【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回あなたの心に届けたい楽曲は
Creepy Nuts の Bling-Bang-Bang-Born です。
印象的な歌詞の意味を考察し
この歌が現世に伝えたい想いの本質をお伝えします。
どうぞ最後までご覧ください。
軽快なリズムとトリッキーなメロディが心を躍らせる中毒性の高いサウンド
甲本一原作のアニメ「▶MASHLE◀」第2期『神覚者候補選抜試験編』の主題歌として、日本のヒップホップユニット「Creepy Nuts」が手がけ、発表されたこの曲は、現在日本のみならずアジアや欧米各国のミュージックシーンを震撼させるほどの大ヒット!『令和の神曲』として大バズリ中です!
この楽曲を初めて聴いた時の筆者のイメージは「魔法陣」でした。
悪魔や邪鬼から身を護り、ありのままの自分のすべてを研ぎ澄ませ、全神経を集中させて一気に持てる力のすべてを爆発させ、昇華する…そういったイメージになります。
軽快なリズムとトリッキーなメロディが心を躍らせ、自然と力が湧いてくるようなサウンドは、何度聴いても心地良く耳に響く中毒性の高いものなのではないでしょうか。
歌詞の意味を考察!Only Oneな自分に誇りを持て!
さて、歌詞考察に入ります。
歌詞の全文は、コチラをご覧ください。
楽曲タイトル「Bling-Bang-Bang-Born」
「は?」、「なんのこっちゃ?」そう思われた人も多いことでしょう。
筆者も初めは皆さんと同じ感情を抱いたものです。
実際に「知恵袋」などでも話題になっているようですね。
楽曲制作者のCreepy Nutsは、この言葉を「造語」だとしていて、この言葉に対する見解は様々あっていい旨の発言をされています。
1つずつ和訳すると、Bling(キラキラした、けばけばしい、見せかけの)、Bang(叩く、打つ、騒々しく動く)、Born(生まれる)ということになるのですが、これらの言葉を一つにつなげた「Bling-Bang-Bang-Born」について、あなたはどんな言葉にするでしょうか?
筆者がこの言葉の意味を考えた時、この歌詞に着目しました。
俺のままでBlingしてBangしてBangする為にBornして来たニッポン
引用元-Lyrical Nonsense
この部分の英単語に和訳をあてはめるだけでは意味が通じないので、筆者独自の視点から意訳すると「俺のままでキラキラ輝くため、多くの不条理や苦難に立ち向かい乗り越える度、己の心身を磨き続け、この国に生きてきた」と考えれば意味は通じるのではないでしょうか。
このことから派生して、この歌詞の意味へとつながっていきます。
鏡よ 鏡 答えちゃって
Who’s the best? I’m the best! Oh yeah
生身のまま行けるとこまで
To the next, To the 1番上
引用元-Lyrical Nonsense
Eyday 俺のままで居るだけで超flex
Eyday 誰も口を挟めない(don’t test)
Eyday 俺のままで居るだけで超flex
Eyday 誰も口を挟ませない(don’t test)
引用元-Lyrical Nonsense
Eydayとは「every day(毎日、日々)」、「a day(一日)」の2つの意味があるのですが、どちらも歌詞として意味は通じます。「a day」を続けていくことで「every day」になっていくからというのが理由です。
俺が俺であることに、誰も文句は付けられない。
俺という存在は、俺しかいないのだから。
だからといって傍若無人に生きればいい訳じゃないことは分かっている。
社会が創った枠に収まり、自分を押し殺して周りに合わせるのも違う。
『俺は何のために生きているのか』を鏡に映った自分に問いかけ、心を奮い立たせる。
the bestとは「ナンバーワン」ではなく「オンリーワン」を意味している。
そのことは、後半の歌詞群に表されています。
学歴も無い前科も無い余裕でBling-Bling
この存在自体が文化財な脳味噌Bling-Bling
高級車は買える免許は無い愛車Green Green
全国各地揺らす逸品
このベロがBling-Bling
バレットなら満タン 関西訛り生身のコトダマ
音楽、幸運、勝利の女神、今宵も三股Bang Bang
漫画みたいな輩とまんまで張りあえてしまってる漫画
圧倒的チカラこの頭と口から
この身体tattooは入って無い
このツラに傷もついて無い
繰り返しやらかしてくダメージが
イカつい年輪を刻む皴
引用元-LYRICAL NONSENSE
この部分は一説によると「R指定さん本人の生き様」を歌っているとされているようです。
実際のところは分かりませんが、真偽はどうあれ歌詞によく登場する“生身”という言葉が「ありのままの姿」を想起させ、アニメの内容とも合致し「人や物と対峙するいかなる場面や状況においても、この身一つで打ち勝ち、苦難を乗り越えることができる」といった想いを伝えているのがこの歌詞群に詰まっていると筆者は考えます。
学歴も無い前科も無い余裕でBling-Bling
この存在自体が文化財な脳味噌Bling-Bling
高級車は買える免許は無い愛車Green Green
引用元-LYRICAL NONSENSE
Greenは直訳すると「緑」ですが、スラングで「お金」という意味を持っているので、この歌詞ではその意味が使われていると考えられます。このことから、考察ではこんな感じなります。
地位や名誉などではなく「今、自分が生きている」ことに価値がある。
お金はあるが、自分にとって必要なものでなければ、それすらも価値を持たない。
歌詞の言葉を借りれば、これ即ち
“ありのまま”、“生身”の自分こそ「文化財」的な存在なのだ。
ということになるでしょう。
圧倒的チカラこの頭と口から
この身体tattooは入って無い
このツラに傷もついて無い
繰り返しやらかしてくダメージが
イカつい年輪を刻む皴
引用元-LYRICAL NONSENSE
先程の考察を踏まえ、この部分を見て行くとこんな想いが見て取れます。
肉体に描かれたtattoo(刺青)や傷などで己の力を鼓舞するのは違う。
それしか自分を証明するものがないのではなく
人生における紆余曲折の中で刻まれてきた皴が
何より自分のポテンシャルやチカラを証明しているではないか。
その皴こそが生き様であり、人として一番大切なものである「真心」を生み出す「経験」だということを、この歌詞は私たちに伝えているのではないかと筆者は考えます。
これから先の未来へ向けて
「真心」や「経験」をしっかりと胸に刻み
オンリーワンの俺で生きていく…
このことから、筆者はこの歌が伝えたい想いの本質を
「Only Oneな自分に誇りを持て!」としているのです。
まとめ
今回は Creepy Nuts の Bling-Bang-Bang-Born について
印象的な歌詞の意味を考察し
この歌が現世に伝えたい想いの本質をお伝えしました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
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