【メンタルエイド】
BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回あなたの心に届けたい楽曲は
Da-iCE の I wonder です。
歌詞に意味を考察し
この歌が伝えたい想いの本質をお伝えします。
どうぞ最後までご覧ください。
楽曲紹介ならびに楽曲を聴いた筆者のイメージ・感想
2011年に結成された、キレのあるダンスパフォーマンスと4オクターブのツインヴォーカルが特徴的な日本の5人組ダンスヴォーカルグループ「Da-iCE(ダイス)」が、吉澤智子脚本、生見愛瑠主演のTBS系ドラマ「くるり~誰が私と恋をした?~」主題歌として発表したこの曲。
ドラマの概要
素を見せず悪目立ちしないように生きてきた
主人公・緒方まこと(生見愛瑠)は
とある事故により記憶を失ってしまう。
記憶を呼び戻すカギとなる「指輪」も
誰に贈るのか分からず困惑する中
指輪かピタリとはまる3人の男性が!
謎が謎を呼ぶ恋のスクエアが幕を開ける-
記憶を失ったヒロインが
恋の相手と本当の自分を探すラブコメミステリー。
フルサイズの音源は今夜のCDTVでの演奏になりますので
ティザー音源から聴かれた印象を先にお伝えしますね。
前半にあるDoo-Wop(ドゥーワップ)調のメロディーラインが「時の刻み」や「思い出を切り取った写真」などを想起させ、後半に向かうにつれて柔らかな風を印象させる構成になっているように筆者は感じました。
ドラマの内容を踏まえると、主人公を取り巻く人間模様の中で、1つ1つの出会いや共に過ごす中で経験する出来事などを大切にしながら“本当の自分との出会い”へと進んでいく…そんな想いを感じさせる楽曲だと筆者は考えます。
歌詞の意味を考察!本当の私へと導く“奇跡”
さて、歌詞考察に入ります。
全文については、コチラをご覧ください。
楽曲タイトル「I wonder」
意味合い的には「どうなんだろう?」といったニュアンスで「自分の中で考える」ということになるのですが、wonderのみに絞って考えると「驚き」、「驚異」、「不思議なもの」といった意味になり、筆者はこれを発展させ「奇跡」として捉えました。
ドラマの内容を踏まえて考えると、主人公と3人の男性との関係性は「恋人」、「友人」、「同僚」など様々に挙げられますが、3人とも「プレゼントの指輪がピタリとはまる」ことについてはまさに“奇跡”の産物ですよね。
それぞれに対する想いは違っているにしても、出会った3人は主人公にとって「キーマン」であることは確かであり、恋焦がれる人が「3人のうちの誰か」かもしれないし「誰でもない(全く別の人)」かもしれません。
いずれにしても、彼らと出会い共に過ごす日々の中で
少しずつ“私”という存在を知り、前を向いて進むことで
記憶が途絶える前にも分からなかった“本当の私”の姿に気づいていく…
この心情を表している歌詞が、この部分。
素直なままの君のパレットで
真実だけ描いていくから
I wander I wonder
重ねた色が涙で流れて
虹色になるから
「I wonder」 Da-iCE 引用元-Uta-Net
wanderは「彷徨う」という意味。後半のwonderと続けると「彷徨いながらも(自分をしっかりと持って)考える」ということになるでしょう。
パレットの中にある様々な色は主人公が日々表現する感情(喜怒哀楽)だと考えると、日々の暮らしの中で戸惑いや不安に苛まれ、たくさんの涙を流したとしても、決して下を向くことなく前を向いて進むことで、奇跡へとつながる虹の架け橋を渡ることができる。といった意味合いになるのではないでしょうか。
このことを踏まえた筆者の考察は、こんな感じです。
大切な人たちはいつも、私の顔を見る度にこんなことを言う。
彷徨う心を独りで抱え込んでしまっていていいの?
ありのままのあなたでいいんだよ。
悩みや不安、喜びや悲しみ、すべて心から解き放ってほしい。
思い切り泣いて思い切り笑う。
そうすればきっと、あなたの知らない”あなた”に出会えるはずだから…
記憶が戻ろうとも、記憶が失われたままだろうとも、私は私であることに変わりはない。
そんな私を支えてくれる大切な人たちの優しさに触れた今
ありのままの私の中にある”本当の私”に出会えることを楽しみにしている。
素敵な人たちに出会えた奇跡を大切にして
記憶を失っていた頃の私をも大切な想い出として生きていきたい…
そんな想いが込められているのではないかと筆者は考え
この歌が伝えたい想いの本質を
「本当の私へと導く“奇跡”」だとしているのです。
まとめ
今回は Da-iCE の I wonder について
歌詞の意味を考察し、この歌が伝えたい想いの本質をお伝えしました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
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