【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回あなたの心に届けたい楽曲は
PUFFY の 愛のしるし です。
TikTokで再ブレイクしているこの楽曲。
印象に残る歌詞の意味を考察し
この歌が伝えたい想いの本質やTikTokで再ブレイクした要因についてお伝えします。
高鳴る胸の鼓動や柔らかな心のつながりを感じさせるメロディー
写真左:奥田民生さん/写真右:PUFFY(左:吉村由美さん、右:大貫亜美さん)画像引用元-prcm
奥田民生さんプロデュースの下、大貫亜美さんと吉村由美さんの2人で結成されたユニット「PUFFY」によって1998年に発表されたこの曲。
プロデューサーの奥田民生さんが初めて外部に楽曲を依頼し、スピッツの草野マサムネさんから提供を受けたこの曲は、それぞれの持ち味を活かしつつ彼女たちのイメージも壊さないといった絶妙のバランスを感じさせる名曲です(翌年の1999年に「スピッツ版」の愛のしるしがセルフカバーされています)
画像引用元-Pinterest,Amazon
イントロ部分のメロディーが高鳴る胸の鼓動を
楽曲全体では柔らかな心のつながりを感じさせ、ほんわかとした温もりを抱かせてくれる。
そんな楽曲だと筆者は考えます。
彼女たちの持つ力の抜けたナチュラルなスタイルと親しみやすいキャラクターが余すところなく表現されていますよね。
歌詞の意味を考察!心地よい針のシゲキによって「本当の愛」を知る
さて、歌詞考察に入ります。
全体として少し抽象的な言葉が並んでいるのは、作詞者である草野さんの特徴でもあるのですが、すべてを噛み砕いてしまうと楽曲が持つ世界観を崩しかねないと考え、印象に残るフレーズを深掘りする形での歌詞考察としていきますので、皆さんもそれを踏まえてご覧くださいね。
「愛のしるし」の中で印象に残る歌詞のフレーズは
何といってもこの部分ではないでしょうか。
ヤワなハートがしびれる
ここちよい針のシゲキ
理由もないのに輝く
それだけが愛のしるし
「愛のしるし」 作詞作曲/草野マサムネ
TikTokでもこの部分がよく使われていますよね。
この部分にこそ、この歌が伝えたい想いの本質があるのです。
重要な部分なので、1つ1つのフレーズを深掘りしていきましょう。
「ヤワなハート」とは、どんなハートなのか?
周りの意見をまともに捉えてしまい
自分の感情を上手く表現できないでいる
傷つきやすい「無垢」の心 だと筆者は考えます。
その心がしびれる程度の
ここちよい針のシゲキを(あなたに)与えましょう。
そう表現されています。
「ここちよい針のシゲキ」とは何なのか?
人への「優しさ」や「気遣い」、「思いやり」だと筆者は考えます。
それは痛みを伴うことなくここちよさとなって身体全体に広がり、キラキラとした想い出となって記憶と心に残っていくことである人は癒され、ある人は胸を熱くし、ある人はそれを言動に移していく。
このことが「愛のしるし」という言葉につながっていきます。
理由もないのになぜ「愛のしるしは輝く」のか?
これまでの考察をまとめると「針のシゲキの痕=愛のしるし」とイメージできますよね。
これを言葉として表現すると
たくさんの愛のしるしが集まって「本当の愛」を知る。
これに尽きるのではないでしょうか。
誰かが誰かを想い、気にかけ合い、支え合って生きる…
人間が本来持ち合わせているべきことだと筆者は考えます。
だからこそ「理由などない」訳であり、優しさや気遣い、思いやりの1つ1つが輝きを放ちながら心を包み込み、その想いを止まらせることなく拡げていくことで大きな愛を育みながら進んでいくことができるのだと、この楽曲は短い時間の中で伝えたいのではないでしょうか。
歌詞考察は、ここまで。
次の章では、TikTokで再ブレイクした要因についての筆者の見解をお伝えします。
TikTokで再ブレイク!令和の世になぜ「愛のしるし」が?その真意をお伝えします!
先程お伝えしたように、この楽曲は1998年に発表されました。
当時ヒットしたのは彼女たちのふんわりとしたゆる~い歌い回しが人気を博し、心温まるメロディーとして受け入れられたことが大きな要因でした。
当時のダンス自体が覚えやすく誰もが真似できることや、以降に流行語となった「きゅんです」を日本語が持つ柔らかなイメージで表現した言葉「愛のしるし」とリンクさせて人々が楽曲を捉えていることなども要因の1つとして考えられるのではないでしょうか。
まとめ
今回は PUFFY の 愛のしるし
歌詞の意味を考察し、この歌が伝えたい想いの本質や
TikTokで再ブレイクした要因についてお伝えしました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
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