
【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS

今回、あなたの心に届けたい楽曲は
Uru の 心得 です。
歌詞の意味を考察し、この歌が現世に伝えたい想いの本質に迫ります。
聴いた瞬間から逞しさ、優しさとぬくもりが押し寄せる魅惑のメロディーライン

2013年、YouTubeにおいて活動を開始し、2016年にメジャーデビューを果たして以降、心の奥にまで染み渡るメロディーとクリスタルのように透き通った歌声が私たちを魅了し続けている日本の女性シンガーソングライター「Uru」が発表したこの曲は、長岡弘樹原作、君塚良一脚本、木村拓哉主演のCX系ドラマ「風間公親‐教場0」の主題歌として書き下ろされました。

ドラマの概要・あらすじはコチラ。
警察学校の名物教官・風間公親(木村拓哉)は なぜ冷酷無比な人格になったのか。 警察学校に赴任する前 新人刑事の教育に当たっていた時代の風間を描く。 『教場』シリーズの原点であり、始まりの物語。

楽曲を制作したUruさんは、楽曲についてのインタビューで次のように語られています。
何事にも流されず物事の本質を捉え追究していく風間の姿に尊敬の念を抱きつつ、自分なりの心得と志を持って歩き続けていれば必ず道は繋がっていくという事を教えてもらったような気がします。この曲が、風間や全ての登場人物、作品に寄り添うことのできる曲になってくれる事を願っています
引用元-音楽ナタリー

一方、主演の木村拓哉さんは、楽曲についてのインタビューで次のように語られています。
今回の主題歌を耳にしたとき、風間がバディを組む新人刑事たちの顔が浮かんできて目頭が熱くなりました。目の前に立ちはだかる試練に対して、新人刑事たちそれぞれが苦しみ、悩みながらも踏ん張る。風間という人物から、新人刑事たちへのメッセージソングになっていると思います
引用元-音楽ナタリー

約2分のティザー音源を聴き始めた瞬間「大地にしっかりと足をつけ胸を張って進む逞しさ」と「真綿のように柔らかな母の胸に抱かれた優しさとぬくもり」が一気に心に押し寄せてきて、人知れず胸が熱くなります…
奏でられる1つ1つの音がまっすぐに心に語りかけてくるようなイメージで、事の本質をしっかりと視て、厳しさと優しさを兼ね備えながら生きることこそが本当の人間のあるべき姿なのだと、この楽曲は教えてくれているように筆者は感じました。
歌詞の意味を考察!心得とは「志」。すべての人に届けたいメッセージ

さて、歌詞考察に入ります。
まずはティザー音源から判明している歌詞をご覧ください。
時に空のように 時に海のように
深く深くたゆみない 志を胸に掲げながら
それでもまだ迷い 一筋流した
その涙もまた
Uru「心得」ー音源から
今日を生きる希望 あなたが
信じてきたもの 忘れないで
失うものあれば 必ず
見つけられる光もある
蕾に差す雨のように 差す陽のように
その息吹を感じて
Uru「心得」ー音源から

楽曲タイトルの「心得(こころえ)」。
「しんとく」とも読まれ、「心に会得する」とのことから
ザックリとした意味は「(物事などを)十分に理解して心から自分のものにする」ということになります。
ドラマのあらすじやUruさんと木村さんのコメント内容などを含め総合的に考察し、この歌が現世に伝えたい想いの本質を筆者は「心得とは志」だとしていますが、その真意は何処にあるのか?
少し掘り下げていきますね。


「教場」は「教えを乞う場所」であり、一般的には「クラス」のことになりますが、そこでは「人として生きるために心得ること」を教えられていきますよね(もちろん家庭においても同じことが言えますが)
心得たことをただ胸の中に留め置いていては何も始まらないし、何も変わらない。
行動に移す必要があります。
その時に必要になるのは「覚悟を決めること」なのですが、何を以て覚悟を決めるのかがカギ。
そこで登場するのが「志」。


志という言葉の意味は「ある方向を目指す気持ち」、「心に思い決めた目的や目標」、「信念」の他に「集中すること」、「相手を想い、慕う気持ち」といった意味も含まれています。
人として生きるために心得ることは、教科書なんかには書かれていないものが多く、実社会においても都合よく歪められて伝え聞くことも少なからずありますが、事の本質は「人を思いやり、一緒に歩むこと」ではないでしょうか。

だとすれば、楽曲タイトルである「心得」が意味するものは、「志を以て覚悟を決め行動に移すためのもの」だと考えられ、筆者がお伝えした「心得とは志」ということになるでしょう。
歌詞全文の公開が待ち遠しいですね。
まとめ
今回は Uru の 心得 について
歌詞の意味を考察し、この歌が現世に伝えたい想いの本質に迫りました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
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