【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回、あなたの心に届けたい楽曲は
B’z の ultra soul です。
印象的な歌詞の意味を考察し
この歌が伝えたい想いの本質をお伝えします。
”本気”を出さずにはいられなくなるノリの良いキャッチーなサウンド
引用元-Amazon
ギタリスト・松本孝弘さんが奏でるメロディーラインとヴォーカリスト・稲葉浩志さんが歌い上げる魂のこもった歌声が”唯一無二”のサウンドを創り出す、日本が世界に誇るロックユニット「B’z」が2001年に発表したこの曲。
「スポーツ」をテーマに制作された楽曲は、後に開催される「世界水泳」の公式テーマソングとして使用され、現在も私たちの耳に届く程の大人気ソングでもあります。
ラテンやテクノの要素を取り入れた心躍るロックチューン。
イントロが始まると同時に、楽曲の熱と爽快感が私たちを虜にしていきます。
楽曲が進むにつれて自然と拳を握り締め
サビの部分では無意識に拳を空へと上下している…
サビ終わりでは思わず「ハイ!」と叫んでしまう…
現世を生きる私たちにおいてもそうなのですが、これを聴いた選手たちにおいても”本気”を出さずにはいられなくなるくらいノリが良いキャッチーなサウンドですよね。
聴き込むほどに愛と力と勇気を与えてくれる…そんな楽曲なのではないでしょうか。
歌詞の意味を考察!完璧主義よりも「ありのまま」
さて、歌詞考察に入ります。
まずは1番の歌詞から一緒に見ていきましょう!
どれだけがんばりゃいい誰かのためなの?
分かっているのに決意は揺らぐ
引用元-lyricjp.com
結末ばかりに気を取られ
この瞬間を楽しめない メマイ…
引用元-lyricjp.com
夢じゃないあれもこれも
その手でドアを開けましょう
祝福が欲しいのなら
悲しみを知り独りで泣きましょう
そして輝くウルトラソウル
引用元-lyricjp.com
誰かのために頑張るのは、愛する人や大切な人のことを言うのでしょうけれど、それよりもまずは「自分のために頑張る」のではないですか?との問いかけに「そんなことは分かっている」と強がるけれど、頑張った結果に拘るがあまり、本当の自分を見失ってしまう…そんな情景が浮かんできます。
あなたが目指す道は、決して夢物語なんかではない。未来へのドアを開けるのは、あなた自身。
ドアを開けた向こう側には、今まで以上の辛さや悲しみがあるかもしれないけれど、そんな時は我慢しないで思いっきり泣いても構わない。
あなたが流した汗や涙はいつしかキラキラと輝き
愛と勇気に姿を変えた「魂」となって、あなたを支え続けてくれるのだから。
こんな感じになるでしょう。
引き続き、2番以降の歌詞を一緒に見ていきましょう!
おのれの限界に気づいたつもりかい?
かすり傷さえも無いまま終りそう
引用元-lyricjp.com
一番大事な人がホラ
いつでもあなたを見てるI can tell
引用元-lyricjp.com
夢じゃないあれもこれも
今こそ胸をはりましょう
祝福が欲しいのなら
底無しのペイン迎えてあげましょう
そして戦うウルトラソウル
引用元-lyricjp.com
「夢を成し遂げるポテンシャルは、誰においても∞にある」という言葉とは裏腹に、何事においても自分の気持ちにストッパーをかけてはいないか?苦しみから逃れ、傷つくことを恐れていては人の痛みや苦しみは分からない― この辺りの歌詞には、そんな想いが込められていると筆者は考えます。
I can tellの後に続く言葉は「Never give up」(決して<夢を>あきらめない)
一番大事な人に見守られることで私の心は無敵になる。
愛と勇気を「魂」として、どんな痛みや苦しみも乗り越えてみせる!
ライバルに勝ち、自分に克つために戦う(闘う)!
こんな感じになると筆者は考えます。
では、ブリッジから大サビへと向かいましょう!
希望と失望に遊ばれて鍛え抜かれる Do it…
引用元-lyricjp.com
このDo itにおいても、歌詞に込められている想いは単に「(やって)やろう」ではなく…
(I can) do it!(やればできる)といった想いが込められているのではないでしょうか。
夢じゃないあれもこれも
今こそ胸をはりましょう
祝福が欲しいのなら
歓びを知りパーっとばらまけ
ホントだらけあれもこれも
その真っただ中暴れてやりましょう
そして羽ばたくウルトラソウル
ウルトラソウル
引用元-lyricjp.com
自分を決して過小評価せず、ポテンシャルは∞だと信じ、これまで経験としてきた歓びは分かち合い、悲しみは苦しみは分け合って、夢に向かって突き進む!
