【沖縄慰霊の日】ジャイアンに視る日本の未来~慰霊の日に寄せて~

よもやま話

今回の「よもやま話」は特別編

「ジャイアンに視る日本の未来~慰霊の日に寄せて~」というお話です。

ジャイアンとは…

お子さんから年配の人まで幅広く知られているアニメ「ドラえもん」において登場する「大柄のガキ大将」ですよね。

イメージ的には、こんな感じでしょうか。

  • いつものび太をいじめている
  • 同級生や年下の子どものおもちゃを取り上げる
  • 気に入らないことがあると着火が早くゲンコツが飛び出す
  • 歌がヘタ
  • お前の物は俺の物、俺の物も俺の物

これだけを見ていると、何とも悪い子のように思いますが、ここで注目してもらいたいのが一番最後に挙げた「お前の物は俺の物、俺の物も俺の物」という言葉。

この言葉をそのまま捉えると「強欲、自分勝手、わがまま」といった言葉が浮かびますが、よく意味を考えてみてください。

彼のいう「俺の物」の中に、のび太くんやスネ夫くん、しずかちゃんやドラえもんなどが入っていとしたら如何でしょう?

彼がよく使うフレーズに「心の友」というものがありますが、「俺の物=心の友」という考え方をすれば、この言葉は「友達想いの優しい子」という印象に変わりますよね。

見た目や立ち振る舞いはあまり良くないとしても、映画などで観られる「いざという時には自分を顧みず、仲間のために勇敢に立ち向かう姿」こそがジャイアンの真の姿なのではないかと私は考えます。

そんなジャイアンですが、アニメの中で「見た目が美しいジャイアン」になったことがあります。

「きこりの泉」というタイトルのお話ですが、内容の一部をご覧ください。

あらすじは、このようになっています。

イソップ寓話の「金の斧・銀の斧」をモチーフとした内容。

のび太が綺麗なグローブで、ジャイアンのグローブがズタボロになったので、それが気に入らないジャイアンはスネ夫の話も引き受け無理矢理交換してしまう。


その頃、のび助が誤ってドラえもんのどら焼きを食べてしまい、泣きつく。
仇を取ろうとする形で豪華などら焼きと綺麗なグローブを交換してもらう。

「きこりの泉」の効果を知ったジャイアンが欲張っていろんな物を泉に入れようとするが、うっかり自分が落ちてしまう。

その結果、女神ロボットと共に登場したのが、きれいなジャイアン


「あなたたちが落としたのはこのきれいなジャイアンですか?」と尋ねる女神ロボットに対し、ドラえもんとのび太が「いえ、もっときたないの!」と答えてしまったため、
「あなたたちは正直ですね!ごほうびに、このきれいなジャイアンをあげましょう」
と、きれいなジャイアンを譲与された。

アニメでのこの話のラストでは、本来のジャイアンは「汚い俺はどうなるんだ~!?」とボヤき、のび太とドラえもんが助けようと駆けつける場面で話は終わる。

ちなみにきれいなジャイアンは助けようとしない。

引用元-ピクシブ百科事典ほか

結構人気の高い作品のようで筆者もよく覚えているんですが

「これとテーマと何の関係があるの?」と思っておられる人、多いでしょうね。

実は「大いに関係があるんです」


昭和20年3月26日に開始となり、6月23日に日本軍としての組織的戦闘が終わりを告げることとなり、終戦となった「沖縄戦」。

実際には戦闘はないものの戦争状態は続いていて、完全に終結したとされるのは9月7日のことだったとされています。

「沖縄戦」において特徴的なものをいくつか挙げると「日本領土において唯一の地上戦」「軍人よりも一般人の方が死者が多い」といったものがあるんですが、何より怖ろしいのが「思考の洗脳」

どういうことか?

当時の国民が、国に根付かされていた思想は、このようなものでした。

「軍官民共生共死(ぐん・かん・みん・きょうせい・きょうし)」という指導方針の下、住民が米軍に投降することを許さなかった。

「生きて虜囚(りょしゅう)の辱(はずかし)めを受けず」(捕虜になるくらいなら死を選べ)との考えにより、自決や集団死を余儀なくされた。

引用元-朝日新聞デジタル

このことを現世において考えた場合、あなたは何を思いますか?


  • 「経済大国」「先進国」というふくよかな身形で、海外においての外面が良い割に、いざという時には私利私欲のみに奔走し、自国民に対してのセーフティーネットは穴だらけ…
  • 自助ばかりを余儀なくされ、心も身体も疲弊した挙句に自殺を選ぶ人が増え続ける
  • 見てくれだけは一丁前で、中身は邪な部分が肥大し、本質はスカスカ

そう…今の日本、今の政府がやっていることは

まるで「きれいなジャイアン」のようですよね。

その「きれいなジャイアン」がこれからの未来に行おうとしているものは、先程沖縄戦の下りでお伝えした「思考の洗脳」ではないかと考えた時、恐ろしいくらいにリンクする部分が多いように私は考えています。

私たちがイメージするジャイアンとして現に今、政権がやっていることに置き換えてみます。

冒頭部分にあったイメージと照らし合わせてみると、如実に表れてきます。

  • いつものび太をいじめている → マイナンバーなどにおける情報搾取
  • 同級生や年下の子どものおもちゃを取り上げる → 公平性を欠いた税金や保険料徴収
  • 気に入らないことがあると着火が早くゲンコツが飛び出す → 官僚などへの圧力や左遷
  • 歌がヘタ → 答弁や会見が上滑りもしくはカンペ読みでも意味不明
  • お前の物は俺の物、俺の物も俺の物 → 権力を笠に私腹を肥やす

「俺の物」の下りに至っては「そのまんま」、「額面通り」ですよね。

「俺の物=心の友この身すべてを投げ打ってでも大切なものを護る」とした真のジャイアンの姿こそが今、沖縄の想いを含めた日本の人々が求める政治だと私は考えます。

「美しい国づくり」と宣った人がいましたね。

何を以て美しいとするかは「きれいなジャイアン」ということになるのは明白です。

無骨ではあっても、人として当たり前の言動が行える国であってもらいたいというのは、あなたも同じ想いなのではないでしょうか。

戦禍の犠牲となった人々の無念を弔い、未来永劫において悲しみを繰り返さないことを切に願います。

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