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【葉加瀬太郎】ひまわり~命の前では医療も介護も横並び~【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS(25)

未来が変わる思考術
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「未来が変わる思考術」chよりお伝えする「メンタルエイド」


様々なジャンルの楽曲や笑いのエンターテインメントなどをご紹介しながら新型コロナウイルス感染拡大のみならず、現世において様々な事共において抱えこんでしまっている悩みや不安に押し潰されそうなあなたの心と向き合い、癒し、笑顔に変えていくといった「メンタルケア特化型」企画です。

毎回1つのテーマを掲げ、あなたの「いつもいつでも側にいて、心を癒し、穏やかな気持ちで過ごせる」ような楽曲をご紹介していく「BRAND-NEW MUSIC DAYS」

今回、あなたの心に届けたい楽曲は

葉加瀬太郎さんの「ひまわり」です。

この曲は2010年に発表された曲です。

※インストゥルメンタルのため、メロディーのみです。

葉加瀬太郎さんの演奏による「世界観」をお楽しみください。


命の前では医療も介護も横並び

~権威性という思考をやめましょう~

メディアでの報道は「病床不足」「医師や看護師の勤務超過による疲弊」など、医療従事者だけがひっ迫した状況のように連日伝えられていますが、介護や福祉従事者など現状以前から人財不足や勤務超過でひっ迫した状況ですよね…

「命と向き合って仕事をすること」においては何一つ違わないのに、介護従事者の方々にとっては、こういった偏向報道は社会悪といっても過言ではありません。

どうしてこうなってしまうのか。要因は何なのか?

「権威性」にあるのではないかというのが私の見解です。

お医者さんや看護師さんといえば「業務独占資格」であって、その資格を持っている人しかその仕事ができないことになっていますが、介護福祉士などにおいては「名称独占資格」であってその資格を持っている人しか名乗れないだけ…(とどのつまりは「誰でもできる」ことになるんですが…)

高度な医療知識や技術を誇り、数多の病を克服させるべく長年の経験値から発せられる言葉の1つ1つが「権威性」を生み出し、人々に安心を与えていくお医者さん。

その指示を忠実に行ない、状態観察をしながらリアルタイムに伝える看護師さん。

ここまでを聞いたら、おそらく大半の人は「やっぱり医療や看護は介護よりも上」と思ってしまうでしょう。

ですが、ここで考えてみてください。

病気を治すのは、本当にお医者さんや看護師さんでしょうか?


ここから少しだけ視点を医療や介護に従事していない「あなた」に置いて考えてみましょう。

病気を治すこと暮らしを支えることどちらも「命の現場で行なわれること」だというのが私の見解です。

この見解に沿って考えると、命の主人公は誰ですか?

あなたですよね。

ということは、お医者さんや看護師さん、介護に携わる人々の存在とは何なのか。

お医者さん「あなたが患った病を治すためのお手伝いをする人」に過ぎないんです。
看護師さん「病を治すためのお手伝いをする人をサポートする人」に過ぎないです。

介護福祉士や介護従事者の人々においても「あなたが生きるためのお手伝いをする人」という考え方であれば、すべてのことが「横並び」になりますよね。

ただ、ここで勘違いしてもらいたくないのは「有資格者を軽視する」こと。

それぞれの分野においての知識や技術、経験を培ってきている訳ですから、必ずしも「あなたと横並びではない」ことは分かっておいてくださいね。


ここから話を戻します。

先程「あなたが生きるためのお手伝いをする人」との考え方では、医療も介護も横並びだとお伝えしましたが、決定的に違うことはあるんです。

それは

医療従事者は「専門職」であるのに対して

介護従事者は「総合職」であるということ(特に介護職員さんにおいては著明です)。

ということは「病院などで常に病と向き合うこと」よりも「生活の場全体を通して常に心と向き合うこと」の方が遥かに大変であることは明白なのではないですか?(別に医療従事者が大変じゃないとは言っていないので誤解のないように)

「病は気から」との言葉があるように、一刻を争う状況にあるのは「病の進行」である前に「不安や苦しみを抱えてはいても、自分独りではどうすることもできない状態を食い止めること」だと私は考えます。

私が以前に従事していた社会福祉施設の施設長が「明日やろうはバカヤロウ」との言葉が思い出されます。確かにそうですよね。今、目の前にいる心に苦しみを抱えている高齢者や障がいをお持ちの方々の対応を「明日やろう」は本当に「バカヤロウのすること」ですからね。

しかしながら考えてみれば「介護・福祉に携わる人たち1人1人の心のケア」についても「明日やろうはバカヤロウ」になるのではないでしょうか。

施設管理を行う方においても率先して介護従事者の方々への心のケアをしっかりと行っていくことが、現状求められていると私は考えます。

  • 自分を労り、同じ志を以て取り組む仲間を労い、支え合うこと
  • ​特別なことはしなくても、穏やかな時間の流れで癒されていく雰囲気を作ること
  • 心を通わせ合いながら、誰とはなく笑顔を大切に護ること

これらのことを続けていくことで、たとえ少しずつではあっても重く圧し掛かっているものが取り払われていくのではないでしょうか。

あなたの一番近くにいる人々が、あなたの一番の理解者であり支援者であることを、誰もが分かち合えるようになると良いですよね。


日々の介護に携わる介護従事者の方々へ。

終着駅は同じでも、向かう行程はそれぞれ違います。

1つ1つの停車駅から偶然にも乗り合わせた人々の集合体が「病院」であり「施設」であると考えれば、誰かが困った状況になれば「なんとかしてあげたい」と思うものでしょうし、だからこそ介護に携わることを選んだのではないですか?

あなたが支える人々の笑顔を、一番近くで見られる素晴らしさを

あなたが支える人々からの感謝の気持ちを、一番近くで感じられる喜びを噛みしめながら、日々の介護、日々の支援を続けていきましょう!

「BRAND-NEW MUSIC DAYS」では、今後も「いつもいつでもあなたの側にいて、こころを癒す」ような楽曲を集め、ご紹介していきますので、どうぞお楽しみに!

それでは、また!

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