【メンタルエイド】
BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回あなたの心に届けたい楽曲は
Ado さんの MIRROR です。
歌詞の意味を考察し
この歌が伝えたい想いの本質に迫ります。
どうぞ最後までご覧ください。
楽曲紹介ならびに楽曲を聴いた筆者のイメージ・感想
21歳にして地球規模の人気を誇る日本の女性シンガーAdoさんが、シンガーソングライターのなとりさんとタッグを組み、2024年7月にリリースする第2弾アルバム「残夢」に先駆けて届けるこの曲。
楽曲について、制作者のなとりさんは、こんなコメントを寄せています。
この度、Adoさんに「MIRROR」という楽曲を書き下ろさせていただきました。出かける支度中、鏡に映った自分を見て、今日は調子いいなって思える日にぜひ聴いてほしいです。調子悪くても聴いてほしいです。面倒くさいことが続く日々を踊り明かしましょう。
そして、楽曲を歌うAdoさんは、こんなコメントを寄せています。
なとりさんのこの最高にお洒落な楽曲を初めて聴かせていただいた時は踊りました。そして本当にMIRRORを聴きながら鏡の前でよく踊っています。皆さんも踊りましょう。ダウナーでありながらどこか温度を感じるニューシングルです。是非お聴きください。
ベースが刻むビートサウンドが心地よく耳に届き、自然と身体がリズムを取り、心を弾ませてくれます。1日の始まりに勇気を、疲れた心に癒しと労りを、くつろぎの時にはモチベーションをキープしてくれる。そんな楽曲だと筆者は感じました。
歌詞の意味を考察!等身大の自分を愛せるように
さて、歌詞考察に入ります。
全文については、コチラからご覧になれます。
歌詞全体から感じ取れるのは「登場人物が二人いる」ことですよね。
私とあなた。一見すると「恋する人」や「憧れの人」との会話のように感じますが、実際のところはどうなのか? 楽曲タイトルがその答えを教えてくれています。
一緒に見て行きましょう。
楽曲タイトル「MIRROR」
「鏡」を意味する言葉ですが、日常においては歯磨きや洗顔、出かける際のお化粧や洋服選びなど“身だしなみを整える”際に愛用していますよね。あなたもそうでしょう。
鏡は、本来であれば見ることができないものを客観的に見ることができる優れものですが、人間に置き換えてみると「自分が知らない自分を見ることができる」ということになりますよね。
目と目を合わせてよ、インサイダー
言い訳、並べるのにも疲れたでしょう?
明かりのない部屋で、一人芝居だ
その、触れる手と手が点と線になって
「MIRROR」 Ado 引用元-Uta-Net
目と目が合っても、アウトサイダー
言い訳、並べていたら心も疲れたの
あれ、何て名前の点と線だっけ?
「MIRROR」 Ado 引用元-Uta-Net
インサイダーは「関係者」、アウトサイダーは「部外者」というのが直接の意味ですが、ここでは私という人物において「一番良く知る人」、「赤の他人」といった感じになるでしょう。
”明かりのない部屋で一人芝居をしている”とは、姿や形ではなく自分の心と向き合う様子を表しているとすれば、触れる手と手は「鏡越しに合わせた自分の手」であると考えられます。
インサイダー、アウトサイダーの入った歌詞を要約すると
昨日の自分に”言い訳”めいた愚痴や後悔を並べ立てる自分を
どんな顔して目を合わせればいいの?
ため息ばかりついていたって何も変わらないし疲れてしまう…
私は一体どうすればいいの?
こんな感じなのではないでしょうか。
そして、鏡越しに合わせた手と手が生みだす「点と線」。
点は、過去から未来へと続く中での「1日1日」を
線は、1日1日をつなぎ合わせたものとして「人生」を表していると筆者は考えます。
自分の内なる感情までは鏡越しの自分には分からないので、語りかけることによって自己暗示をかけ、自らを慰め、癒し、奮い立たせることでモチベーションを高めていく…そう考えた時、鏡に映った自分は「未来の自分」だということになるのではないでしょうか。
これが「何て名前の?」の正体だと筆者は考えます。
玄関を出た先に広がる現実の社会には様々な人間模様が渦巻き、時として理不尽なことに苛まれたり、困難に巻き込まれたりするものですが、そんな時には鏡に映った自分にもう一度問うて欲しい『私は私でしかないのだから、私に正直で良いのよね?』と。
鏡に映った自分に問いかけながら
心と向き合い、等身大の自分を愛し、勇気を以て今を生きる…
そんなメッセージが込められていると筆者は考え
この歌が伝えたい想いの本質を
等身大の自分を愛せるようにとしているのです。
まとめ
今回は Ado さんの MIRROR について
歌詞の意味を考察し、この歌が伝えたい想いの本質に迫りました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいませ。
コメント