【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回、あなたの心に届けたい楽曲は
神はサイコロを振らない の 修羅の巷 です。
歌詞の意味を考察し
この歌が現世に伝えたい想いの本質に迫ります。
現世の深い闇の中で光を求めて喘ぐ人々が想起されるメロディーライン
現代の物理学の父、アルベルト・アインシュタインの言葉から「唯一無二の音を生み出し続ける」という絶対的“法則”を基として、常に「美しき音のカオス」へと私たちを誘う、2015年に結成された日本の4人組ロックバンド「神はサイコロを振らない」が2023年に発表したこの曲は、黒岩勉脚本、福山雅治主演のTBS系ドラマ「ラストマン-全盲の捜査官」の挿入歌として書き下ろされました。
ドラマの概要・あらすじはコチラ。
FBI特別捜査官・皆実広見(福山雅治)は 過去のある事故がきっかけで両目の視力を失ったが 鋭い分析力、嗅覚、触覚で事件をかならず終わらせる 「最後の切り札」という意味で“ラストマン”と呼ばれていた。 警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗(大泉洋)は “次期警察庁長官”と目されている兄から そんな皆実のアテンドを命じられ……。 全盲の人たらし捜査官と 犯人逮捕のためには手段を選ばない刑事が 難事件に挑む痛快バディドラマ。 それが「ラストマン-全盲の捜査官」である。
この楽曲を初めて聴いた時の筆者の印象が
表題にある「現世の深い闇の中で光を求めて喘ぐ人々を想起させる」でした。
鋭く尖ったナイフのようなギターサウンドが静寂と闇を切り裂き、その切り口から鬱積していたパッションと凄まじい熱を帯びたエネルギーが一気に噴き出すといったイメージでしょうか。
低音からファルセット、囁きと叫びを自在に操る“カオス”な歌声が楽曲に彩りを添え、聴き込むほどに中毒性が高くなり、アウトロ後に戻る静寂の中でいつまでもその余韻に心地よく浸れる…
そんな楽曲だと筆者は考えます。
歌詞の意味を考察!修羅の道に咲く真実の花
さて、歌詞考察に入ります。
楽曲タイトル「修羅の巷」とは、激しい戦闘や闘争の行われる場所という意味。
一見すると哲学的であり、難解なもののようですが
読み解く程にその本質は至ってシンプルでありピュアな歌詞です。
まずは全文からご覧ください。
生まれながらにしてずっと
比べられてきた半生記を
喉の奥掻き毟って
なかったことにしてくれ
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/kami-wa-saikoro-wo-furanai/shura-no-chimata/
枷のないアウトサイダー
ギリギリでも生きていたいな
一か八か丁か半か
神のみぞ知る運命
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/kami-wa-saikoro-wo-furanai/shura-no-chimata/
栄光なんてくだらない理想に
縋ってたい
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/kami-wa-saikoro-wo-furanai/shura-no-chimata/
無様にいこうぜ
愚か者と嘲笑われたって
堕落のlonely knight
Falling down
背負う罰とpast
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/kami-wa-saikoro-wo-furanai/shura-no-chimata/
華やかなレッドカーペット
地に足つけ掴んだ栄光
夜桜掘り起こす過去
埋まったままの諸行無常
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/kami-wa-saikoro-wo-furanai/shura-no-chimata/
ブラックアウト暗い視界に
フラッシュバックする後遺症に
グラグラグラ目眩を邁進
風見鶏は南に
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/kami-wa-saikoro-wo-furanai/shura-no-chimata/
Why me?
痛むたびhighになってdive
気分はどう?
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/kami-wa-saikoro-wo-furanai/shura-no-chimata/
無機質な抱擁で
マニュアル通りの手つき手順でいい
満たしてくれbaby
Falling love
残るkissの味
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/kami-wa-saikoro-wo-furanai/shura-no-chimata/
自由も正解も
安らぎもない修羅の巷で
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/kami-wa-saikoro-wo-furanai/shura-no-chimata/
無様にいこうぜ
愚か者と嘲笑われたって
堕落のlonely knight
Falling down
背負う罰とpast
狂ったように咲く火花
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/kami-wa-saikoro-wo-furanai/shura-no-chimata/
歌詞については目下のところ「全力考察中」ですが
キーワードになるのが「修羅の巷」が指し示すものとは何なのか?だと筆者は考えます。
ドラマの内容からみてみると、権力による闘争、内に秘めたる過去の傷、愛憎や妬みなどによる犯罪が日常茶飯事の如く巻き起こっている社会が感じ取れるでしょう。
そんな闇深き世の中であっても、事の本質をしっかりと見定めながら光を求めて懸命に生きる人々の「心からの叫び」や「解き放ちたいモヤモヤ」を、この歌はダークサイドからの視点で私たちに伝えようとしているのではないでしょうか。
こういったことから、筆者はこの歌が現世に伝えたい想いの本質を
修羅の道に咲く真実の花としています。
その真意については、歌詞考察と併せてお伝えしていきますので
どうぞお楽しみに!
まとめ
今回は
神はサイコロを振らない の 修羅の巷 について
歌詞の意味を考察し、この歌が現世に伝えたい想いの本質に迫りました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
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