【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回あなたの心に届けたい楽曲は
Vaundy の 怪獣の花唄 です。
歌詞の意味を考察し
この歌が伝えたい、現世につながる想いの本質をあなたに届けます。
青春時代の複雑に絡み合う感情を描いた曲
独特の世界観と音楽センスが光るZ世代の男性シンガーソングライター
Vaundyの手によって2020年に発表されたこの曲。
疾走感溢れるサウンド、パッションの爆発を想起させるメロディーライン、そして激情的ともいえる魂の叫びにも似た歌声が心の奥深くに刺さる名曲だと筆者は感じました。
最も近いものとして、青春時代の複雑に絡み合う感情が見事に描かれているようにも感じます。
歌詞の意味を考察!思い出を胸に踏み出す大人への第一歩
さて、歌詞考察に入ります。
今回は、楽曲の中で印象に残る歌詞をいくつかお伝えしながら考察を進めていきますので、皆さんもその心積もりでご覧くださいね。
タイトルの「怪獣の花唄」
怪獣とは? 鼻歌ではなく花唄?
様々な不思議がありますよね。
怪獣とは「感情をコントロールできない生物」
花とは「色とりどりに咲き誇るもの」
歌ではなく「唄」としているのは「昔聴いたことのあるうた」
こう考えた場合、次のようなものが想起されます。
- 感情をコントロールできない生物→子ども
- 色とりどりに咲き誇るもの→個性
- 唄→子守唄、クラスメイトと一緒に歌った合唱曲、恋人が歌ってくれた曲
これらのことから、この楽曲は
自分がこれまでに過ごしてきた日々の中での思い出がテーマになっていると考えられます。
思い出すのは君の歌
引用元-lyricjp.com
会話よりも鮮明だ
どこに行ってしまったの
いつも探すんだよ
思い出すのは君の歌
引用元-lyricjp.com
歌い笑う顔が鮮明だ
君に似合うんだよ
ずっと見ていたいよ
もっと騒げ怪獣の歌
引用元-lyricjp.com
まだ消えない夢の歌唱えて
君がいつも歌う怪獣の歌
まだ消えない 口ずさんでしまうよ
この辺りの歌詞が、そのことを窺わせますよね。
メロディーに沿って歌う子、感情むき出しに叫ぶように歌う子。少しばかり音程が…の子など、それぞれに個性的な歌声が聞こえる中、気になる存在の子の歌声と笑顔が今もなお記憶に残っている…
1つ1つの歌に思い出がある訳ではないけれど、ある日語り合った夢の話につながる歌を一緒に歌った日のことを、これからもずっと忘れはしないだろう。
そんな感情が見て取れます。
でも最後に見たいのは
引用元-lyricjp.com
きっともう君の夢の中
もう一度 また聞かせてくれよ
聞きたいんだ
聴くではなく「聞く」としているのは
幼い頃から抱いていた夢を叶えたいとする
自分の気持ちを確認する意味合いがあるのだと筆者は考えます。
いろんな喜怒哀楽を経験しながら一緒に過ごした仲間。
想いを伝え合った恋人。
様々な出会いと別れの中で今、新たなる一歩を踏み出そうとする自分。
でも…自信がない。勇気が出ない。
そのために、なかなか一歩を踏み出せない。
その感情が、この部分の歌詞に表されています。
落ちてく過去は鮮明で
引用元-lyricjp.com
見せたい未来は繊細で
すぎてく日々には鈍感な君へ
過去にすがりつくあまり、未来への一歩を踏み出せないでいる。
今を懸命に生きることが大切なのは分かっているつもりだけれど、それが未来の自分の生き方につながるとは、あまり深く考えられない。
だからこそ、未来は繊細。先細りしているイメージになるのですが、その中で自信や勇気をもって突き進み、確かな未来を掴み取るために必要なことが「君の歌を聞くこと」になるのではないでしょうか。
ねぇ、僕ら
引用元-lyricjp.com
眠れない夜に手を伸ばして
眠らない夜をまた伸ばして
眠くないまだね
そんな日々でいたいのにな
懲りずに
引用元-lyricjp.com
眠れない夜に手を伸ばして
眠らない夜をまた伸ばして
眠くないまだね
そんな夜に歌う
怪獣の歌
夢の話や好きな人の話などを夜通し語り合い
カラオケなどで一緒に肩を抱きながら歌った日々は、もう戻らないかもしれない…
でも、仲間がくれた「励ましの言葉」や笑顔は、当時よく聴いた「歌」とともに、自分の記憶に鮮明に残っている。
眠らない夜に、眠れない夜に
その歌を聴きながら、歌うことで
「決して独りではない。みんながいる」と自分を奮い立たせて、大人への第一歩を踏み出そう!
そんな思いが伝わってきます。
筆者がこの歌が伝えたい、現世につながる想いの本質を
思い出を胸に踏み出す大人への第一歩とした真意は、ここにあるのです。
歌詞考察は、ここまで。
この後は「総合考察」です。
筆者がお届けしたこの本質は
晴れて成人となる人たちへ向けてのメッセージにもなるのではないかと考えました。
そこで、総合考察では
2023年に成人になる人たちへ
筆者からのメッセージをお届けしたいと考えます。
最後の章になります。
ぜひ続きをご覧ください。
総合考察:2023年・新成人へのメッセージ
2023年に、晴れて成人となられた342万人の皆さん、おめでとうございます。
(内訳:18歳/112万人、19歳/113万人、20歳/117万人)
春を感じさせるワンピースにコートを纏いながらなど
様々な装いで式典などに向かわれたことでしょう。
世界で巻き起こる「戦い」やコロナ禍での「闘い」などで、生きづらい日々が続いている最中、命を落としてしまう人も少なからずいることを考えた時、悲しい気持ちになってしまいます。
日本において、現世においてはあまり明るいニュースはありませんが、1人1人が希望を捨てず、夢を諦めなければきっと明るい未来がやってくることを信じましょう。
そのために
「今、生きていること」「今、笑顔でいられること」への感謝を
どうぞ忘れないでください。
そして、どんなにつらいことや苦しいことがあっても、互いに手を取り合いながら「支え合い、労り合う心」を持ち寄り、歩みを決して止めることなく「心からの笑顔」を大切に、新たなる道へと進んで行ってもらいたいと考えます。
皆さんは、決して「ひとり」ではありません。
皆さんには、342万人の「仲間」がいるのです。
さらに言い換えれば
皆さんには、1億2000万人の「同志」がいるのです。
自分自身に磨きをかけながらも「ありのままの自分」を大切に。
失敗を恐れず、勇気を持って堂々と進んでいこうではありませんか!
筆者も「3度目の『成人式』」をとうに過ぎ、3度目の成人式が迫る中、まだまだ「発展途上」ではありますが、多くの人の支えによって、なんとか「一端」にはなっています。
この世に生を受け
同じ時代を生きている『同志』として
お互い、頑張って生きましょうね!
まとめ
今回は Vaundy の 怪獣の花唄 について
歌詞の意味を考察し、この歌が伝えたい
現世につながる想いの本質をお届けしました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
コメント