【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回、あなたの心に届けたい楽曲は
Hey!Say!JUMP の DEAR MY LOVER です。
歌詞の意味を考察し、この歌が伝えたい想いの本質をお伝えします。
キラキラと輝きを放つピュアなメロディーラインは、まさに「令和の世のウェディングナンバー」
2007年に結成された、日本の男性8人組アイドルグループ「Hey!Say!JUMP」が発表したこの曲は、わたなべ志穂原作、倉光泰子脚本、橋本環奈・山田涼介主演のTBS系ドラマ「王様に捧ぐ薬指」の主題歌として書き下ろされました。
ドラマの概要・あらすじはコチラ。
結婚式場「ラ・ブランシュ」に勤務する羽田綾華(橋本環奈)は 美人過ぎるがゆえにトラブルの絶えない人生を送る新人ウエディングプランナー。 そんな彼女に突然、ラ・ブランシュの社長で 新田ホールディングスの御曹司・新田東郷(山田涼介)からプロポーズが!? 打算だらけの結婚生活がスタートするが、果たして…。 同名コミックをドラマ化した ド貧乏シンデレラとツンデレ御曹司が繰り広げる 胸キュンラブコメディ。
キラキラと輝きを放つピュアなメロディーラインがハートをくすぐり、胸をきゅんとさせます。
まさに「令和の世のウェディングナンバー」なのではないでしょうか。
聴き込むほどに感動のあまり涙を流す女性も多いのではないかと筆者は考えます。
歌詞の意味を考察!薬指に輝く本当の愛
さて、歌詞考察に入ります。
タイトル「DEAR MY LOVER」とは、直訳すると「親愛なる恋人へ」ですが、歌詞を見ていくと「親愛なる恋人」を超えて「心から愛する人へ」といったイメージが湧き上がってきますよね。
最愛の人から贈られる優しさと温もりに満ち溢れた「愛のメッセージ」の数々…
早速イントロと1番の歌詞から一緒に見ていきましょう。
最低な2人だって 最高の恋をしようぜ
どんな手を使ってでも 君だけ守るから
君に捧ぐMY LOVE
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/hey-say-jump/dear-my-lover/
100度の恋冷めるほど 不器用で強がりだけど
本当の君は笑えるほど泣き虫で
何度でも君の元へ 空前のように駆けつけて
恋は盲目だな 全部 全部君のせいだ
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/hey-say-jump/dear-my-lover/
空前とは「未曾有」などと同じ意味で「過去にも例を見ない事(もの)」を表しますが、ここでは少し意訳して「有り得ないくらいのスピードで」と考え、駆けつけての直前には「脇目も降らずに」との言葉が隠れているとすれば、恋は盲目の意味にもつながりますし、主人公の強い想いが一層感じられるのではないでしょうか。
挫けそうでも弱音を吐かずに自分の胸にしまい込んでしまう想い…
辛い顔は見たくないし、涙なんて流させない!
本当の君を知っているから、居ても立っても居られない。
有り得ないくらいのスピードで、脇目も降らずに駆けつけて、悲しみや苦しみを抱える君を笑顔にする… 僕をこんな気持ちにさせるのは君の(笑顔が見たい)せいだよ。
こんな感じになるでしょう。
※イントロ部分の歌詞は、サビの部分で詳しくお伝えします。
想像以上 夢のストーリーも
最強の2人なら 約束されたハッピーエンド
ほら一緒に1、2ステップ
君に捧げる DEAR MY LOVER
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/hey-say-jump/dear-my-lover/
「夢物語」などといってとても叶えられそうもないような物事であっても、今の2人ならいとも簡単に叶えてしまえるような気がする。それだけ2人の想いがシンクロしているのだろうね。
どんなこともハッピーエンドに。一緒に手を取り合って進もう!