この世に起こるすべての事どもは、なんでもかんでも自分独りがなんとかするものではなく、愛する人や大切な人の支えなどがあってこそ成し得るものだと気づいた。
この世の全ての喜怒哀楽は、自分が生きている証であり、未来への確かな光。
その光に向かって、自分らしく生きて行けばいい。
さぁ!自分らしく大いに暴れまってやるぜ!
ありのままの私の快進撃の始まりだ!
こんな感じになるでしょう。
ここまでが、筆者独自の視点からの歌詞考察です。
筆者がこの歌が伝えたい想いの本質とした
完璧主義ではなく「ありのまま」の真意については、最後の章「総合考察」で。
筆者の実体験を含めて、どうぞ最後までご覧くださいね。
総合考察:完璧主義よりも「ありのまま」の真意
現世において生きづらさを感じている「完璧主義」のあなたへ
「完璧主義者」と呼ばれる人たちがいることを、あなたはご存知ですか?
高いクオリティーを追求し、丁寧な作業を繰り返し行うので周囲からの信頼も厚く、評価も上々。アピールする上での表現方法が上手い人はチヤホヤされることもしばしばあるようですが、時折「隙がない」と思われがちでイメージ的には「お堅い」といった感じが…。
こういった人たちのことを「完璧主義者」と呼ぶのだそうですが、この記事をご覧になっている人と中にも少なからずいるのではないかと筆者は考えます。
そんなあなたにお聞きします。あなたの心は今、疲れていませんか?
特徴的に「とりあえず」という言葉が好きではなく、細部に亘って突き詰めていく傾向が強いので行動の初期段階から「完璧」を求めてしまうことや、周囲に依頼することが苦手なために仕事などを抱え込んでしまう…
そして自分と同じく他人にもクオリティーの高さを求めがちで、上手くいかない苛立ちなどを発散させる余裕もなくストレスをためてしまうので「完璧にできないとすべてが失敗」として投げ出してしまった挙句に「心のバースト」を起こしてしまう…
「人間は誰もが完璧ではない」という先人の言葉から「ありのままの自分で居ることの方が楽」との思考に転換できたら、どれだけ気持ちが穏やかになることでしょう…
そんなことを思いながらも、日々苦しい胸の内をひた隠しにして現世に立ち向かっている人。多いのではないでしょうか。
完璧主義だった筆者に、本当の「自分」を気づかせてくれた歌
かくある筆者も「完璧主義者」の1人でした。
人に物事を頼むのが苦手で「頼んでイライラするよりかは自分でやった方がいい」そんな考え方でいましたので、何度もキャパオーバーを経験してバーストを繰り返す日々を過ごしていたんです。
そんな中、ふとテレビに目を向けると、こんな言葉が…
可能性は0ではありませんし、100でもありません。
1~99%の間にあると思います。
どんなことだってそうでしょう?
0であればやらないし、100なんてある訳がないし。
中居正広さんがとある記者会見で語られた言葉…
この言葉を聞いた直後に筆者の頭の中で流れたのが「ultra soul」でした。
何度も何度も繰り返し流れ続けるこの楽曲が、筆者の心に癒しを与えてくれて、冷静さを取り戻した後に気づいたのです。「あぁ…私は私でいいんだ」と。
自分1人で頑張ったとしても
できることなんて限られているのに
何を「すべてできる」なんて思い上がっていたのだろう…
出来ないならできないでいいじゃないか。恥ずかしいことでもなんでもない。
自分ができないことができる人と一緒に、思いを共有しながらやっていけば、また別の可能性だって生まれて来るかもしれない。
そこであらためて「ありのままの大切さ」を取り戻して
どんどん自分の想いを発信できるようになっていきました。
お互いの「ありのまま」を認め合い、分かち合うことで人は強くなれる
「独りで生きている訳ではないんだし、愛する人や大切な人と一緒に可能性を高めていければいい」という「不完全な部分をさらけ出せる環境に自分の身を置ける」喜びと安心を手にできるようになったことも大きかったかもしれません。
「自分にとっての完璧を追求する」のではなく「全体として可能な限り精度を高めていく」方へシフトチェンジすることの方が何より心の余裕を生みます。
人それぞれに「持ち味」がありますから、何事においても仲間とのコミュニケーションの中で、お互いにありのままの自分をさらけ出し、得手不得手を共有し合いながら進めていくことで、目の前に広がる世界は明るくなると筆者は考えます。
抱え込まず、自分本位にならず
仲間と思いを分かち合いながら気持ちを楽に過ごしてもらいたい。
そうすることで、あなた自身にも優しくなれますし、視野が広がって、今まで気づかなかったことや見えなかった世界が自然と見えてきて、新しい発見なども得られるようになるかもしれません。
そして、それがいつしか、
今までよりも遥かに強いあなたへと導いてくれることでしょう。
まとめ
今回は B’z の ultra soul について
印象的な歌詞の意味を考察し
この歌が伝えたい想いの本質をお伝えしました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
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