【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回あなたの心に届けたい楽曲は
幾田りら さんの With です。
歌詞の意味を考察し、この歌が伝えたい想いの本質をお伝えします。
透明感あふれる繊細なメロディーラインが心の琴線を震わせる
引用元-YouTube
2015年より個人で音楽活動を開始し、2019年には音楽ユニット「YOASOBI」のヴォーカリストとしても大活躍の日本の女性シンガーソングライター・幾田りらさんが発表したこの曲。
引用元-Amazon
漫才師、映画監督、コメンテーターなどで常に日本のエンターテインメントの第一線をひた走る「ビートたけし(北野武)」さんが、70歳にして初めて書き上げた珠玉の恋愛小説が原作。タカハタ秀太さん監督、二宮和也さん主演、波留さんがヒロインを務める映画「アナログ」のインスパイアソングとして書き下ろされました。
(C)2023「アナログ」製作委員会 (C)T.N GON Co.,Ltd.
映画の概要・あらすじはコチラ。
手作りや手書きにこだわるデザイナー・水島悟(二宮和也)は 自身が内装を手がけた喫茶店「ピアノ」で 小さな商社に勤める謎めいた女性・美春みゆき(波留)と出会う。 会話を交わす中で次第にみゆきに惹かれていく悟は 携帯電話を持っていないと話すみゆきに会うために 毎週木曜日に「ピアノ」で会う約束をする。 限られた時間の中で丁寧に関係を紡いでいく悟とみゆきだったが 悟がみゆきにプロポーズを決意した矢先、みゆきは突然姿を消してしまう… お互いに、会いたい気持ちがあれば、会えますよ 悟とみゆきが紡ぐ、愛おしくも切ないラブストーリー。
インスパイアソングとは「映画などの作品に影響を受けて作られた歌」のことで、主題歌や挿入歌、劇中歌といったものとは少し趣が違いますが、筆者は「作品の世界観に最も寄り添っている楽曲」だと考えます。
楽曲制作前に映画を観た幾田さんが、上映終了直後の想いをそのまま書き下ろしたとされるこの曲。
オリジナル音源を初めて聴いた印象は、数秒聴いただけで涙が込み上げてくるというもの…
おそらく、クリスタルのような透明感あふれるメロディーと幾田さんの繊細で美しい歌声が心の琴線を震わせ、思わず涙がこぼれたのでしょう。
特に注目すべきは、2番のサビから大サビへと向かう部分。
幾田さんの「Ah~」という歌声が頂点に達した直後の一瞬の静寂。
そこから大サビへと向かうメロディーは、これまで伝えられなかった胸いっぱいの想いを一気に溢れさせる感じであり、まさに愛のビッグウェーブといった圧巻のメロディーラインになっています。
奏でられるメロディー1つ1つの音に、歌声に透明感と繊細さがあり
悟とみゆきの真っ直ぐな愛の強さと絆の深さを感じずにはいられない…
そんな楽曲だと筆者は考えます。
歌詞の意味を考察!いつの日もあなたと共に…
さて、注目の歌詞考察に入ります。
愛しさと切なさが込み上げてくる素敵な歌詞…
早速、一緒に見ていきましょう。
※全文をご覧になりたい方は、コチラをどうぞ。
どの部分においても、悟のみゆきへの想いが溢れるものであり
原作や映画と合わせて聴くと、胸が熱くなり涙なしでは語れなくなります…
その中でも特に印象深い歌詞について、筆者独自の視点から考察していきますね。
世界中の誰より一番近くで
君を信じ続けていく
引用元-Uta-Net
2番のBメロ部分の歌詞です。
こんな言葉を伝えられたら… 胸が熱くなりますよね。
これから先、どんなことがあっても僕はあなたを護るのだ
そんな強い決意と誓いを感じさせる歌詞ですよね。
この「誓い」から、サビへと向かっていきます。
ただ未来を君と見たい
その声をずっと聴いていたい
いくつもの季節を共に過ごして
笑った目尻に増えていくしわも
白くなっていくその髪色も
君と刻んでいけたのなら
ずっと隣で
引用元-Uta-Net
移ろい行く季節が、目まぐるしく変化する時代が
二人をどのように変えたとしても変わらない想いがここにはある…
目尻のしわは「笑いじわ」であり、刻まれていくということは
それだけ笑顔で生きる日々を共に過ごしていくということになるのではないかと筆者は考えます。
白くなっていく髪色とは、端的にいえば「白髪」にはなりますが、年老いていくと考えるよりも「白く染まっていく」と考える方が自然であり、より一層ピュアな想いであなたを愛し続けていくといった想いが込められているのではないでしょうか。
そして、歌詞はいよいよ大サビへ!
ただその手を握っていたい
そして君と生きていきたい
独りきりでは見つけられなかった
好きとか愛とか幸せをもう
何処かに探しにいくことはない
心の限りを尽くして想うよ
君だけ
引用元-Uta-Net
ただ君の顔が見たい。他愛もない話をして、あなたの声をずっと聴いていたい。
そっと手を握り、想いを確かめ合いながら、あなたと生きていきたい…
この身が滅び、魂となっても
あなたと生きた証が、互いの心を優しく包み込んでいくだろう…
だからこそ、心から言える。
いつの日も、あなたと共に…
これが、筆者がこの歌が伝えたい想いの本質とした
いつの日もあなたと共に… の真意です。
まとめ
今回は 幾田りら さんの With について
歌詞の意味を考察し、この歌が伝えたい想いの本質をお伝えしました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
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