【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回あなたの心に届けたい楽曲は
Superfly さんの 愛をこめて花束を です。
印象的な歌詞の意味を考察し
この歌が現世に伝えたい想いの本質をお伝えします。
どうぞ最後までご覧ください。
歌詞の意味を考察!大切な人への愛と感謝の想いをストレートに!
日本の女性シンガー・越智志帆がヴォーカルを務める音楽ユニットSuperflyが2008年、自身4作目のシングルとして発表したこの曲。発表から15年以上が経過していますが、大切な人への愛と感謝の想いをストレートに表現した歌詞とメロディーラインが多くの人の共感を集め、今や彼女の代名詞ともなっていますよね。
今回は、いきなり歌詞考察!
印象的な歌詞を皆さんと一緒に見ながら
考察を進めていきたいと考えます。
愛をこめて花束を 大袈裟だけど受け取って
理由なんて訊かないでよね
今だけすべて忘れて 笑わないで受け止めて
照れていないで
引用元-J-lyrics
この楽曲で一番印象的な歌詞がこの部分ですよね。口ずさめる人も多いでしょう。
さて、ここで気になるのは「誰に対して花束を渡そうとしているのか」です。
ストレートに捉えれば「愛する人」になりますし「理由なんて訊かないでよね」という部分に心の距離の近さを感じますが、愛する人だけではなく「大切な人」においても同じくらい心の距離は近いものなのではないでしょうか。
具体的に「愛する人」は恋人や夫(妻)であり、「大切な人」は両親や兄弟(姉妹、兄妹、姉弟)などになるでしょうけれど、いずれにしても「いつも私を支えてくれることへの感謝の気持ちを言葉では恥ずかしさを感じるので花束で想いを伝えようとしている」と考えられる行為であり、その対象となるのは両方であると筆者は考えます。
巡り巡る時を超え いつもあなたの所へと
この心 舞い戻ってゆく
無理に描く理想より 笑い合える今日の方が
ずっと幸せね
引用元-J-lyrics
心が舞い戻ってゆく場所=心の拠り所であり居場所ですよね。
柔らかな陽だまりの中、笑顔で語り合う人たちを想起させる歌詞だと筆者は感じました。
様々な問題や課題、悩みや不安を抱えていても
あなたの胸の中で優しさに包まれていると
心は癒され、笑顔を取り戻すことができる…
そんな心情が窺えますよね。
そして歌詞は終盤に差し掛かると、心の中に抱いている「愛する想い」、「感謝の気持ち」を勇気を出して言葉で伝える場面へと展開していきます。
ありがとうも言い出せずに甘えていた
今日ここへ来るまでは
引用元-J-lyrics
今だけすべて忘れて 笑わないで受け止めて
本当の私を
いつまでもそばにいて
引用元-J-lyrics
「ありがとう」…たった5文字の言葉を伝えることができなかった私。
私という人間を愛し、笑顔を絶やさず支えてくれるあなたへ
心から「ありがとう」の言葉を伝え、かけがえのない愛をこめて花束を…
こんな感じになるでしょう。
歌詞考察は、ここまで!
この後は総合考察。
この楽曲の歌詞をもっと大きな意味で捉えて考えてみたいと考えます。
まずはその導入部分から…
「愛をこめて花束を」渡す人は、先程お伝えしたように「愛する人」「大切な人」といったイメージになりますが、これはあくまでも狭義の話。
視野を広げて私たちが生きている世の中に視点を置いた時、愛する人は1人であっても私たちにとって大切な人は世の中にたくさん存在していることに気づきませんか?
そのことを如実に感じたのは「コロナ禍」であり、その人たちの存在から自分自身に視点を戻した時、最も私たちを愛し支えてくれる人たちの存在を知ることになるのではないでしょうか。
このことを踏まえ、最後の章「総合考察」をご覧ください…
この歌が現世に伝えたい想いの本質と真意が分かることでしょう。
総合考察:真のエッセンシャルワーカーは、あなたのすぐ側に
世の中がまだコロナ禍だった頃
エッセンシャルワーカーという言葉が一時話題になりましたね。
(今は少し定着しているのか、ブームで終わっているのかは計り知れませんが)
エッセンシャルワーカーとは
あなたを含めた私たちが日々の暮らしを続けていく上で
必要不可欠なお仕事をしている人々のことを指すのですが、ご存知だったでしょうか?
具体的には、お医者さんや看護師さん、介護福祉士ならびに介護職員、ホームヘルパー、農業を営む人々やスーパーマーケット・コンビニの店員さん、荷物を運ぶ運送屋さん、交通機関としての電車やバス、タクシーを運転する人々などがこれに当たります。
様々なリスクがありながらも懸命に社会活動を続けてくださるエッセンシャルワーカーの存在は、日々を快適に過ごせることにつながるため、本当に有難いものですよね。
しかしながら
この方々よりも「私たちの健康や暮らしを護る存在」がいることに
あなたは気づいているでしょうか?
あなたの一番近くにいて
いつもあなたのことを気にかけてくれている存在。
もうお分かりですよね。 「主婦(主夫)」の方々です。
365日休みなく家事や育児などで慌ただしくしながらも
- 朝起きたら「おはよう。調子はどう?今日も1日頑張ろう!」
- 出かける時には「いってらっしゃい。車に気をつけてね。無理しないでね」
- あなたがお家に帰って来ると「おかえり。お疲れさまでした。ゆっくりしてね」
など、温かい言葉かけを忘れない…
食卓に並べられる温かい食事や
お洗濯してきちんと畳まれた服など
見るだけでも、家族のことを気にかけてくれているのが分かりますよね。
労働生産性をお金という形の結果のみで計ることが多い昨今ではありますが、どんな形であれ、誰かが誰かを支えることに労働生産性もへったくれもありません。
もし仮にそうするのであれば、対価をきちんと支払うべきなのではないでしょうか。
「毎日家にいるんだから、家のことをするのは当たり前」
「何にもしないで遊んでいるんだから、それくらいのことをして当然」
これらの言葉を前に置いて
女性であれば「お局様」、男性であれば「ヒモ」などと揶揄する方がいます。
そういう方はよく考えてください。
あなたが日々健康に過ごせているのは誰のおかげですか?
あなたが挫けたり打ちひしがれたりした時
いつも側で支えてくれるのは誰なのでしょうか?
家族1人1人の心と身体の状態を
「ドアを開ける音」だけで瞬時に見抜いてしまえる人の存在は
何よりも替え難く価値の高いものなのではないでしょうか。
「いつの日も、待ってくれている人がいる」
そう思えることこそが「幸せを噛みしめる瞬間」であり、それを担ってくれる主婦(主夫)の方々こそが「真のエッセンシャルワーカー」だと私は考えます。
私たちの一番近くで日々の暮らしを護ってくれる人たちへ
感謝の気持ちを愛を込めて、花束とこの曲を贈りましょう!
まとめ
今回は Superfly の 愛をこめて花束を について
印象的な歌詞の意味を考察し
この歌が現世に伝えたい想いの本質をお伝えしました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
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