【BTS】子どもの未来に必要なのは笑顔と勇気~Dynamite

未来が変わる思考術

【メンタルエイド

BRAND-NEW MUSIC DAYS

今回、あなたの心に届けたい楽曲は

BTS(防弾少年団)「Dynamite」です。

総再生時間 3:43

Hey, so let’s go

だから行こうよ

‘Cause ah, ah, I’m in the stars tonight

今夜僕は星の中にいるから

So watch me bring the fire and set the night alight

だから僕の火花で夜を照らすのを見ていて

Shining through the city with a little funk and soul

ファンクとソウルでこの街を照らす

So I’ma light it up like dynamite, woah

だから輝かせるよダイナマイトのように

引用元-J-lyrics

子どもの未来に必要なのは笑顔と勇気

~BTS「Dynamite」から視る現世:子どもの未来を壊す大人のエゴ~

夢と希望に溢れたBTSの楽曲ですよね(^-^)

次世代を担う子どもたちに届けたい楽曲でもあるので、ご紹介しました。

さて、その子どもたちについて、こんなデータがあるのでお伝えします。

お伝えするのは、2021年9月に行われた「将来の夢ランキング」というもので

実際に子どもたちが将来どんな職業に就きたいのか(何になりたいのか)について毎年調査が行われていて、それによると、上位に並ぶ職業の中で約半数が「資格を取って仕事をするもの」になっています。

<小学生の男の子の将来の夢ランキング>

 1位:警察官
 2位:スポーツ選手
 3位:消防・レスキュー隊
 4位:運転士・運転手
 5位:テレビ・アニメキャラクター
 6位:研究者
 7位:医師
 8位:YouTuber
 9位:ケーキ屋・パン屋
10位:自営業
引用元-https://bsc-int.co.jp/media/3002/

<小学生の女の子の将来の夢ランキング>

1位:ケーキ屋・パン屋
2位:芸能人・歌手・モデル
3位:看護師
4位:花屋
5位:アイスクリーム屋
6位:警察官
7位:医師
8位:教員
9位:美容師
10位:保育士
引用元-https://bsc-int.co.jp/media/3002/

これに合わせて、親が考える「将来子どもに就かせたい職業ランキング」というものもあり、結果はこんな感じになっています。

<小学生の男の子の親が就かせたい職業ランキング>

1位:公務員
2位:会社員
3位:医師
4位:エンジニア
5位:スポーツ選手
6位:研究者
7位:警察官
8位:医療関係
9位:消防・レスキュー隊
10位:薬剤師
引用元-https://bsc-int.co.jp/media/3002/

<小学生の女の子の親が就かせたい職業ランキング>

1位:看護師
2位:公務員
3位:医師
4位:薬剤師
5位:医療関係
6位:会社員
7位:ケーキ屋・パン屋
8位:教員
9位:保育士
10位:専門職
引用元-https://bsc-int.co.jp/media/3002/

この調査においていえることは3つあると私は考えます。

  • 現在実在する職業に限られている
  • 社会人へと向かうにつれてではなく、早い段階から夢が現実化している
  • 子どもと親の思考が限りなく近い

3番目の「子どもと親の思考が限りなく近い」というのは

親の方のランキングで「黄色のマーカー」によって示したところが

子どもの夢と一致する職業になることからも分かると考えます。

子どもにとっては「自分の未来」、親にとっては「子どもの未来」という考え方で一致している分には私は肯定も否定もしませんが、私はこのことに限りなく「違和感」を持っています。

どうしてか?

あまりにも近すぎるからです。

実際に並ぶ職業には「堅実」「安定」「世間での評価・価値」が高い」などが考えられますよね。

このことを小学生や未就学児の段階から夢に描いている子どもを

私であれば「何考えてるの?」と思ってしまいます。

夢を見ることは誰にだって自由ですし

どんな夢であろうとキラキラと輝いているものだというのが私の見解ですから

「仮面ライダー」「プリキュア」になりたい!という夢も大切なものです。

しかしながら、結果として並ぶのがこういった職業であることを考えた時

子どもの夢に対して極めて早い段階での親の介入があるように感じます。

私が以前に実際に小学生で取材した「夢に関するリアルな話」の中で

当時小学5年生だったある女の子に夢を訊いたところ

初めはなかなか夢を話したがりませんでした…

なんとかお願いして話してくれましたが、その時の言葉が私の胸に突き刺さりました。

彼女は私にこう言ったんです…

「どうせ親に話したって無理無理って言われるから」

「応援してくれなくてもいいけど、けなさないでほしい」

夢を見ること、夢を追うことについては誰にも干渉されることはありませんし

親にしても、子どもの夢を邪魔することなんて考えていないとはいうものの

我が子可愛さに「苦労させたくない」という気持ちが見え隠れするのは否定できませんよね。

様々な情報を見て「子どもから夢を取り上げてしまうのはダメだなぁ」と思っても、結局のところは「自分のテリトリーの範囲にできる限り近づけるようにして落し所とする」親があまりにも多いのではないでしょうか

これを大人のエゴ」と言わずして何と言いますか?

これからの社会環境の変化によって、子どもは多くのことを学んでいきます。

一挙手一投足に一喜一憂する日々が訪れることでしょうが、

大人が子どものことをずっと「子どもだから」、「未熟だから」、「何にも分かっていないから」などという認識でいてはいけません。

昨日、今日、明日。

あなたの目の前にいる子どもは「すべて違う人格」になっています。

それを「成長」というんです。

それはある意味「子どもは自分が抱く夢に向かって成長している」とも考えられますよね。

だったら大人が子どもに対してすべきことは何なのか?

かつて金八先生が言っていた「木の上に立って見る」ことではありませんし

「なんでもかんでも子どもの前に立って誘導する」ことでもありません。

常に子どもの背中を観ながら

振り返った時に目線を合わせ

抱きしめてあげることです。

未来へと進む中で、時折襲われる不安が子どもの気持ちの中で

迷いや苦しみを生じさせることがあります。

その時に振り向くと、いつも観護ってくれる人がいる安心感は何よりも替え難いものです。

だからといって「この時!」とばかりしゃしゃり出てしまってはいけません。

そのことが未来を潰す最たる要因になってしまいます。

そうならないために、「5つのステップ」を繰り返すことが重要になります。

  • 「親が子どもの前に立つのは、命の危険がある時だけ」という認識を持ちましょう
  • どんな夢を抱いても決して非難や否定をすることなく、しっかりと温め育んであげましょう
  • 迷いや不安に苛まれた時には、目線を合わせて1つ1つを一緒に悩み、考えましょう
  • 子どもが悩みの本質に気づいたら、これからどうしたいのかを聴いてあげましょう
  • 子どもが結論を出し、再び歩みを始めたら、「背中を観ながら」は同じであっても少しずつ距離を離して進みましょう

この5つのステップを繰り返すことが、何よりも重要なことだと私は考えます。

子どもが親の元にいる時間は、人生の中で限られた時間です。

多くのことを経験し、夢を持って進んでいく子どもたちに

親だからとエゴを押し付けるのではなく、心から笑える勇気と力を与えてあげましょう!

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