【メンタルエイド】
BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回あなたの心に届けたい楽曲は
ちゃんみな の FORGIVE ME です。
印象的な歌詞の意味を考察し
この歌が伝えたい想いの本質に迫ります。
どうぞ最後までご覧ください。
楽曲紹介ならびに楽曲についての筆者のイメージ・感想
「練馬のビヨンセ」との愛称を持つ日本の女性ヒップポップアーティスト「ちゃんみな」が、2024年4月よりスタートするJYUN・Mana原作、伊原六花主演の日本テレビ系火曜プラチナイトドラマ「肝臓を奪われた妻」の主題歌として書き下ろし、発表したこの曲。
ドラマの概要は、コチラ。
同名タイトルの韓国Webサイト「NAVER」ならびにLINEマンガのドラマ化!
主人公の大学生・北山優香(伊原六花)が学費を稼ぐため
アルバイトに奮闘していたある日、中村光星なる男と出会う。
光星のアプローチを受け結婚する優香だったが
その結婚の目的は
「義母への肝臓移植のため、優香の肝臓を奪うことだけ」だった…
最愛の人に裏切られ、他人を信じられなくなった優香。
それでも支えてくれた温かい人たちや守るべきもののために
もう一度愛を信じ、前を向いて進んでいく成長物語。
冷やかなサウンドが”愛の終わり”、”冷め切った関係性”を感じさせる一方で、心の中で燻る”憎悪”を想起させ、地を這うようなイメージのメロディラインがその想いの根深さを感じさせます。
歌詞の意味を考察!「FORGIVE ME」の意味するものとは?
さて、歌詞考察に入ります。
全文については、コチラからご覧ください。
まずは楽曲タイトルやドラマの内容から「推察」を進めていきたいと考えます。
楽曲タイトル「FORGIVE ME」
日本語に訳すと「私を許して」になりますが
何を許して欲しいのか? 興味が湧いてきますよね。
ドラマの内容から「理不尽に肝臓を奪われた妻の復讐劇」ということで、単純に考えれば「復讐対象者たちの命乞い」のように感じられますが、一方で純粋に人を愛し、愛する人のために自らを犠牲にしてまで尽くそうとしたかつての自分への後悔もあるのではないかと筆者は考えました。
それを踏まえて歌詞を見ていきます。
ほぼ英語の歌詞になりますが
筆者が独自の視点から意訳したものをご覧くださいね。
Do I make you nauseous Do I make you shy
嫌悪感を抱かされるか 辱められるかしかなかった
Are you mad I got options Does it make you cry
私が“私自身”を取り戻したことは
あなたにとってさぞや悲しいことでしょうね
When I talk I’mma say what I say what I want
When I wanna do I’mma do what I want
(これからの)私は言いたいことを言い、やりたいことをやる
Brrr, they call from Paris,
fuck it I’ll wear it I could make a check from my work
私をいいように弄び、(貶めた末に)大切なものを奪っていく
Woo I’m just exactly, I’m just Who you say I am
(今思えば)あなたにとって、私は「物」でしかなかったのね
「FORGIVE ME」 ちゃんみな 引用元-Uta-Net
Of course I’m a bad bitch, can you forgive me
I’m with your favorite idol can you forgive me
(今の)私はあなたにとって悪い女。
(以前のように)あなたに従順であれば可愛がってもらえるのに。
And If I kiss her, tell me can you forgive me
Can you forgive me
でも私は気付いてしまった…
私はあなたに奪われたすべてを奪い返してやる
それをあなたは許せるの?
「FORGIVE ME」 ちゃんみな 引用元-Uta-Net
Diamonds on my wrist, can you forgive me
Didn’t pay for what you see in my bikini
煌びやかなものを身に纏っても、肢体をさらけ出しても
あなたは何も反応せず、同じように自分をさらけ出そうとはしない
And I don’t even give a fuck if you forgive me
だから私はあなたにすべてを委ね、あなたの“物”になんてならない
Please forgive me
許してください
「FORGIVE ME」 ちゃんみな 引用元-Uta-Net
楽曲の世界観に忠実に意訳してみましたが、歌詞に描かれているのはご覧になってお分かりの通り「かつての自分への後悔とこれから先の未来」になりますよね(ドラマの内容からすれば当然ではありますが…)
そこで考えるのが、楽曲タイトルにもなっている「FORGIVE ME」
何を許して欲しいのか? になります。
タイトルだけを一見すると、夫や家族側からの視点で「今まで散々な目に遭わせた主人公への謝罪」にも見えますが、書き下ろされた楽曲の”本質”であるドラマのメインテーマは「愛する人の裏切りから始まった、心と体に傷を負わされたことへの復讐」ですよね。
であれば「FORGIVE ME」が意味するものとは、一度はすべてを愛した人という“未練”を抱きながらも強い意志と決意で“憎悪”に変え、非情に徹しなければならない自分に対する“許して”ではないかと筆者は考えます。
凄まじい感情が噴き出す人間模様を
淡々とした歌詞や抑え気味なメロディラインで描いたこの楽曲…
まさに、ちゃんみなさんしか成し得ない“令和の名曲”ではないでしょうか。
まとめ
今回は ちゃんみな さんの FORGIVE ME について
印象的な歌詞の意味を考察し
この歌が伝えたい想いの本質に迫りました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
※ちゃんみなさんの楽曲については、他にも歌詞考察を行っています。
興味のある人は、コチラの方も併せてご覧くださいね。
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