【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回、あなたの心に届けたい楽曲は
スピッツ の 紫の夜を越えて です。
歌詞の意味を考察し、この歌が伝えたい想いの本質をお伝えします。
凍えるような寂しさを包み込む優しさと温もりを感じさせるメロディーライン
引用元-Amazon
エモーショナルなサウンドと透明感のある歌声が私たちの心を魅了する、日本のミュージックシーンに欠かすことのできない大人気ロックバンド「スピッツ」が、2021年にメジャーデビュー30周年と同時に発表したこの曲。
現世におけるやるせなさや何とも言えない寂しさが漂う前半部分。その寂しさを体温で包み込み、疲れた肩をポンポンと弾くように叩きながら耳元で「大丈夫だよ」と、愛する人が優しく呟くイメージの後半部分のコントラストが抜群に素晴らしいのではないでしょうか。
表題に掲げた「凍えるような寂しさを包み込む優しさと温もりを感じさせるメロディーライン」が、聴き込むほどに私たちの心を癒してくれる…
そんな楽曲だと筆者は考えます。
歌詞の意味を考察!紫の夜は明るい明日へのシグナル
さて、歌詞考察に入ります。
まずは、歌詞全文をご覧ください。
君が話してた 美しい惑星は
この頃僕もイメージできるのさ
本当にあるのかも
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/spitz/murasaki-no-yoru-wo-koete/
いつも寂しがり 時に消えたがり
画面の向こうの快楽 匂いのない正義
その先に
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/spitz/murasaki-no-yoru-wo-koete/
紫の夜を越えていこう いくつもの光の粒
僕らも小さなひとつずつ
なぐさめで崩れるほどのギリギリをくぐり抜けて
一緒にいて欲しい ありがちで特別な夜
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/spitz/murasaki-no-yoru-wo-koete/
溶けた望みとか 敗けの記憶とか
傷は消せないが続いていくなら
起き上がり
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/spitz/murasaki-no-yoru-wo-koete/
紫の夜を越えていこう 捨てた方がいいと言われた
メモリーズ強く抱きしめて
従わず得られるならば 砂の風に逆らい
再び生まれたい ありがちで特別な夜
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/spitz/murasaki-no-yoru-wo-koete/
袖をはばたかせ あの惑星に届け
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/spitz/murasaki-no-yoru-wo-koete/
少し動くのも恐れてた日々
突き破り
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/spitz/murasaki-no-yoru-wo-koete/
紫の夜を越えていこう いくつもの光の粒
僕らも小さなひとつずつ
なぐさめで崩れるほどのギリギリをくぐり抜けて
一緒にいて欲しい遠くまで潤み始めた目を開いて
紫色の夜を越えて
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/spitz/murasaki-no-yoru-wo-koete/
印象的なフレーズが並ぶ中で筆者がキーワードと感じたのが
「紫の夜」、「惑星」、そして「ありがちで特別な夜」の3つです。
1つ1つ深掘りしていきますね。
まず「紫の夜」ですが、楽曲タイトルにもあるように「核」となる部分ではないでしょうか。夜を表す「青(濃紺)」と朝をイメージする「赤」が混じり合った色が「紫」だとすれば、紫の夜とは「次第に明るくなっていく夜」のことであり、現世においては閉塞から解き放たれようとする未来を指しているのではないでしょうか。
そして、紫には「孤独」といったイメージがあることを考えると、紫の夜を越えるとは「時には孤独から抜け出して、愛する人と共に生きる」といった想いも込められているように筆者は感じます。
次に、惑星については、おそらく誰もが「地球」をイメージすると考えられますが、筆者は歌詞を考察する中で、この楽曲が発表されたのがコロナ禍だったことを考えた時、惑星とは「自分が【こうでありたい】と願う未来」だと考えます。
最後に、ありがちで特別な夜については「何気ない日常の夜」といったイメージと「特別な夜」とを合わせた場合、これまで当たり前に過ごしてきた夜が特別な夜に感じるといった感情を表していると考えられ、現世への憂いと未来への希望、そして何気ない日常への感謝の気持ちが込められていると筆者は考えます。
以上のことから、筆者がこの歌が伝えたい想いの本質を
紫の夜は明るい明日へのシグナル としています。
シグナルとは「信号」のことであり、それがどういう関係があるのか?
その真意などについては、次の総合考察でまとめています。
ぜひとも続きをご覧ください。
総合考察:「紫」が表す孤独な夜を、明るい明日への「青」のシグナルに変える方法とは?
筆者が今、この曲を届けたいとした理由は
「紫」という色が「孤独」を表しているといったものの他に
現世をストレートに表していると感じたからです。
先程も少し触れましたが、紫を構成する色は赤と青。
あなたもご存知の「信号」に喩えた場合「赤は止まれ、青は進め」。
現状は今、まさに「紫」の状態なのではないでしょうか。
「進みたくても進めないが、立ち止まってはいられない」もどかしさで過ごしているあなたへ。
漠然としていても、不安や苦しみに押し潰されそうな心の状態で過ごしているあなたへ。
この状況を明るい未来へと変えるには、どうしたらいいのか?
その方法はズバリ!
あなたの心の中のシグナルを変えることから始まります。
あなたの人生の未来への決断ができるのは
「あなたしかいない」のはお分かりですよね?
今、岐路になっている状態のあなたの心の中にはおそらく
「本当にこれでいいのか?」
「失敗したらどうしよう…」などといった不安が少なからずあると考えます。
まず「本当にこれでいいのか?」という場合から考えてみると
ここで結構な確率でしてしまうのが「相談」です。
「どうしたらいいと思う?」という言葉が最たるものですが、ごめんなさい…
ハッキリ言うとあなたにとっての人生の選択は、愛する人や大切な人以外の人からすれば「所詮他人事」なのです。
引用元-Together
返ってくる答えは「あなたが思う通りにしたらどうかなぁ」であり、あなたが決断してから歩む道の途中では「老夫婦とロバ」のような状態であなたを見ている…そんな人が多いです。
愛する人や大切な人へ相談したとしても、あなたの想いに届く答えが返ってくるかどうかは未知数だとしたら、あなたが精一杯考えて出した結論にGOサインを出す場合、あなた自身があなたの心に「これでいいのだ」としっかりと伝えることが一番重要になります。
そして次に「失敗したらどうしよう…」という不安に苛まれる状況においては「GOサインを出して進み、立ち止まった時に振り返り、後悔するか反省するか」ということになりますが、その時には後悔すれば「赤」。反省すれば「青」にシグナルは変わります。
どうしてか?
後悔すると頭を抱えてその場で蹲って、先へと進めなくなってしまうから であり、
反省すると要因が分かって気持ちが前向きに変わり、また一歩進めるから です。
あなた自身の未来に自ら「赤信号を灯す」必要はありません。
あなたの思考を少し変えるだけで未来は変化し「青信号を灯す」ようになります。
そのためには
「あなたを信じること」、「愛する人や大切な人を信じること」に
「赤信号」を灯さないでもらいたい。
そして
あなた自身の心に、愛する人や大切な人からの
心からのエールに「青信号」を灯し続けてもらいたい。
筆者はそう考えます。
これが、筆者がこの歌が伝えたい想いの本質とした
紫の夜は明るい明日へのシグナルの真意です。
毎日の暮らしの中で、少しずつではあっても
心の中に青信号が灯る機会が増えていくことを願っています。
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