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【実話】先生と呼ばないで~偉くなったと勘違いしている方々への提言

よもやま話
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今回の「よもやま話」は「先生と呼ばないで」というお話です。

先日のこと。

家のティッシュペーパーが無くなっていることに気づいた私。

洗濯洗剤も少なくなってきていることもあって、急いで近くのドラッグストアを訪れました。

店内に入り、商品を見ながら歩いていると、偶然にも施設ケアマネをしていた頃にショートステイを利用してくださっていた方に会いました。

私に気づいた彼女。

「あら!まあ~先生。お久しぶりでございます」

私も、ご無沙汰いたしております。とお返ししたんですが、その後の会話が…

彼女が私に話してくださった内容について、これからご覧いただきますが、

ある意味「入試問題級の国語力が要る」と考えられますので、どうぞお含み置きを(笑)

それでは行きますよ。

その節は本当にお世話になりました。

あの時、先生先生が介護のことであれやこれやとしてくださったことを話しましたら
「なんでも言うてください。力になるさかいな~」って言うてくださいましてね~。

この間も先生にそのことを話したら「今のところは大丈夫です」と仰って。

その先生がなんと!
私の息子の先生の知り合いの先生やったんですって!

もう~本当にお世話になりました。
ありがとうございました、先生~。

ここまでがその「全容」になります…

おそらくではありますが、あなたの頭の中は…

「??????????」(^-^;)ナ…ナンデスト? ですよね…

果たして、どれ何の「先生」なのか???

1つだけいえることは、この中に登場するすべての先生が何の先生かが分かる方は

誰もが認める所の立派な『聖徳太子』になれるということですよね…


日本には様々な「せんせい」がおられます。

医師・歯科医師・薬剤師・検事・弁護士・税理士・代議士・国会議員に都道府県や市町村の議会議員、大学教授や小中学校ならびに高校教諭、教師など、様々な職業の方々を総称した「呼び名」とお年寄りは捉えているようですね。

かく私は主任ケアマネジャーですが、それでも「せんせい」と呼ばれるので、

『せんせい』なんて…私はそんな偉い人たちとは違いますよ(^-^)
まぁ‥えらいといったら「身体がエライ(しんどい)」ぐらいで…(^-^;)

と言っておくんですが、その方と話をしていると、しだいに誰が誰やら分からなくなってくるので、本当に困りものでした。

「せんせい」と呼ぶことについては、その人への「信頼」というものも含まれているんでしょう。だからこそお年寄りはそう呼んで下さっているのだと感じて『襟を正さなければ』とその度に思い、敬意を表してお年寄りの方々と接するようにしています。

しかしながら、ここでふと思うことがあるんです。

それはかねがね思っていることですが、特に「議員」と呼ばれる方々は、とても自分が「偉い人」なのだと思っているのか、言動が横柄なきらいがありますよね。

あなたはそう思いませんか?

選挙の時は、頼みもしないのに『握手しましょう!』と言って近づいてきて

まるで大好きなショートケーキが目の前に置かれた時の少女のような微笑を浮かべ

何なら『写真でも一緒に』といって頼みもしないのに肩を抱いて

満面の笑みでポーズ取ったりなんかして。

そのくせ選挙が終わり、議員ともなれば今までのことなど「どこ吹く風」

周りの状況などお構いなしに「あれしろ」「これしろ」と言いたい放題。

「『せんせい』ってそんなに偉いの?」と思うのは、私だけでしょうかね。

偉くなればなるほど謙虚に、まじめに、思いやりや労りを大切にしなければならないのではないのかと、私は強く思います。

現世において「先生」と呼ばれ、「偉くなったと勘違いしている方々」へ。

私から提言として、いいたいことは3つあります。

  • 「自分ひとりで偉くなったわけではなく、周りの方々に支えられ、いつも気にかけてくださったからこそ今があるんだ」と言うことを、決して忘れないでいただきたい
  • 「優しくしておけば、選挙の際に票を入れてくれる」などと言う邪まな考えをもしお持ちであるならば、「せんせい」と呼ばれることを恥じていただきたい
  • 「公僕」として「民」のため誠心誠意汗を流し、「範」となる存在になっていただきたい

楽しそうに話すお年寄りの屈託のない表情に癒されながら、私は強くそう感じました。

お後がよろしいようで。

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