【UVERworld】VICTOSPIN~歌詞の意味を考察!慢心は破滅への片道切符

未来が変わる思考術

【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS

今回あなたの心に届けたい楽曲は

UVERworld の VICTOSPIN です。

Total Playing Time 4:24 ※sourced by. UVERworld Official YouTube Channel

歌詞の意味を考察し、この歌が伝えたい想いの本質に迫ります。


静かさの中にある激しさ-青白き炎が放つ冷たく鋭い光を感じさせるメロディ

引用元-Twitter

2000年「SOUND極ROAD」としてデビューし、2003年「自分たちの世界をも越える」という意味の現バンド名に変更。今年で改名後20周年となる滋賀県出身の日本の6人組ロックバンドUVERworldウーヴァーワールドが、坂口健太郎さん主演の日本テレビ系ドラマ「CODE-願いの代償-」の主題歌として書き下ろしたこの曲。

引用元-Twitter

ドラマの概要・あらすじコチラ

※このドラマは2016年2019年台湾で大ヒットした映画「浮士德遊戲(英題:CODE)」「浮士德遊戲2(英題:CODE2)が原作。本作においては日本版としてアレンジされた展開になっている。

恋人が不慮の事故に巻き込まれ、生き別れてしまった
刑事・二宮湊人にのみや・みなと(坂口健太郎)のところに
どんな願いも叶えるという謎のアプリ【CODE】が届く。
二宮はアプリを使って死の真相を追う。

一方で、CODEの謎を追う正体不明のフリー記者
椎名一樹しいな・かずき(染谷将太)が二宮の行動を嗅ぎまわっていて――。

事件と欲望が渦巻く
ノンストップ・クライム・サスペンス。

先行配信されている音源を初めて聴いた時、筆者が感じたのは「静かさの中にある激しさ」です。

燃え盛る赤い炎が、もっと高温になると放ち始める青白い光。その光はやがて炎全体を青く染め、見た目には冷たさを感じるけれど実態は骨をも焼き尽くす程の熱さへと変貌を遂げる…といったイメージ。

ロックサウンドの激しさがありながら、どことなく冷静さも感じさせるメロディーラインが「青白き炎」を想起させ、青白き炎が放つ光は、暗闇で光る黒猫の眼のような鋭さで人間の心の冷淡さ、浅ましさを露呈させ、事の本質を明らかとして邪な思いを断ち切らんとする想いが楽曲の中に込められているのではないかと筆者は考えます。


歌詞の意味を考察!慢心は破滅への片道切符

さて、歌詞考察に入ります。

まずは歌詞の全文からご覧ください。

イントロ

Break of dawn                 

次の闇が訪れる前に

Victory spiral 

巻き込んで得てく(〇〇〇)

引用元-lyrical-nonsence.com

1番Aメロ

Break of dawn

これから見る景色はきっと

昔と同じようにはもう見えない

二度とこないと思った明日には

どんな素敵な今すら勝てない

引用元-lyrical-nonsence.com

1番Bメロ

Time over

迷ってる間に来るぞ

耐えるだけならば狂うぞ

思い切り嫌われるような行動こそが

他の誰かに愛されるためのKey

あいつにも幸あれ

引用元-lyrical-nonsence.com

1番サビ

Break of dawn

夜は明けても必ずまた来る

Victory spiral

その時も

Break of dawn                 

次の闇が訪れる前に

Victory spiral 

巻き込んで得てく(〇〇〇)

引用元-lyrical-nonsence.com

2番Aメロ

Break of dawn

レインコート身に纏ったまま

外はもうとっくに晴れてるのに

冬のコートを着たままで

春を過ぎ次の冬を待つような

引用元-lyrical-nonsence.com

2番Bメロ

Time over

びびってる間に来るぞ

耐えるだけならば狂うぞ

思い切り破壊するような行動こそが

新しいものを創り出すためのKey

クソな毎日にグッバイ

引用元-lyrical-nonsence.com

2番サビ

Break of dawn

冷たい雨もまた必ず降る

Victory spiral

今度こそ

Break of dawn

大事な人に降りかかった時

Victory spiral

また一緒に濡れるだけなんてOh No

Let‘s go! 

