コロナ禍でずっとお家に居ることが多いですよね…
一歩外に出ると「マスク！」「消毒！」「ソーシャルディスタンス！」などあれこれ気を遣うことが多くてしんどくなってしまいます…
リモートワークも「住み慣れた場所で」となればどうしても中だるみのような気分になって捗らない…
こんなことを実感している人、多いのではないでしょうか。
そんな中で先日、私は福祉関連の取材で奈良県庁へ。
県庁までの道のりを車窓から眺めて見ても歩いている人はまばらで、時季的にも本当に少なくなっていました。
県庁と道を挟んだ向かい側に広がる奈良公園まで来ると、少し人が多くなっていて、鹿せんべいを購入した人に鹿が群がっているのを見て、今となっては懐かしく思える「かつての日常」を感じていたんですが、そこでふと気になることが。
鹿はコロナは大丈夫なのか？あれだけ群がってたら「3密」どころの騒ぎじゃないし、何より「マスクを着けている鹿」なんて見たことないし…
そんなことを考えながら奈良県庁に着いたので、福祉関係の取材を行っていたんですが、どうしてもさっき浮かんだ「気になること」が頭から離れない…特に「マスクを着けている鹿」の映像がずっとこびりついているので、思い切って訊いてみることにしたんです。
「あの…これは個人的な疑問なので答えていただけるかはお任せしますが」
「はい。どのようなことでしょうか？」
「マスクを着けている鹿って、見たことありますか？」
「は？！」
「奈良公園にいる鹿は、コロナに罹っていませんか？」と訊きたかったんですが「こびりついている映像」が先んじて出てしまったようで、担当の方は爆笑…
まずいなぁ…と思ったんですが、突拍子もない質問に担当の方は興味を抱かれたようで
「なかなか面白い発想ですね。私は見たことがありませんが、仰りたいことは分かりましたので、答えられる範囲でお伝えしますね」
さすがに察しの良い方だ。公務員はお堅い方が多いと聞いていたけど、ノリの良い方もいるんだ…（私の素直な気持ちです）
お答えいただいた内容は以下の通りです。
- 奈良公園にいる鹿については、現在コロナに罹っているものはいない
- 鹿にコロナウイルスが感染したという事例もなく、報告もされていない
- 県内において多くのコロナ感染が報告されているが、鹿から人への感染事例も今のところ報告されていない。
ということでした。
丁寧に回答いただいたことに感謝して自宅へ戻り、取材ノートを整理する傍らで「動物のコロナ感染事例」について調べてみることにしたんですが、調べている中でこんな記事が。
現在までに新型コロナウイルスへの自然感染が確認された動物はゴリラ、トラ、ライオン、ミンク、ユキヒョウ、イヌ、ネコの7種（鹿は入っていませんでした）
「霊長類」にかなり大きな感染リスクがあるとの記載もあって、さらに調べると「主にサルやチンパンジー、ゴリラなどのサル目（ヒトも含む）」ということのようです。
ただ、このことはあくまでも「新型コロナウイルスに限ってのこと」になるので、今拡大している「変異株」のような形で「動物から人に転移した形の変異株」が出てきたりするとその限りではないことになります。
そして犬や猫といった主にペットとして一緒に生活している人にとっては、感染事例があるだけに不安が大きいのではないでしょうか？
イヌ・ネコの感染に関する内容について、とても分かりやすく簡単にまとめられているものがありますのでご紹介しておきますね。
「新しい日常」ではなく「今までの日常」を取り戻していくためには「自重しながら感染予防を続けていくこと」が「カギ」になります（自粛ではなく「自重」です）
そうしながら「愛する人や大切な人と想いを共有すること」で、ストレスフリーな日々が過ごせるようになっていくと私は確信しています。
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