こんな感じになるでしょう。
では、サビの部分の考察です。
最低な2人だって 最高の恋をしようぜ
どんな手を使ってても 君だけ守るから
誓おう
病める日も 健やかなる日も
君に捧ぐ MY LOVE
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/hey-say-jump/dear-my-lover/
人が恋をするのにランクなどない。誰だって恋をすることができる。
2人の想いが通い合い、重なり合うことで恋は愛へと変化していく。
空虚で寂しく凍えそうな気持ちは、僕が全力で包み込んで温めてあげたい…
こんな思いが伝わってきます。
「君を守る」という言葉はイントロや最後の大サビでも登場しますが、本当の意味では「護る」の方になると筆者は考えます。
僕ができるすべてで、君を護る。
できないことがあっても、君を護るためなら何だって出来てしまうだろう。
手を取り合い、喜びを分かち合い、悲しみを分け合って進む。
君を愛する想いは、どんなことがあっても変わらないと誓うよ。
こんな感じになるでしょう。
引き続き、2番以降の歌詞を一緒に見ていきましょう。
まずはAメロとBメロからです。
出会った日の僕はきっと傲慢で強がりだった
似たもの同士だからこそ引かなかったね
大丈夫さ ありのままで 劣等感も個性だろ
ほらねまたこの調子 僕ら無敵なんだ
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/hey-say-jump/dear-my-lover/
難攻不落 敵の前でも 真っ向から挑もう
だって僕ら最強の2人
ほら何度も1、2ステップ
君と一緒なら NEVER END BALANCE
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/hey-say-jump/dear-my-lover/
傲慢、強がり、劣等感を「ありのまま」の「個性」だと感じられる2人は「無敵」だという思いが綴られていますが、どうして無敵だと思えるのか?その答えがBメロの最後に登場する「NEVER END BALANCE」に表されています。
NEVER END BALANCEとは直訳すると「決して終わらないバランス」ですが、ここで意味するのは「手を取り合って愛を確かめ合う」であり、一言でいえば「絆」になると筆者は考えます。
強い絆で結ばれているからこそ、お互いの傲慢さや強がり、劣等感などを理解し合うことで「似た者同士」とまで思えるようになり「あばたもエクボ」ではないけれど「ありのまま」の「個性」と感じられるのではないでしょうか。
そして、2番のサビへと向かいます。
最愛の人に会って 最強になれた僕ら
トラウマの傷跡も 僕のすべてで消してあげるよ
何千年先だって やっぱり2人がいいや
どんな手を使ってでも 離しはしないから 誓おう
悲しみも喜びも全部 君と2人で
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/hey-say-jump/dear-my-lover/
恋愛のリアルを知らずにスタートする2人が
やがて本当の恋愛を知ることとなり、晴れて結ばれるイメージが浮かんできますよね。
そして、ブリッジから大サビへ。
世界中が嫉妬するほどの 愛を誓うよ
DEAR MY LOVER
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/hey-say-jump/dear-my-lover/
最低な2人だって 最高の恋をしようぜ
愛のない世界でも アダムとイブにだってなれるんだ
永遠を誓いあって 最高の今生きようぜ
どんな手を使ってでも 幸せにするから 誓おう
病める日も健やかなる日も 君に捧ぐForever
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/hey-say-jump/dear-my-lover/
最初の出会いやきっかけは「偶然」であっても、ファーストインプレッションは「あまり好いものではなかった」としても、互いに会話することなどが重なるにつれて意識するようになっていくもの。
意識し合い、お互いの想いを感じ、お互いのリアルを知った時に見えてくるものが「何よりも替え難い愛」なのであれば、たとえ時代や世相がどうであれ「唯一無二の最高のカップル」、「アダムとイヴ」になれるよ、僕らなら。
こんな感じになるでしょう。
歌詞の内容に忠実に、その中に込められた想いを補助する形で最小限に考察を挟みながら全文をご覧いただきましたが、愛の強さと想いの深さに本当に胸が熱くなりますよね…
まさに最愛の人から贈られる優しさと温もりに満ち溢れた「愛のメッセージ」であり、楽曲を聴き終わった後の余韻が、この上ない幸せで心を包み込んでくれる感じがしますが、歌詞考察はここまでになります。
この後は「総合考察」
いよいよ筆者がこの歌が伝えたい想いの本質とした
薬指に輝く本当の愛の真意についてお伝えしますので、どうぞ続きをご覧くださいませ。
総合考察:薬指に輝く本当の愛の真意とは
ドラマタイトル「王様に捧ぐ薬指」の意味するところは、始まりはどうであれ行き着く先に在るのは「結婚」であることは明白。実際に「打算」であれ2人が結婚生活を続けていく中で揺れ動く感情などが恋を経て感じる「さらなるリアル」を追い求め、本当の愛を知っていく…こんな展開ではないでしょうか。
その中でやはり注目されるのが「薬指」という言葉ですが
ここでちょっとコチラの画像をご覧ください。
この画像は「指輪をはめる場所とその意味合い」を示しています。
ご覧の通り、左手の薬指にはめる指輪には「永遠の愛」という想いが込められていると考えられ、そこから「結婚指輪」となっているのが分かるでしょう。
永遠に変わらない愛や想いをカタチに表しているのが「指輪」だということになるのですが、本当に大切なのは「指輪」ではなく「カタチでは表せないもの」なのではないでしょうか。
その「カタチでは表せないもの」が、考察の中で登場した「護ること」や個性、絆であるとするならば、愛し合う2人が互いの薬指に輝かせるものは「永遠の愛」だけではなく「精神の安定(やすらぎ)」も含まれると筆者は考えます。
楽曲タイトル「DEAR MY LOVER」は「心から愛する人へ」であり、想いを綴った「愛のメッセージ」が描く未来に在るのがカタチとして目に見える指輪などではなく、カタチでは表せない「護る」「絆」「やすらぎ」。
筆者がこの歌が伝えたい想いの本質
薬指に輝く本当の愛の真意は、ここにあるのです。
まとめ
今回は
Hey!Say!JUMP の DEAR MY LOVER
歌詞の意味を考察し、この歌が伝えたい想いの本質をお伝えしました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
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