【ONE OK ROCK】Puppets Can’t Control You~歌詞の意味を考察!人形でいるな!“人”であれ!

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【メンタルエイド】

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今回あなたの心に届けたい楽曲は

ONE OK ROCK の Puppets Can’t Control You です。

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日本のロックバンド「ONE OK ROCK(通称:ワンオク)が発表した、彼らの15作目の配信限定シングルは、松坂桃李さん主演のTBS「日曜劇場」ドラマ「御上先生」主題歌として書き下ろされたものです。

心の奥で燻り続けていた感情を一気に爆発させたかのようなメロディーラインは、激しい熱を帯びて炎となって燃え盛りながら私たちの心を熱くさせ、聴き込むほどに心を奮い立たせてくれる—そんな楽曲だと筆者は考えます。

今回は、ONE OK ROCKの楽曲「Puppets Can’t Control You」について

歌詞の意味を徹底考察し、この歌が伝えたい想いの本質をお伝えします。

どうぞ最後までご覧ください。


歌詞の意味を考察!「人形でいるな!”人”であれ!」

さて、歌詞考察に入ります。

楽曲タイトル「Puppets Can’t Control You」は「(操り)人形は、あなたを支配できない」という意味であり、その中には外部からの圧力や固定観念などといった他者に支配される人生ではなく、自分自身の意思を持って前進することの大切さを表していると筆者は考えます。

このことから筆者は、この歌が伝えたい想いの本質を

人形でいるな!”人”であれ!としていますが

その真意について、考察を含めてお伝えしていきますね。

まずは、印象的な歌詞をご覧ください。

※考察を進める上で必要な英語の歌詞については、和訳を付けておきますね。

先行か後攻で決まるような

馬鹿げたペテン師のゲーム

実際踊らされて狂わされ

騙されたあげく

They want to make us pick a side

「Puppets Can’t Control You」 ONE OK ROCK 歌詞引用

They want to make us pick a side:奴らは私たちに(選びようのない)選択を強いる

Damned if I do

It’s way too late fix it

I’ll be damned if I don’t

The bane of my existence

damn kid you gotta try

Even if you never win

You can’t pretend

You’ll never be happy again

「Puppets Can’t Control You」 ONE OK ROCK 歌詞引用

<和訳>

やっても地獄、やらなくても地獄… 
クソみたいな世の中。もう手遅れだ… 
何もしなくても”自分”で無くなる。

たとえ勝てない戦いだとしても
奴らは(薄笑いを浮かべながら)
『立ち向かえ』と煽り、追い込んでくる。

もう二度と幸せを噛みしめ
微笑むことすらできない(かもしれない)…

Clip his wings he don’t deserve that halo

I’m losing faith in everyone again

If the TV stations sell their lies on cable

Then we’re so blind that we’ll be tuning in

But I don’t know where to start

「Puppets Can’t Control You」 ONE OK ROCK 歌詞引用

<和訳>

奴らは羽ばたこうとする翼をもぎ取り、輝く未来をも奪い去る。
(そんなことをされていては)もう誰も信じられない。

仮にテレビが噓ばかり垂れ流しているとしても
盲目にされた私たちは、あるがままに受け容れてしまう。

(このままじゃいけないのは分かっている。分かっているけれど…)
どうすればいいのか分からないんだ…

※ー※ Repeat

Holding on to nothing

Til it turns into something

Don’t like who I’m becoming

I can’t keep running

Searching for an answer

Re-reading every chapter

There’s no happy ever after when it’s over

「Puppets Can’t Control You」 ONE OK ROCK 歌詞引用

<和訳>

ないものにすがり、それが何かに変わるまで待っている。
そんな(心と身体の状態になっている)自分が大嫌い。

『(目の前で巻き起こる現実から)もう逃げない!』
そう心に強く誓った。

過去の自分と向き合い、答えを探し続ける日々。
その中には、幸せを感じるものなんて何処にもありはしない。
その延長線上にある未来には、ハッピーエンドなんかないのだ!

Damned if I do

It’s way too late fix it

I’ll be damned if I don’t

The bane of my existence

Even if you never win

You can’t pretend

You’ll never be happy again

「Puppets Can’t Control You」 ONE OK ROCK 歌詞引用

<和訳(意訳)>

大きく歪み、深く澱んだ社会の中で
許されるのは「妥協」と「盲目」であり
感情を持たず、ただこの世を支配する輩の手によって
操られる人形に成り下がったままなんかイヤだ!

『どうしてこんな社会になっているのか?』
『なぜ人間は考えることを止めたのか?』など
これまでの生き様を顧みながら
『何が正しくて、何が間違っているのか』を
必死に考え、答えを導き出していく。
それが人間なのだ。

どんなことがあっても挫けず、逆境を乗り越え
可能性を広げ、胸を張って生きる力をつけ
必ずこの手に幸せを掴み取り微笑みを取り戻す!

