今回の「NON SEALD」は「なんでもランキング」
この世の森羅万象を筆者の独断と偏見によるランキング形式でお伝えする内容です。
ナビゲーターは「しょうらくパンダ」です。
さて、今回のランキングですが、コチラになります。
【大滝詠一】人気曲&隠れた名曲ランキング
「趣味音楽」、「ナイアガラサウンド」という独自の音楽性を貫き
日本のミュージックシーンに数多くの素晴らしい楽曲を送り出した「大滝詠一」さん。
2013年12月30日にこの世を去った大滝さんですが
それ以降も度々メディアやCMなどにおいて耳にする彼の楽曲は
何十年経っても色褪せることなく私たちの心を魅了し続けていますよね。
(彼の人となりやルーツなどは、コチラの記事をご覧ください。)
そこで今回は、彼が世に送り出した多くの楽曲の中から「根強い人気を誇る曲」や、もっと評価されてもいいとされる「隠れた名曲」の数々をランキング形式でお伝えしたいと考えます。
ランキングとはいっても決して優劣のあるものではなく
「筆者がオススメする楽曲を並べました」的な捉え方をしてもらうといいでしょう。
世代を超えて愛されている歌もあれば、ある世代にドハマりする楽曲や「へぇ!こんな良い曲もあったんだ!」といったものもあるかもしれませんので、聴いたことがない人も新しい音楽との出会いを楽しんでいただけたら嬉しいです(^-^)
それでは発表します。
【大滝詠一】人気曲&隠れた名曲ランキング
ランキングは、このようになっています!
まずは、いつものように
10位から4位までを簡単にではありますがご紹介していきます。
※引用させていただく動画は、オリジナル音源が主体になっています。
第10位:魔法の瞳
1984年に発表されたアルバム
「EACH TIME」に収められているこの曲。
1本の短編アニメを観ているような印象で、ポップで可愛いメロディーラインが特徴。
中でも注目なのが「ブリッジ部分の歌詞」
ステキな夜
キスをして
だきしめながら
よぞら飛びたい
左端を縦読みすると「スキだよ」になるといった遊び心もあって
聴いているだけで心がウキウキしてきます。
第9位:青空のように
1977年に発表されたアルバム
「NIAGARA CALENDAR」に収められているこの曲。
一緒にいると様々な表情を見せる「お天気屋さん」な女の子に抱く
ほのかな恋心を感じさせる曲です。
曲調が可愛いポップサウンドで
聴き込むほどにほっこりした気持ちになるでしょう。
第8位:福生ストラット(パートⅡ)
1975年に発表されたアルバム
「NIAGARA MOON」に収められているこの曲。
福生とは、東京都福生市のことであり、多摩地区西部に実在します。
歌詞がたったの5行しかないことや
パートⅠよりも先に発表されたにもかかわらずパートⅡを名乗っているのが特徴。
ストラットとは直訳すれば「歩き方」、「行進」という意味ですが
音楽でいえばジャズから派生したファンクミュージックの1つになるようです。
ある意味、ナイアガラサウンドにおける「趣味音楽の1つ」ともいえますよね。
あまりメジャーではなかったこの曲は
後にウルフルズが「大阪ストラット」としてカヴァーし、注目を浴びるようになりました。
第7位:フィヨルドの少女
1985年に発表されたこの曲。
この曲が発表される5年前に、太田裕美さんに楽曲提供された
「さらばシベリア鉄道」を凌駕する疾走感溢れるサウンドが特徴。
晴れ渡る空の青さと陽の光を反射し眩いくらいに際立つ氷河や雪の白さがイメージされ、心地好いくらいの爽快感を味わえる曲だと筆者は考えます。
第6位:白い港
1985年に発表されたアルバム
「B-EACH TIME L-ONG」に収められているこの曲。
クラシック音楽「スケーターズワルツ」がベースになっていると考えられるメロディーラインが特徴で、音楽の奥行きの深さを感じさせる曲です。
第5位:雨のウェンズデイ
1982年に発表されたこの曲。
愛する人との別れ…
最後に過ごす場所に海を選んだのは、2人が初めて出会った場所なのか。
これまでの想い出の中には決して喜びだけではなく
お互いの感情を押し殺して泣いた日々もあっただろう。
そんな2人の別れの悲しみを
降りしきる雨が優しく包み込み
新たな旅立ちへと誘っていく… そんなイメージが浮かんできます。
第4位:恋するカレン
1981年に発表されたこの曲。
大滝さんの楽曲の中で数少ない失恋ソングの1つ。
フラれたことに強がっている男性の姿がイメージされます。
イントロ部分のメロディーが走馬灯のように流れゆく想い出を表しているように感じ、曲全体を通して切なさが溢れている曲です。
いよいよ、ベスト3です。
お待たせしました!
ベスト3の発表です。
第3位:幸せな結末
1997年に発表されたこの曲。
「フィヨルドの少女」以来12年ぶりに発表されたこの曲は
CX系ドラマ「ラブジェネレーション」の主題歌として大ブレイクしました。
楽曲のどの部分を切り取ってみても、溢れんばかりの愛がある…
人を愛することって素晴らしい!
聴き込むほどに目頭が熱くなり、涙で目がウルウルしてくる曲です。
第2位:君は天然色
1981年に発表されたこの曲。
発表されて40年以上が経ちますが
今なお映画主題歌やCMなどで取り上げられ、耳にする機会が多いですよね。
サウンドの軽快感という光の部分と
楽曲誕生の裏側にある影の部分が同居している曲であり
その絶妙なコントラストが刹那さとなり、聴き込むほどに私たちの心を潤していく…
そんな印象を筆者は感じます。
(楽曲提供の裏側にある影の部分については、コチラの記事で触れています)
いよいよラスト1曲!
第1位:
ペパーミントブルー
1984年に発表されたアルバム
「EACH TIME」に収められているこの曲。
これぞナイアガラサウンドの決定版!
イントロ、歌詞、メロディーライン、アウトロの余韻など
すべてにおいて完璧な楽曲だと筆者は考えます。
斜め横の椅子を選ぶのは
この角度からの 君がとても綺麗だから
旧い歌の低いハミングに
口笛でハーモニー 重なる音が溶けて消える
空も海も遠のいて行くよ
君のはにかんだ 笑顔だけを残して
サビに掲げられた数々のフレーズ。
どれを取っても切なさに胸がキュンとなります…
ファンの間では人気が高いのですが
一般的にはあまり知られていないこの曲。
もっともっと評価されてもいいと筆者は考えます。
まとめ
今回のランキングは以上になります。
楽曲の内容については人それぞれ捉え方や感じ方は違いますが
あくまでも「筆者の独断と偏見に基づいた内容」ですのでご理解くださいね。
次回の「なんでもランキング」もどうぞお楽しみに!
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