【メンタルエイド】
BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回あなたの心に届けたい楽曲は
Ado さんの 桜日和とタイムマシン です。
この記事では「桜日和とタイムマシン(楽曲)」について
曲のイメージや歌詞の意味などを筆者独自の視点で徹底考察!
歌に込められた深いメッセージと共に伝えたい想いの本質に迫ります。
どうぞ最後までご覧ください。
楽曲紹介ならびに楽曲を初めて聴いた筆者のイメージ・感想
日本のみならず世界の音楽シーンで大活躍の日本の女性“歌い手”「Ado」さんと、世界的大人気の女性ヴァーチャルシンガー「初音ミク」さんとのコラボ曲であり、Adoさん初のCDシングル曲。
正式タイトル「桜日和とタイムマシン with 初音ミク」
この楽曲は、2024年4月に国立競技場で開催された
AdoさんのLIVE「心臓」において披露され、多くのファンを魅了しました。
軽快なリズムで奏でられるメロディラインが青春の清々しさを、静寂の中のピアノソロが過去の回想と切なさを巧みに表していて、青春の幻影を追いながらも今を見つめ、想い出を胸に未来へと進んでいく様を想起させ、聴き込むほどに胸を熱くさせる…そんな楽曲だと筆者は感じました。
歌詞の意味を考察!今、その瞬間を後悔しない
さて、今回はいきなり歌詞考察に入ります。
まずは、印象的な歌詞をご覧ください。
※太字に注目すると、後半の考察がリアルにイメージされますよ。
今年も春が来ると 懐かしい声がするような
忘れられないどれも 思い出の空に飾っている
桜舞う
「桜日和とタイムマシン with 初音ミク」 Ado
桜日和の空 ふたり 歩く道にはひとしきり
あと数センチの息遣い 果てしなく思えてしまう
「桜日和とタイムマシン with 初音ミク」 Ado
不意に触った蕾が落ちていく 壊してしまうと気づいてから
小さな一歩ほど怖く思っていた 君は笑っていたのに
「桜日和とタイムマシン with 初音ミク」 Ado
「さよなら」よりも相応しい言葉は
胸の奥につっかえて 初めて気づいたんだ
恋していたんだなあ
「桜日和とタイムマシン with 初音ミク」 Ado
ああ 桜が色づいたら もう言葉を交わしたら
ボクらの見ていた景色はいつかの
思い出に変わることが決まっていたんだってさ
タイムマシンに乗って ねえ あの日に戻してよ
叶わないことばっか願う
本当はどうせ ずっと君のこと…
なんて言えやしないのに
「桜日和とタイムマシン with 初音ミク」 Ado
桜日和の空 ひとり この未来は見えていたのに
君の声が聞こえた気がして どこかに探してしまう
「桜日和とタイムマシン with 初音ミク」 Ado
思い出とかの言葉で蓋した ボクの後悔と散らかる部屋
いつまで立ち止まり 言い訳してるんだろう
変わらないままなんだろう
変われないままなんだよ
「桜日和とタイムマシン with 初音ミク」 Ado
君は誰かと笑えていますか
ふたり歩いた思い出の空は
桜の世界
もう戻れないとわかっている
届かないとわかっている
だから言えるよ 好きだったよ
「桜日和とタイムマシン with 初音ミク」 Ado
ああ 桜が色めいている ああ 今更気づいたよ
出会えばいつかは別れがくると
近づいて 離れていく花びらのように
タイムマシンに乗って ねえ あの日に戻してよ
叶わないことばっか願う
本当はどうせ ずっと君のこと…
なんて言えやしないのに
「桜日和とタイムマシン with 初音ミク」 Ado
全体を通して描かれている“切ない想い”が溢れる歌詞を
筆者独自の視点でストーリー化した考察は、こんな感じです。
巡り来る季節が、君と一緒に過ごした日々を思い出させてくれる。
咲き誇り、色めき、舞い踊る桜は知っている。
ボクが君に伝えたかった本当の言葉を…
いつもボクの隣にいた君の笑顔、はにかんだ顔、驚いた顔、真面目な顔…どれもがボクの大切な宝物。大切に思えば思うほど、今の関係性を壊してしまうことを恐れて、一歩踏み出す勇気が出なかった…
君に伝えられなかった言葉が、今もボクの心を締めつける。
あの時もっと自分の気持ちに正直であれば…
もっと君の気持ちに寄り添えていたら…
人が出会い、時が流れたその先には必ず別れが来ることを
ボクは自分のこととは考えもせず、君との時間は永遠に続くと思っていた。
そんなわけないよね…
今、目の前にタイムマシンがあったら
すぐに飛び乗り、あの頃に戻って今度はちゃんと君に伝えたい。
それは決して「さよなら」ではなく
「出会えてよかった。ありがとう」などという強がりでもなく
ボクの正直な想い。
勇気を出して心から「ずっと君のことが好きだった」という言葉。
でも…
君を目の前にすると、きっとまた勇気が出なくなるかもしれないな…
青春時代に芽生える憧れ、淡い恋心。
あなたにもそんな経験があるでしょう。
この楽曲に近い形ではありますが、大好きな女の子との会話や彼女の行動、仕草など些細なことで一喜一憂し、彼女に対する気持ちを自問自答し『大好き』という想いを伝えようとするけれど勇気が出ず、眠れない夜を過ごしたことが筆者にもあります。
筆者はその後、8年という月日が流れたある日、偶然に彼女と再会し、勇気を出して想いを伝えることができました。結果としてフラれてしまいましたが、後悔はしていませんし、むしろ晴れ晴れとした気持ちで“いい想い出”として記憶に残っています。
恋愛、仕事、人間関係。
様々な場面で、人は紆余曲折を経験するものであり
その中には多くの失敗もあるでしょう。
そんな時『タイムマシンがあったら』と考える人もいるでしょうが、一度きりしかない人生を自分の得手勝手で弄りまわすなんてナンセンスであり、タイムマシンがあってもなくても“今、その瞬間を後悔しない”生き方をすれば、それでいいのではないでしょうか。
そんな想いを、筆者はこの歌詞に感じ取りました。
これが、筆者がこの歌が伝えたい想いの本質とした
「今、その瞬間を後悔しない」の真意です。
まとめ
今回は Ado さんの 桜日和とタイムマシン について
曲のイメージや歌詞の意味などを筆者独自の視点で徹底考察!
歌に込められた深いメッセージと共に伝えたい想いの本質に迫りました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
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