歌詞の主要なポイントと考察

  1. 「糸で操られる人形」
    「糸で操られる人形」は、他者や社会の期待に縛られている人々の象徴と考えられ、自分の人生を他人のルールや意向で動かされることへの批判を暗示し「自分自身の行動は誰が決めているのか?」と問いかける役割を果たしていると考えられます。
  2. 「抵抗と解放」
    サビ部分では「自分の声を信じる」「自分を解放する」というメッセージが力強く表現されており、人生の転機に直面する人々に勇気を与える内容です。
  3. 「孤独と勇気」
    歌詞には「孤独の中で自分自身を見つめ直すこと」や「自分だけの道を切り開く勇気」がテーマとして描かれ、深い共感を呼び起こします。

以上の観点からこの歌詞から伝わる想いの本質は、現代社会における矛盾や自己の葛藤、そしてそこから解放されたいという強い願いだと考えられます。以下に歌詞全体を掘り下げ、そこに込められたメッセージの本質に迫っていきたいと考えます。


社会の矛盾と欺瞞に対する怒り

冒頭の「先行か後攻で決まるような 馬鹿げたペテン師のゲーム」という部分では、私たちが生きる社会やシステムが、表面的な選択や不平等な仕組みによって動かされていること表していると筆者は考えます。

この「ゲーム」に操られることで、自分自身を見失い、感情や判断が狂わされるという状況がイメージされ、「They want to make us pick a side」という言葉からは、心身共に動きを封じられていることへの諦めを感じる一方で、対立を煽る社会構造に対する反発をも感じさせるのではないでしょうか。


    自己の葛藤と絶望

    サビにある「Damned if I do, damned if I don’t」というフレーズは、どちらを選んでも不幸や困難から逃れられない状況を表し、自分が行動することで結果が変わる可能性があっても、それすらも「手遅れだ」と感じる絶望感を想起させます。

    「Even if you never win, you can’t pretend, you’ll never be happy again」というフレーズは、嘘や妥協では心の平穏を得られないという真実を表していて、自分ではどうにもできないかもしれないけれど、何かをしなければ…といった葛藤が感じられるのではないでしょうか。


      信じるものを失う孤独感

      2番の歌詞冒頭の「Clip his wings he don’t deserve that halo」という箇所では、かつて尊敬や信頼を置いていたものが欺瞞に満ちていたことへの失望を、そして「I’m losing faith in everyone again」という言葉は、人間関係や社会に対する不信感を示しています。

      これは現代社会に生きる多くの人が感じる「孤独」や「疎外感」に通じる部分があり、社会も人も朽ち果ててしまっているを思えてしまう憂いを筆者は感じますが、後半に差し掛かると、その憂いを自ら打ち払おうとする心情が窺える歌詞になっていきます。


        解放への渇望と再生への希望

        「Holding on to nothing til it turns into something」という歌詞から希望を見出そうとする必死さが伝わると同時に「Searching for an answer, re-reading every chapter」というフレーズには過去の経験から学び、再び立ち上がろうとする強い意志が感じられるのではないでしょうか。

        絶望の中でも前を向き、新しい未来を目指そうとする姿が見て取れると筆者は考えます。


          結論:伝えたい想いの本質は「人形でいるな!”人”であれ!」である。

          この曲が伝えたい本質は「現実の不条理や矛盾に気づきながらも、そこから逃げずに向き合い、自分なりの答えを探し続ける」ということだと筆者は考えます。

          そのことを象徴する歌詞が、大サビの意訳部分ではないでしょうか。

          筆者が大サビを意訳した理由は、楽曲全体を通して感じられる「熱」にあります。

          それは、本来誰もが抱いている「自分らしさ」であり

          「人間らしさ」にリンクしていると考えられるからです。

          人生は思い通りにいかないことも多いですが、自分の内なる声に耳を傾け、たとえ困難でも自分らしく生きることが幸福への道であると示していて、社会や他者に操られる「人形」ではなく、自らの意思で人生を歩む「主体的な存在(人間)」になることを強く訴えかけている…

            これらのことから筆者は、この歌が伝えたい想いの本質を

            人形でいるな!”人”であれ!としているのです。


            まとめ

            画像引用元-YouTube

            今回は ONE OK ROCK の Puppets Can’t Control You について

            歌詞の意味を徹底考察し、この歌が伝えたい想いの本質をお伝えしました。

            この考察が、あなたの心の中にある”情熱”に届くことを願っています。

            BRAND-NEW MUSIC DAYSでは

            この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので

            そちらの方もどうぞご覧くださいね。

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