介護保険制度なんかいらない【激白】諸悪の根源はサイレントマジョリティー

【実録】介護の本質

今回、【実録】介護の本質chからお伝えするのは

介護保険制度なんかいらない

【激白】諸悪の根源はサイレントマジョリティー

先日このchでお伝えした「介護保険制度なんかいらない」という記事をご覧になられた方からの質問や意見などを取り上げながら、筆者の考え方現行制度の問題点、そもそも論として「制度がのさばる諸悪の根源はどこにあるのか」についてお伝えする内容です。

高齢者のみならず、現役世代や次世代を担う若者に至るまで「将来において避けては通れないこと」ですので、ぜひとも最後までご覧ください。

それでは始めていきましょう!


介護保険制度はどうしてなくならないのか?

まず始めに、記事について寄せられた質問、意見についてご紹介します。

※記事内で取り上げることについては、了承を得ています。

埼玉県に住む40代の主婦のものです。
名前は匿名でお願いします。

介護保険制度について訊きたいんです。
 
しょうらくさんが「介護保険制度なんかいらない」というお話をされていたこと。
私も同感なんですけど、どうしても解らない部分があり質問することにしました。

それは「介護保険制度を残すのであれば、介護保険の限度額を真逆にすることを提言したい」という部分。単純にそれだけのことで、本当に今の介護保険制度は良くなっていくのでしょうか?
私にはむしろ、さらに悪い方向に行ってしまうような気がしてなりません。

知り合いに介護の仕事をされている方がいて話を訊くと
「毎日毎日、利用者にも偉いさんらにも振り回されてしんどい」と話され、しょうらくさんの記事の話をすると「そんなことしたら、私らの給料減るやない!訳の分からない人が言ってるのと違う?」と…

介護する側もされる側も毎日疲弊している状況の中で、今般のコロナウイルスのことも重なり、先が見えないことへの不安が募るばかりです。

そして、それだけひどい制度なのに、どうしてなくならないのかについてもお聞きしたいです。

ご質問いただき、ありがとうございます。

 
仰っているのは記事後半にある「介護保険制度の在り方」の部分ですね。

これは介護保険制度を残した場合」についての提言でした。

現行制度においては「施設から在宅へ」という考え方であり

方向性は「予防給付重視」「介護給付の抑制」というものです。

具体的にお伝えすると、こうなります。

  • ・施設においては「介護老人福祉施設への入所条件を厳しくする」、「在宅特化型施設への加算要件を増やす」など、よほどの重介護度でない限りは在宅での介護を強いる形になっている。
  • ・できる限り要介護状態にならないために、要介護認定の判断基準を厳格化したりなどを行っている。
  • 総合事業として、対象となる方々や要支援認定者軽介護度認定(要介護1、2)者を、国ではなく自治体管理とし「地域で支え合い」の名の下に丸投げする。

こういったことによって今、何が起きているかといえば…

「老老介護」「8050問題」など

「複合型生活課題の山積さんせきだと私は考えます。

今般の感染症の感染拡大に因って、さらに問題は複雑化していると考えられますが、それでも政府がいうのは「自立」であり「自助」(自分で何とかしろ)。

自立している人にとってはこのようなことはある意味無縁であり、成熟した社会であればこのような問題など起こりえないのではないでしょうか。

私が大切にしたいのは「自立支援を望まない方々」
「今の自分自身をありのままに受け入れて、日々穏やかに過ごしたい」と願う方々です。

「高齢者の自立を支援する」ではなく

「日々の暮らしを不安少なく穏やかに過ごせる『心と身体の支援』を政府が主体となって行う」ことこそが「本当の意味での介護保険制度」だと、私は考えます。

関連記事を合わせて読むと、より一層分かりやすいです。

ですから「自己実現力をつけたい」と思う人は、その負担額を多くして元気になってもらえばいいですし、「穏やかに暮らしたい」と願う人にはその負担額を少なくして「在宅or施設」という選択の幅を拡げやすくする。

「1人1人が望む環境への柔軟な対応」との意味合いもあり、そのように提言しました。

もちろんこれだけでは、介護保険制度は良くはならないです。
必要となるものは「保障」です。

データ引用元:総務省

「超高齢化社会」であり「超少子化社会」の日本。

「社会保障の充実と安定」というのは勝手ですが

「国難」という状況であるなら政府がしっかりと国民の命を、暮らしを護る必要があるのでは?

「社会保障と税の一体化」ということもこれまで何度か話題にはなりましたが、社会保障を税金オンリーで賄うのには無理があり、仮に税金からやるにしても直接税ではなく間接税と一体化させてどうするんですか?

