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ハロウィンの「Trick or Treat?」。本来の意味から現世の日本を視る

よもやま話
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今回の「よもやま話」

ハロウィンの「Trick or Treat?」

本来の意味から現世の日本を視る

というお話です。

10月31日は「ハロウィン」

子どもたちが、思い思いの仮装をして

「Trick or Treat?」といいながら、お菓子をもらいにやって来る。

想像しただけでも、とっても楽しいものですよね。

コロナ禍ではありますが、若い人たちにおいても仮装などをしながら

それなりに楽しみたいと考えている人が多いのではないでしょうか。

でも、これを現世の日本に照らし合わせて考えた場合はどうでしょうか?

「Trick or Treat?」の意味合いも、本来のものに近い状況

いや、現世そのものなのではないかというのが筆者の考えです。

なぜ、そう考えるのか?

「Trick or Treat?」の本来の意味を踏まえ

その真意をお伝えしますので、どうぞ最後までご覧ください。


「Trick or Treat?」の本来の意味は、現世の日本の政治を如実に表している

「お菓子をくれなきゃいたずらしちゃうぞ!」

ハロウィンメイクを施した顔や仮装をして訪れる子どもたち。

平時においては、なんとも微笑ましい光景ですよね。

「Trick or Treat?」

これをそのまま日本語に訳すと「悪巧みかもてなしか」ということになり

それが転じて「お菓子をくれなきゃ云々」になっているようです。

しかしながら本来の意味としては「Trick」とはスラング「騙す」であり

「Treat」「人や物が良くなるように扱う」ということなのです。

それをふまえて元々の意味で訳すと

ここで我々をもてなさなければ、次の1年間、

お前たちを惑わせて困った状態にしてしまうぞ

になります。

察しのいい方であれば、この段階で気づかれていると思いますが

これって過去数年来続いている「日本の政治そのもの」ではないでしょうか。

「経団連などの各種関係団体・富裕層 ⇔ 政権与党・政治家 → 国民」という図式を頭に浮かべてもらえれば、このことが如実に分かるでしょう。

宗教団体を隠れ蓑に自分たちの思い通りに政治を動かそうとする輩も加わっていることもあって、ますます質が悪くなっていますよね…

具体的に喩えると

子どもが持っている食べ物を容赦なく奪い取り

泣きわめく子どもに見向きもしないでむさぼり食っている。  

そんな感じでしょうか。

こういった状況下でのハロウィン。

「お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ」とは

何とも怖ろしく思えてきますよね…


誰もが楽しめるハロウィンであるために大人がすべきことは「事の本質を視ること」

考えてみれば現世に拡がる格差と分断、こういった政治腐敗は

ある意味「無関心を決め込む大人」が創り上げたものですよね…

そうであるならば今、大人がすべきことはただ1つです。

それは何なのか?

事の本質を視ること です。

どういうことなのか?

例を挙げてお伝えしますね。

2020年秋、当時の首相がテレビ出演した際に語っていた内容の中に

「自助・共助・公助」なる言葉があったのを、あなたは覚えているでしょうか?

引用元-ZAKZAK

この考え方をそのまま置き換えると、今の日本の社会において、命に関わるものを含めてあなたを含めた私たちの身に危険が及んだ場合、まず大前提になるのが「自助」ですよね。

自分で何とかしろ。ということ。

その次に「共助」がきますが、これは「他人に助けてもらえ」ということ。

そして最後の砦として「公助」がくるのが原則にはなります。

ここで「あれ?」と思った人、素晴らしいです。

共助と同じくして重要な「互助」が抜けています。

「互助」とは家族や親族等の助けを受けることを意味していて

ここが共助や自助に混ぜ込まれているのが実情なのです。

後で「絆(きずな)」を付け加えておられましたが、付け加えた場所は一番最後。

引用元-ZAKZAK

これが意味するのは

自分で何とかできなければ

たとえ身の危険があっても、斬り捨てられても何も言いません

ということ。

となると、一番最後の言葉は

漢字は同じでも読み方は「きずな」ではなく「ほだし」になります。

ほだし「自由を束縛すること」「身動きできないように人の手や足を縛り付けるもの」という意味があり、こう考えた場合、すべて意味が通ることになりませんか?

※本件については、千葉商科大学准教授・田中信一郎氏の考え方と一致しています。

それが分かる内容をリンクで貼り付けておきますので、興味のある方はぜひご覧ください。

菅義偉氏が「自助・共助・公助の国づくり」と発言。菅氏個人への批判が『的外れ』な理由
総裁選への立候補を表明した菅義偉氏。ニュース番組で、「どんな国にしたいか」と問われた時の回答に、批判が上がっている。どこが問題だったのか?識者に聞いてみた。

今、目の前で行なわれていることは

将来において、あなたを含めた私たち、その子孫に不安を抱かせることばかりです。

社会や暮らし、将来の不安などがまん延している昨今において

いくらハロウィンだからといって「お菓子をくれないと、いたずらしちゃうぞ」と子どもに言われた大人たちは、心から笑顔になれるでしょうか?

いい歳した大人が、自分のしていることの説明すら真面にできないで

苦虫嚙み潰した顔やしどろもどろに目を泳がせてはいても

核心部分以外が都合よく記憶が戻り、後はダンマリを決め込んで

うやむやの中で時間を浪費する…

こんなことでいいのですか?

だからこそ

事の本質を視ることが重要なのです。

あなたを含めた私たちの暮らしが、不安少なく笑顔の多いものであれば

社会は血の通うものとなり

経済は勢いよくエンジンを回して駆動していきます。

そうなれば、邪なことを考える輩は減り

人々は愛し合い求め合って命を授かり、その命はまた明るい光を放ちながら

優しさとぬくもりの中で自信を取り戻していくのではないでしょうか。

事の本質をしっかりと視て

現役世代となる大人たち1人1人が

しっかりと胸に抱き言動に移すこと

それをしなければ、子どもも大人も

心の底からハロウィンなど楽しめる訳がありませんよね。


まとめ

今回は

ハロウィンの「Trick or Treat?」

本来の意味から現世の日本を視ると題して

現世の日本、特に政治からハロウィンに視点を向ける内容をお伝えしました。

事の本質を視ること。

これが今、大人がすべきことでしたよね。

今、目の前に拡がる社会を良くも悪くもしていくのは現役世代である私たち。

先人に任せておけるような時代ではありませんし、先人たちが好き勝手やって放り投げるような社会をそのまま引き継ぐなんてことは、次世代を担う子どもたちに失礼極まりないです。

特に今、政治の場にいる人たちに言います。

画像引用元-西日本新聞、時事通信フォト

70や80の爺さんが、20年先の未来を創造するなど「茶番」でしかありません

何より、いつまで爺さんたちのごきげん取ってるのですか?

「爺さんたちが退いてから」なんて待っていて

その頃にあなたは何歳になっているのですか?

「如何にして私腹を肥やし議員で居続けるか」しか能のない輩ばかりが

好き放題のさばり続けることを許している大人たちにも問題があります。

そこはきっちりと反省し、次世代の子どもたちに謝らなければいけない。

子どもたちが目の前に現れ「Trick or Treat?」という度に

大人たち1人1人が現世を思い、自らを戒めていかなければならないのではないでしょうか。

今年のハロウィンは、そんなことを考えながら過ごすのも「アリ」だと筆者は考えます。

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