引用元-lyrical-nonsence.com

Cメロ

Let’s overturn! 

見せろ鼓動(All set)

静寂の向こう側(All set)

永遠の旋律(All set)

心は冷やしても意味ない原子炉

破壊と想像(All set)

時空が歪んでる(All set)

絶望の淵から(All set)

Let‘s overturn! 

引用元-lyrical-nonsence.com

ブリッジ

Break of dawn

闇は明けたけどまた訪れる

Victory spiral

引用元-lyrical-nonsence.com

大サビ

Break of dawn

傷は癒えるけどまた傷つくもの

Victory spiral

巻き込んで得てく(〇〇〇)

Break of dawn

引用元-lyrical-nonsence.com

タイトルから考察していきます。

楽曲タイトルVICTOSPINヴィクトスピンとは「VICTORY」「SPIN」を合わせた造語であり、直訳の意味としては「勝利の連鎖」ということになるでしょう。歌詞の中には直接登場しませんが、何度も連呼される「Victory spiral」がそれに当たるのではないでしょうか。

引用元-Twitter

原作ならびにドラマの内容から見てみると「どんな願いも叶えるアプリ【CODE】」を手に入れた人の心の持ち様によって未来が大きく変化していくといったイメージが浮かんできますよね。

次に歌詞全体を考察すると

Victory spiral以外にもう1つ、何度となく繰り返されているフレーズが。

Break of dawnですよね。

Break of dawnとは、直訳すると「夜明けの静寂」。何かが起こる予兆を想起させますが、何かが起ころというよりも「何かを起こす」と考える方が意味合い的には合っていると筆者は考えます。

それは、Break of dawnの後に続く歌詞を見ると分かることでしょう。並べてみますね。

  • 次の闇が訪れる前に 
  • 夜は明けても必ずまた来る
  • 冷たい雨もまた必ず降る
  • 大事な人に降りかかった時(また一緒に濡れるだけなんてOh No)
  • 闇は明けたけどまた訪れる
  • 傷は癒えるけどまた傷つくもの

これらのフレーズにおいて共通するのは

「いつの日も安息で、平穏とは限らない」ということではないでしょうか。

そしてそれは「いつまでも安泰ではない」へとつながり

最後には「人生においてずっと勝ち続けられると思うなよ」という警鐘になると筆者は考えます。

そして、サビの部分の最後にある「巻き込んで得てくもの」とは、歌声から「Boom」だと推測され、意味合い的は「名声」「栄誉」に近いものと考えられますが、スラングにおいては「煽り」という意味もあり、他人を煽って不安に貶め、自分を優位に立たせるといったイメージが浮かんできます。

以上のことから、筆者がこの歌が現世に伝えたい想いの本質を

こんな感じに読み解きました。

どんな願いでも叶えてくれるということは、事の本質がハッキリと分かるだけではなく

どんなことでも自分の思い通りになる訳であり、まさに「勝利の連鎖」。

【CODE】さえあれば無敵の力を得たも同然ということになるでしょう。

勝ち続ける訳なので言い換えれば「負け知らず」

そこから生まれて来るのは、傲慢自惚れではないでしょうか。

人間として持ち得るべき心の痛みや苦しみ、悲しみを捨て去る…

深みにはまり、魂を蝕まれていることも分からず、己の欲を満たすことのみに突き進む。

このことを「慢心」と呼ぶのであれば、人の心を持たない人間が行き着く先にあるのは…

破滅ですよね。

このことを踏まえ、筆者はこの歌が伝えたい想いの本質を

「慢心は破滅への片道切符」であるとしているのです。


まとめ

Total Playing Time 4:24 ※sourced by. UVERworld Official YouTube Channel

今回は UVERworld の VICTOSPIN について

歌詞の意味を考察し、この歌が伝えたい想いの本質に迫りました。

BRAND-NEW MUSIC DAYSでは

この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので

そちらの方もどうぞご覧くださいね。

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