税の公平性の考え方から見ても不公平極まりなく

格差社会を助長し続けるような間接税の搾取。

そして搾取した税金を本来の目的にはほとんど使わず

不必要に減らした部分へ丸ごと補填するような行為は

ある意味脱法詐欺​のようなものだと私は考えます。

政府が国民をないがしろにするから、国民が政府を信頼しない。

税金は、総理大臣や閣僚たちのお小遣いではありません。​​
(「税金を国民から吸い上げる」などと表現している総理大臣など論外です。)


すべての国民が、この国で安心して穏やかに過ごすための保障を

「税金」という形で納めているだけです。

制度を残すのであれば「自立を望まない人への全面的支援への転換」が必要ですし、それに伴う保障を「変なマスク2個」ではなくて「誰もが安心と安全を担保できるカタチ」に替えて、態度や行動に移してもらいたいですよね。

そして、どうして制度がなくならないのか?についてですが

これは政府がゴリ押ししているのではなく、もっと違う理由があります。

それについては、次章でお伝えしますね。


制度がのさばる諸悪の根源は、サイレントマジョリティーである国民

介護を必要とする人が増え、社会保障費が膨れ上がると要介護状態にならないためにと「介護予防」なる訳の分からない論理でサービス提供の場を拡げ、さらに要介護状態の人が増えると今度は「施設への入所条件を厳格にする」ことで縛りをつけ、がんじがらめにした挙句に出てきた言葉が「自助」(自分で何とかしろ)といった一連の施策。

「自立支援」、「在宅支援」、「みんなで支え合い」との言葉は形骸化し

物は増えても肝心の人とお金は減る一方でも20年以上のさばり続ける「介護保険制度」。

どうしてこの制度がなくならないのか?

現状を直視すればどう考えても矛盾だらけの政府の説明であっても

誰も疑問視しないことが問題として挙げられます。

介護保険制度の始まりからお伝えすれば、介護保険制度が始まったのは2000年(平成12年)4月1日からですが、スタート当初には「介護予防」なるものは存在せず、介護予防施策が始まったのは2006年(平成18年)4月から

本来であれば介護保険制度がスタートする段階から「介護予防」というものが存在して然るべき。

実際に介護予防が具現化したのは制度が始まってから6年後のことです。

高齢化社会がやってくるのは数十年前から分かっていたはず。

  • 「想像を超えるスピードで高齢化が進んだから」
  • 「子どもの数が少ないのは、結婚して子どもを産まない女性が増えたから」

といった「取って付けた理由」を問題とする人がいますが、そんなものではありません。

この世の中の混迷や不安は

すべてにおいて「構造上の問題」が蔓延はびこっていることにあると筆者は考えます。

その問題は「社会構造全体」にあり

介護保険制度においてもこういった「構造上の問題」がある。

しかし、その諸悪の根源となるものはそれを行い続ける政治ではなく

それを黙認し、許し続けている

サイレントマジョリティーなる私たち。

国民にあると筆者は考えます。

先程お伝えした「老老介護」や「8050問題」などは、今だけ問題になっている訳ではなく数十年前から続いていることであり、現状打破しないでいると8050問題は9060問題となり、何も解決されないまますべてが先送りされていきます。

  • 政治は私とはかけ離れたものだし自分に降りかかっていないからとか
  • 私はもうすぐこの世にいなくなるから関係なくなるとか
  • そんなものは専門家に任せておけばいいとか

自分の中で都合の良い言い訳を作ってはそれを正当化し、先送りして今があるとすれば

たとえ今、何事もなく平穏に過ごしているとしても、それは「幻影」げんえいでしかありません。

いずれ若い人たちも歳を取り、高齢者になります。

ちょっとした段差につまづいて大きなケガをしてしまったり

免疫力が低下し、病気にかかりやすくなったりするでしょう。

ケガや病気が重症化し、自分の力ではどうすることもできなくなった時

「お金も居場所も自分で何とかしろ」とだけいわれたら…

こういったことは既に現実に存在し、私たちが当事者となる可能性が高まっているのです。

はっきり言っておきますが

気がつけば自分の首が締まっているでは遅すぎるのです。

現在の高齢者のみならず、現役世代や次世代を担う若者たちにおいても未来を不安視する人が多い中、しっかりとした制度設計すらできていないものを「見切り発車」して、高齢者を見捨て、国民の将来を無視し、吸い取れるだけのカネを吸い上げ、自分を国会議員として繋ぎ止めておいてくれる人たちへの忖度に奔走する輩が考えた制度を、あなたはまだ黙って認めているつもりですか?

国民の間に益々増え続ける「サイレントマジョリティー」が、問題点を可視化することなく「臭いものには蓋」的思想で先送りされ続けた状況が今、目の前に広がる「少子・高齢化社会の本質」とするならば、私が本件においての諸悪の根源が国民であるとした真意はここにあるのです。


まとめ

今回の【実録】介護の本質ch

介護保険制度なんかいらない

【激白】諸悪の根源はサイレントマジョリティー と題してお送りしました。

この国に生まれ、この国で育ち、この国で生きていく以上

決して他人事ではなく、自分自身の問題として考えてもらいたい…

その一心でお伝えした内容でした。

今一度、あなたにも考えてもらいたい。

本当に、今のままでいいのか

そして本当に、すべて自助だけで生きていくことができるのかを…

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