今回の「よもやま話」は、性に関する内容です。
娘との会話から生じた「ごもっともな疑問」
筆者には19歳になる娘がいるんですが
陰キャの割には人と会うことには差し支えはなく、学校でのクラスメイトとの会話はしなくても大丈夫な割には、周囲の会話が途切れると積極的に会話を橋渡しして場を盛り上げるといった「ちょっと変わった女の子」です…
今の世の中においては親子の会話ってあまりしない人々が多いようですが、娘の場合はどんな些細なことであっても私に話してくれますので、私としても嬉しい限りなんですが、時折「これってお父さんに訊く?」と思うような「女性特有の悩み」も話してきます。
生理の貧困についての私の見解は、コチラの記事をどうぞ。
※リンクを下に貼り付けておきますので、ぜひともご覧ください。
女性だけの問題ではなく、男性においても極めて重要な問題なんだよ。と話すと
「お父さんって、前世は女の人だったんだろうね」 と…(^-^;
そこから会話は生理の話から女性の身体のことについてと進んで、本来ならば妻の方が詳しいことではあっても、私に分かる範囲で答えを返していると、娘がふと私にこう話し始めたんです。
そういえばさぁ。
どうした?
女の人は
生理不順とか
性に関する悩みがあったら
産婦人科に行くやんか。
まぁ…そうやけど。
男の人は
性に関する悩みが
あったらどこへ行くの?
泌尿器科やんか。
女の人にも
泌尿器科はあるやん。
じゃなくて
性に関する悩みやで?
娘の疑問に、私はハッとしました。
確かに女性の場合、生理やデリケートゾーンの悩み、妊娠や出産の際などにおいては「産科・婦人科」といったように「特化した診療科(科目)」があります。
でも、男性の場合、例えば「包茎」や「精子や精巣の状態についての悩み」や「ED(勃起不全)」といった「男性特有の悩み」においての特化した診療科(科目)はありませんよね。
(ちなみに調べてみると「美容整形外科」ともありましたが、これも女性にもあります)
粗っぽい言い方をすれば「女性とは違って、男性の場合は出て来るところが同じだから、まとめて泌尿器科で診察すればいい」ということなんでしょうか。
それって、ちょっとおかしいと思いませんか?
「特化型診療科」は、アリ?ナシ?
私はこういった「特化型診療科」については必要だと考えます。
もちろん様々な要因があるのでしょうが、昭和の時代ならまだしも今は「令和」。
女性のみならず、男性においても「美意識」を抱くようになっている昨今においては、こういった「特化型診療科(科目)」は必要になってくるのではないでしょうか。
お互いの身体の仕組みや性器についてのケアの仕方、性行為において気をつけることなどを含めて考えた場合「お互いが抱える悩みや問題を分かち合い、1人の人間として思いやる心を育む」ような社会環境になることこそが、現世より未来へ向けての課題だと私は考えます。
性に関する悩みは、男女問わず持ち合わせているものではあっても、それを解決するために受診するべく「特化型診療科(科目)」が女性にはあっても男性にはないことに、今まで何も疑問に思わなかったことを、娘に気づかせてもらえて私はすごく嬉しかったです(^-^)
ちなみに、娘に訊きました。
では
男性特有の悩みに
特化した診療科を作るとしたら
どんな診療科になる?
すると娘は、しばらく考えてから…
「漢夫人科」(かん・ふじんか)か
「男夫人科」(だん・ふじんか)かなぁ。
と…。
理由を訊くと
「漢」は「おとこ」とも読むし
見た目がカッコよさそう。
意味的には「男」と同じなんだけどね。
「夫人科」になっているのは
「夫婦」になったら男の人は「夫」だから。
とのこと。
なかなかよく考えていますよね(^-^)
これからそう遠くない未来に、もしかしたらこういった診療科を掲げている病院や診療所が開設されるかもしれません。
今の心境を「孫悟空」で表すとしたら
オラ、そんなことになったらワクワクすっぞぉ~
でしょうか…(^-^;
お後がよろしいようで。
コメント