今回は【実録】介護の本質chから
【速報】第35回【介護福祉士試験】合格発表!
合格率と合格点から今回の試験を現役介護福祉士が徹底総括!
と題してお送りします。
令和5年1月29日(日):筆記試験
令和5年3月5日(日):実技試験(実務者研修修了などの規定を満たせば免除)
そして、令和5年3月24日(金)14時!
第35回介護福祉士試験の結果が発表されました。
※受験された人は、コチラの方から合否確認ができます。
合格された皆さん、おめでとうございます!
この記事では、今回の介護福祉士試験の合格率並びに合格点などをふまえ、問題の難易度や傾向などについて現役介護福祉士である筆者が徹底検証し、総括を行っていきます。
驚くべき結果になっているようなので、ぜひ最後までご覧ください。
それでは始めていきましょう!
第35回介護福祉士試験の合格率並びに合格点について
まずは、気になる合格率と合格点についてお伝えしますね。
公益財団法人 社会福祉振興・試験センターによると
今回の介護福祉士試験には全国で79,151人が受験し
合格を手にしたのは66,711人。 合格率は84.3%でした。
そして合格点ですが、筆者の見解では78点だったと考えます。
過去5年間においては驚異的に高い合格率でしたね。
合格率が高いのに合格点は昨年とほぼ同じというのが注目すべきところ。
今回の試験の難易度からすれば、昨年よりは難しくなかったことを考えると、試験の点数が78点~85点付近の人が多かったのではないかと筆者は考えます。
今回からマネジメントに関する問題が増えるなど、試験の出題傾向が変わっていたことが要因になり、合格点が低くなることも予想されましたが、午前よりも午後の方が比較的容易に解ける問題が多かったこともあり、昨年とほぼ同じ合格点となったと考えられます。
有資格者として幅広い知識と、在宅・施設を問わず介護現場での多様な経験などが必要になることをあらためて感じさせられた試験でしたね…
以上、今回の試験の合格率並びに合格点についてお伝えしました。
総括(結びとして)
今回は
【速報】第35回【介護福祉士試験】合格発表!
合格率と合格点から今回の試験を現役介護福祉士が徹底総括!
と題してお送りしました。
昨年と比較すると、介護福祉士試験を受験する人が減っている懸念があります…
介護の必要性や重要性が声高に叫ばれる昨今であってもです。
日常生活という総合性に着目しながら有資格者としての専門性も備えなければいけない訳であり、「大変な仕事」なのは間違いありません。そういった意味で受験をしない人もいるのでしょう。
時代に即して難易度や出題傾向が変化することは致し方ないことですが、受験者が減ったからといって問題を簡単にして単に介護福祉士を増やせばいいという考え方では本末転倒だと筆者は考えます。
来年度にはまた介護保険制度が見直しになりますが、たとえ時代や制度が変化しても「人と人とが支え合い、労り合うこと」は永遠に変わることはありません。
そのことを踏まえ、日々の介護に誠心誠意努めていきましょう!
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