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【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
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今回あなたの心に届けたい楽曲は
藤井風 さんの 満ちてゆく です。
歌詞の意味を考察し
この歌が伝えたい想いの本質をお伝えします。
どうぞ最後までご覧ください。
まどろみの中で本物の愛を探し彷徨うイメージ
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日本の男性シンガーソングライター藤井風さんが川村元気さん原作、佐藤健さん・長澤まさみさん主演の映画「四月になれば彼女は」の主題歌として書き下ろしたこの曲。
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<あらすじ>
四月。精神科医の藤代俊(佐藤健)のもとに かつての恋人・伊予田春(森七菜)から手紙が届く。 “天空の鏡”と呼ばれるウユニ塩湖からの手紙には 10年前の初恋の記憶が書かれていた。 以降も世界の“思い出の地”から届く春の手紙。 時を同じくして藤代は婚約者の 坂本弥生(長澤まさみ)と結婚の準備を進めていたが 弥生は突然姿を消した。 「愛を終わらせない方法、それはなんでしょう?」 その謎かけだけを残して… 二人の女性の不可解な行動は 現在と過去、日本と海外が交錯しながら やがて一つにつながっていく。
音源を初めて聴いた筆者のイメージは「まどろみ」でした。
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これまでの記憶、目の前で起こっている事共。
すべては夢か、幻か? はたまた現実であり、事実なのか?
愛した人、愛する人、愛し続けている人
それぞれの想いが交錯するカオスな状態に
筆者は「まどろみ」を感じたのでしょう。
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サビのメロディーラインに感じる「張り詰めた緊張感」が
まどろみの中で本物の愛を探し彷徨う人の心を想起させ
聴き込むほどにその世界観にハマっていく…
そんな楽曲だと筆者は考えます。
歌詞の意味を考察!満ちたる想いはやがて真の愛へと
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さて、歌詞考察に入ります。
叙情的であり、想いが心の奥深くにまで染み渡る歌詞…
1番の歌詞から考察を含めて一緒に見ていきましょう!
走り出した午後も
重ね合う日々も
避けがたくすべて終わりがくる
引用元-Uta-Net
あの日のきらめきも
淡いときめきも
あれもこれもどこか置いてくる
引用元-Uta-Net
<考察>
この世に生まれしもの、人や物すべてには形は違えども必ず終焉が訪れる。
青春の幻影、愛の軌跡、これまで生きてきた中で経験した“光と影”など
すべてを「思い出」として世に遺しながら…
それで良かったと
これで良かったと
健やかに笑い合える日まで
引用元-Uta-Net
明けてゆく空も暮れてゆく空も
僕らは越えてゆく
変わりゆくものは仕方がないねと
手を放す、軽くなる、満ちてゆく
引用元-Uta-Net
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<考察>
その思い出がどんなものであっても
自分の心の中で納得できるまでは
『これで本当に良かったのだろうか?』と
いくつもの夜を越えて自問自答を繰り返すだろう。
でも、記憶に残る思い出とは“上書きされていくもの”なのだから
一時の想いや感情に縛られ続ける必要などない。
心の中の引き出しは、常に整理しておくことが大切。
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恐いだろうけれど、勇気を出して心の中の引き出しを整理しよう。
そうすれば『こうでなければいけない』といった
自分の中での変なこだわりや固執する想いに気づけるかもしれない。
やがては心が軽くなり
今まで得られなかった素晴らしい想いを抱くことで
再び心は温もりで“満ちてゆく”だろう…
こんな感じになるでしょう。
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引き続き、2番以降の歌詞について
考察を含めて一緒に見ていきましょう。
手にした瞬間に
無くなる喜び
そんなものばかり追いかけては
無駄にしてた“愛”という言葉
今なら本当の意味が分かるのかな
引用元-Uta-Net
愛される為に愛すのは悲劇
カラカラな心にお恵みを
引用元-Uta-Net
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<考察>
目の前にある喜びを少しでも早く掴もうと躍起になるけれど、決まってそれは“幻”…
一方通行の愛情だけで満足していた心が
決して望んでいない『やるせなさ』や『切なさ』で満たされていく。
そしてそれは、涙となって溢れ出し、やがては枯れ果て、心は渇き切る…
こんな感じになります。
この部分から読み解けるのは
渇き切った心を満たしてくれるものは何?
笑顔?優しさ?あなたからの愛?何なの?
といった自分の心に問いかけている心情ですよね。
その問いかけに対する答えが、次の歌詞群に描かれていて
この部分が、この歌が伝えたい想いの本質につながっていきます。
続きを一緒に見ていきましょう。
晴れてゆく空も荒れてゆく空も
僕らは愛でてゆく
何もないけれどすべて差し出すよ
手を放す、軽くなる、満ちてゆく
引用元-Uta-Net
晴れてゆく空は「喜び」、荒れてゆく空は「悲しみ」を表していると考えると、この部分は「人生の中で体験する喜びや楽しさだけではなく、怒りや悲しみ、苦しみもすべて愛おしく思えてゆく」という意味になると筆者は考えます。
それは『人生に起きる喜怒哀楽のすべてが、何より替え難くかけがえのないもの』であることを意味しているのではないでしょうか。
何もないのは「心が渇き切り、愛に飢えている状態」だと考えられ、すべて差し出すを「さらけ出す」に置き換えると、この部分は『ボロボロになった心をさらけ出す』ということになると筆者は考えます。
これらをまとめると、考察はこんな感じになるでしょう。
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人生に起きる喜怒哀楽のすべてが、何より替え難くかけがえのないものなのだと知るまでに、私の心はボロボロになってしまった。それでもなお、そんな心を柵の中に閉じ込めていた私…
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私の想いは変わることなく、かけがえのないあなたに在る。
勇気を出して柵を解き放つから、優しく強く抱きしめて…
きっと渇き切った心は潤いを取り戻し、愛で満ちてゆくから。
その愛とは『見せかけの愛』などではない
『真の愛』だと筆者は考えます。
渇き切った心を潤わせ、満たしてくれるもの。
それは、どんなことがあっても揺るがない『真の愛』…
これが、筆者がこの歌が伝えたい想いの本質を
満ちたる想いはやがて真の愛へと とした真意です。
まとめ
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今回は 藤井風 さんの 満ちてゆく について
印象的な歌詞の意味を考察し
この歌が伝えたい想いの本質に迫りました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
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