【ブラックビスケッツ】Timing~歌詞の意味を考察!TikTokで支持される理由とは?~

未来が変わる思考術

【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS

今回、あなたの心に届けたい楽曲は

最近TikTokで度々流れてくる名曲。

ブラックビスケッツ  Timing(タイミング)です。

Total Playing Time 4:24 ※sourced by. honmadekka30 from:Dailymotion
Total Playing Time 6:43 ※sourced by. Shin Miya (LIVE)

歌詞の意味を考察し

現世につながるこの歌が伝えたい想いの本質のみならず

TikTokで支持される理由についてもお伝えします。


心をくすぐり、笑顔にさせ、穏やかな気持ちになれる歌

引用元-Amazon

1996年4月2003年3月までNTV系列で放送されていたバラエティ番組「ウリナリ!」から登場したユニット「ブラックビスケッツ」1998年に発表したこの曲。

引用元-Livedoor

ブラックビスケッツとは

南原清隆さんビビアン・スーさん天野ひろゆき(キャイーン)さん

3人組ユニットのこと。

南原さんと天野さんの生真面目な歌声とビビアンさんの少し鼻から抜けた感じが印象的な歌声が絶妙のハーモニーとなり、キャッチーであり程良く繰り返される転調が小気味良いメロディーラインが重なることによって広がる世界観が、聴いている人の心をくすぐり、笑顔にさせ、穏やかな気持ちにしてくれる歌です。


歌詞の意味を考察!伝えたい想いの本質は、お互いを認め合う「タイミング」

歌詞の意味や内容についてですが

1番では「言葉やしぐさ1つで、その場の空気や関係性が大きく変わってしまうこと」

2番では「周りの空気に左右されて心が落ち着かず、イライラをつのてしまうこと」

といった人間関係の中での「あるあるな状況」が描かれています。

そのことを、それぞれの「サビ部分の歌詞」が、まるでたしなめるかのように優しく想いを伝えています。

今回は印象的な3つのサビ部分の歌詞から、その想いの本質に迫りたいと考えます。

ズレた間のワルさも それも君のタイミング

僕のココロなごます なんてフシギなチカラ

引用元-ブラックビスケッツ~Timing(1998)

ヒトも街も宇宙も まわれまわるタイミング

ヘンにね合わせ過ぎても たぶん辛いだけさ

引用元-ブラックビスケッツ~Timing(1998)

たまに間のワルさも 大事なんだねタイミング

君と僕のシアワセ 笑いながらいこう

引用元-ブラックビスケッツ~Timing(1998)

この3つのサビが、この歌が伝えたい本質になります。

それぞれに言葉は違いますが、伝えたいことは同じ。

「お互いを認め合おう」ということです。

引用元-GAHAG

人それぞれに生まれた時の状況、育った環境、出会った人、影響を受けた人などは違っていて当たり前。その中で「気の合う人、合わない人」「考え方が似ている人、正反対の人」がいたとしても何ら不思議なことではありませんよね。

ということは「間のイイ人、ワルい人」もいて当然。

ただ「間のワルさ」というのは「空気が読めない」のではなく

その人が持つ「独自性(個性)」が成せるわざだと考えると如何でしょう?

物事には向き不向きがあるではなく、それぞれの役割があるという考え方をしていれば、ヘンにイライラしたりなどしないのではないでしょうか。

このことは、自分から他人への視点「一方向」ではなく、他人から自分への視点や自分を他人に置き換えて俯瞰する自分という視点「双方向(多方向)」でなければ決して理解はできません。

過度に自己主張をするのではなく、過度に他人に期待するのではなく

「お互いの思考や存在を認め合うタイミング」が大切なのだと、この歌を通して筆者は感じます。

ではその「タイミング」は、いつどんな状況になるのか?

次の章「TikTokで支持される理由」を含めてお伝えします。


TikTokで支持される理由。それは「人を傷つけない時代」を取り戻すため

引用元-Amazon

この歌は発表以降、作曲者である中西圭三さん平井堅さんなど

多くのアーティストによってカヴァーされ、時代に合わせたアレンジにより歌い継がれています。

ビビアンさんの母国である台湾版もリリースされていて

アジア規模での人気を誇る歌でもあるようですね。

TikTokで耳にするようになったのは、2022年に入ってから。

原曲ではなく、2019年より活動を開始している音楽ユニットKlang Ruler(クラングルーラー)2021年12月にカヴァーしたものが度々耳に届きます。

Klang Ruler/Timing 引用元-ファッションプレス

Total Playing Time 3:50 ※sourced by. Klang Rulor Official

曲調は、全体的に原曲から感じられていた疾走感のようなものが少し抑え気味になり、代りに「レトロ感」を漂わせるメロディーになっているのが特徴的。

曲のテンポもいくらか遅めになっている感じから考察すると

やはり「踊りやすいから」というのが一般的な見方になるでしょう。

しかしながら、さらに深掘りして考えてみると

強く主張しないが記憶に残るメッセージソングとしてアレンジされているとしたら、このカヴァーソングは令和の世を過ぎても歌い継がれ、踊り継がれるのではないでしょうか。

彼らが活動を開始したのは2019年。

その年は、お笑いコンビ「ぺこぱ」に代表されるように

「人を傷つけない(笑い)」がキーワードになっていた年でしたよね。

そこから時代は振り子のように反対方向へと進み、とんでもない世の中になっていますが、そういった時代になったからこそこの歌がSNSで話題になり、それに呼応する人々が集い、誰もが簡単にできる踊りでつながりながら「人を傷つけない時代」を取り戻そうとしているように筆者は感じます。

そして、その「人を傷つけない時代を取り戻すタイミング

今、この時なのだと私たちに教えてくれている。

筆者はそう考えます。


まとめ

Total Playing Time 4:24 ※sourced by. honmadekka30 from:Dailymotion
Total Playing Time 6:43 ※sourced by. Shin Miya(LIVE)

今回は

ブラックビスケッツ  Timing(タイミング)

歌詞の意味を考察し

現世につながる、この歌が伝えたい想いの本質

TikTokで支持される理由 についてお伝えしました。

BRAND-NEW MUSIC DAYSでは

この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので

そちらの方もどうぞご覧くださいね。

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