は、誰かの視点であると考えられます。

誰の視点なのか?  少し掘り下げてみましょう。

人は、別れた相手のことを思い出しながら日々を過ごします。しかし、犬は「今」を生きる生き物。多聞は長い旅をしながらも、ずっと少年との再会を信じていたのではないでしょうか。

実際に、映画でも多聞はさまざまな人と出会いながら旅を続け、最終的に少年と再会します。まるで「ドッキリ」のように、長い時を経て現れた多聞。その瞳には、あの頃の記憶がちゃんと刻まれていたのでしょう。


楽曲タイトル「琥珀」が表すものとは?

以上のことから、筆者は「琥珀」が表すものは「多聞の瞳」ではないかと考えます。

琥珀は、古くから「抱擁」「長寿」「繁栄」という意味を持つ石。そして、琥珀色の輝きは、多聞の瞳の色とも重なります。

  • 多聞の瞳には、出会いと別れの記憶が映っている。
  • 震災によって引き裂かれた絆は、時間を超えても決して消えなかった。
  • そして、旅の果てに再会。言葉を交わさずともすべてを理解できた。
多聞 画像引用元-Instagram

多聞の瞳に映るものこそが、喪失と再生の物語であり

それこそが「琥珀」というタイトルに込められた意味なのではないでしょうか。

筆者はそう考えます。


まとめ|「琥珀」が描く喪失と再生の物語

ジャケット写真 画像引用元-公式HP

今回は、SEKAI NO OWARIの楽曲「琥珀」について

楽曲イメージや歌詞の意味を徹底考察し、伝えたい想いの本質に迫りました。

SEKAI NO OWARIの「琥珀」は、映画『少年と犬』と深く結びついた楽曲でしたね。

  • 「グラスの泡」=消えたように見えても消えない絆
  • 「待ってたよ」=犬の目線から見た再会の瞬間
  • 「琥珀」=多聞の瞳に映る喪失と再生の記憶

これらを踏まえると、「琥珀」は「決して消えない絆」「時間を超えても繋がり続ける想い」を描いた楽曲であることがわかるのではないでしょうか。

映画とともにこの楽曲を聴くことで、より深い感動が生まれるはずです。
ぜひ、映画『少年と犬』を観た後に、改めて「琥珀」を聴いてみてください。

BRAND-NEW MUSIC DAYSでは

この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので

そちらの方もどうぞご覧くださいね。

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