【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回あなたの心に届けたい楽曲は
Uru さんの アンビバレント です。
印象的な歌詞の意味を考察し
この歌が現世に伝えたい想いの本質をお伝えします。
どうぞ最後までご覧ください。
そよ風のようなメロディと透き通るような歌声が疲れた心を癒してくれる歌
2013年にYouTubeから活動を開始。新旧問わず数多くの名曲のカヴァーやオリジナル曲をUPし続け、3年間で100本の動画を演奏から撮影、動画編集まで一人でこなし、2016年にメジャーデビューを果たした日本の女性シンガーソングライターUruさんが、現世で話題のアニメ「薬屋のひとりごと」第2クール主題歌として書き下ろしたこの曲。
この楽曲を初めて聴いた時の筆者のイメージは「光の道」でした。
福岡県福津市にある宮地嶽神社の境内から福間海岸の宮地浜海水浴場へと続く参道を照らす夕陽が造り出すファンタジックな光景は、今日一日の悲しみや苦しみをすべて包み込み、日没とともにリセットしてくれて、明日への希望を抱かせてくれる…そんな印象を持ちますよね。
そよ風のようなメロディと、Uruさんの透き通るような歌声がまさにそのイメージと重なり、聴き込むほどに現世を生きる私たちの疲れた心を癒してくれる…そんな楽曲だと筆者は感じました。
歌詞の意味を考察!愛する人と同じく、あなたの心にも労りを
さて、歌詞考察に入ります。
全文については、コチラをご覧ください。
楽曲タイトル「アンビバレント」
和訳すると「相反性」、「両面感情」という意味。
具体的にはこういった感情を指します。
- 「前向きな気持ち」と「後ろ向きな気持ち」
- 「羨望と嫉妬」
- 「愛と憎しみ」
- 「独立と依存」
人は神や聖人ではない以上
日常的にこのアンビバレントを抱えて生きていますよね…
悲しみや苦しみの中にささやかなれど喜びや楽しみを見出しながら過ごしているのは、あなただけではなく筆者も同じです。毎日しんどいですよね…
そういったことが歌詞に描かれているのかと思ったら
どこにもそういった感情を表したものは見当たりません…
では、この歌詞は何を私たちに伝えたいのか?
この楽曲に登場する人の数にヒントがあります。
結論をいえば「この楽曲に登場するのは2人ではなく3人いる」ということです。
どういうことなのか? その真意をお伝えしますね。
歌詞の内容から考えると
- 夢を追い、がむしゃらに生きる「君」
- その姿を見守り、支えようと思っている「僕」
この2人は容易に想像がつくのではないでしょうか?
碧い、碧い、その瞳に僕はまだ映らない
君は今日もいつもの君のまま
揺れる、揺れる、この気持ちはどこかにしまったまま
今はここでただ横顔を見てる
引用元-Uta-Net
何かに躓いた時には
君ならどうするかな、なんて思ったり
もう少しやってみようなんてさ
思えたりするんだよ、おかしいね
僕は気付いてる
引用元-Uta-Net
この辺りの歌詞が「がむしゃらな君」と「見守り支えようと思っている僕」の姿を表していますよね。では「3人目」は?となるのですが、既に登場しています。
どこに?
キーワードになるのが「僕は気付いてる」です。
何に気付いているのか?
今、目の前にいる「君」は、かつての「僕」の姿だということです。
であれば、先程お伝えした「3人目」は
今の僕を俯瞰してみている「もう一人の僕」だと筆者は考えます。
碧い、碧い、その瞳に僕は映らないけど
君はいつも笑っていて欲しい
好きなことにときめいていて
そう、僕はいつだって
きっとそのままの君が好きなんだ
引用元-Uta-Net
好きなことにときめいている笑顔の「君」をみて、僕もまた笑顔になれる
視点を変えれば「誰かの笑顔に触れなければ、ときめかなくなった僕がいる」ということになるのではないでしょうか。
そのままの君が好きという歌詞には、愛する人への想いと「ありのままの僕でいいんだ」という「もう一人の僕からのメッセージ」が込められていると筆者は考えます。
ありのままの僕と社会に順応する僕
この相反する「僕」という存在が「アンビバレント」という言葉で表されていて、愛する人を労い、支え、エールを送るのはいいけれど、それと同じようにあなたの心も労ってあげなさいという願いを、筆者はこの歌詞に感じ取りました。
これが、筆者がこの歌が伝えたい想いの本質とした
愛する人と同じく、あなたの心にも労りを の 真意 です。
まとめ
今回は Uru さんの アンビバレント について
印象的な歌詞の意味を考察し
この歌が現世に伝えたい想いの本質をお伝えしました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
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