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【ハラミちゃん】挫折、心の病、難聴…笑顔の裏にあった涙の真実

ターニングポイント~人間模様~
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2019年6月3日、1本の動画がYouTubeから配信された…

東京都庁にある個性的なデザインのピアノで、軽やかにRADWIMPSの「前前前世」を演奏する1人の個性的な風貌の女性。

奏でられる音の1つ1つに宿るパッションが、次第に周りの人々の注目を集め、演奏が終わるや否や笑顔と共に贈られる拍手。

彼女は笑顔で会釈をしながら、照れくさそうにその場を離れるところで動画は終了。

配信直後より瞬く間に再生回数が伸び、あっという間に10万回、20万回、30万回。

(現在では200万回を遥かに超える再生回数を誇っています)

このことが彼女のターニングポイントとなり、現在において「知らない人はいない存在」にまで成長…

この女性の名は…

ハラミちゃん

エッセイの出版、オリジナル曲の配信、全国ツアー、有名アーティストとのコラボ、そして「Mステ」での初の独演と、慌ただしい日々を過ごしている中でも笑顔を絶やさず、キラキラとした瞳と圧巻の演奏で、人々に愛と感動を与え続けている彼女。

そんな彼女の笑顔の裏には、多くの苦悩や涙がありました。

今回はそんな彼女の魅力、そして本質に迫ります。

  • 大好きなことを隠さなければならなかった苦悩の果てに
  • 絶対音感を有する彼女には、感音性難聴だった時期があった⁈
  • 幼い頃に描いた夢を実現!彼女が語る「未来への歩み」とは?

こういったラインナップでお送りしていきますので、どうぞ最後までご覧ください。

それでは始めていきましょう!



大好きなことを隠さなければならなかった苦悩の果てに

4歳からピアノを習い始め、クラシックの指導を受ける傍ら、ポップスの練習も続けていた。

小学校の休み時間、音楽室に設置されていたピアノで、当時好きだった「千と千尋の神隠し」の「いつも何度でも」を弾いていると、多くの生徒が集まってきたことがあった。

引用元-Wikipedia

当時を振り返り、ハラミちゃんはこう話しています。

ポップスを練習することは、ピアノを習う上では基本となる部分が崩れてしまう懸念があり本来であればNG行為。

でもピアノを聴いてくれる人たちの笑顔が嬉しくて、そして自身もそのことに生きがいを感じていくのを肌で感じ、高校生までこのことを続けていたとのこと。

しかし、そんな彼女に「苦悩の日々」が訪れてしまいます…

音楽大学へと進学し、大好きなピアノを専攻して学ぶ日々の中、ハラミちゃんはこんなことを考えるようになっていきます。

周りとのレベルの違いなどに心を痛めることが多くなっていったのでしょう。

挫折を感じ、苦い想い出を胸に秘め、一般企業へと就職することになったんです。

社会人としてのスタートを切ったハラミちゃん。周囲の理解などもあって、1つ1つの体験を経験として培っていくんですが、そこで「新たな問題」が!

元々の「中途半端が嫌いで、1つのことを突き詰め過ぎる」性格が災いしてしまい、ここから数か月間「完全引きこもり生活」に入ってしまうことになります…

家族以外の誰とも会いたくない…
携帯電話すら見ることができない…

そんな毎日を送るハラミちゃんの元に1本の電話が。

入職当初から懇意にしていた先輩が、ハラミちゃんの身を案じて連絡を入れたようです。

会話する中で、自信を失っていることに気づいた先輩は、ハラミちゃんにこう伝えました。

先輩がハラミちゃんを連れ出して向かった先。

その場所こそが「冒頭でご覧いただいた動画」になるんです。

動画にしようと計画したのも先輩からのアドバイス。

演奏終了後の多くの人々からの笑顔と拍手が、ハラミちゃんが忘れかけていた「想い」を取り戻すきっかけとなって、今のハラミちゃんの笑顔が在ると考えると、本当に素晴らしいことですよね。

引用元https://twitter.com/harami_piano/status/1312750563327528962

ハラミちゃんの笑顔の裏に、こんな苦悩があったなんて驚きです。

次の章では、ハラミちゃんの素晴らしい能力「絶対音感」についてお伝えしますが、このことにおいても「知られざる秘話」があるんです。

続きをどうぞご覧ください。


絶対音感を有する彼女には、感音性難聴だった時期があった⁈

絶対音感を有しているハラミちゃん。

自身でもそのことを話されているようですが、絶対音感には先天性と後天性があり、彼女自身は「後天性」のようです。こちらの動画をご覧ください。

実際にストリートピアノでの演奏前に、観覧している方にリクエストを依頼し、ハラミちゃん自身が知らない楽曲についてはスマートフォンを借りて楽曲を聴き、その直後に即興で「耳コピ演奏」を行っているのを見ると、絶対音感があるのが分かりますよね。

1つ1つの音を的確に捉え、そのまま演奏すること自体に感動するのに、それをさらに「リクエストした人の想いに寄せて演奏する」って、なかなかできることではありません。

そんなハラミちゃんの「耳」ですが、難聴という病を患っていた時期があるようなんです。

「感音性難聴」という病ですが、年齢性別を問わず誰にでも起こり得る病。

特徴的には「音がこもって聴こえる」「耳鳴りがする」といったものですが、原因ははっきりとは分らないということのようです…

いつ頃から発症したのかなどについては、ハラミちゃんが書いたエッセイの中で紹介されていますので、詳細を知りたい方はそちらをどうぞ。

難聴というハンデを持ち前の感性と表現力でカバーして、まさに「ハラミちゃんワールド」を創り出す彼女ではありますが、感性が強すぎるせいか、時折「猪突猛進」的になり、演奏において主張が先んじて同調性が置いてけぼりになってしまうこともあるようです…

特にコラボレーションにおいては著明な部分があり、共演者を困惑させてしまうことも。

2020年12月にCX(フジテレビ系)で放送されたFNS歌謡祭での一コマ。

コラボ終了後GACKTさんが裏話として「(リハーサルの時)独特の感性を持ってらっしゃるので、なかなか合わなくて『どっちに行きたいの?オンなの?オフなの?』って」と話していたのに対し「GACKTさんが合わせてくれました」と笑顔で答えていたハラミちゃん。

ここだけを見れば「ハラミちゃんの暴走」、「利己主義な演奏」、「GACKTさんの器の大きさ」を感じさせる一コマですが、この部分において「感音性難聴」を想起させるものがあるように感じます(完治する病ではあるようですが、耳鳴りなどが残る場合のあるようです)

その反面、1つ1つの音の捉え方とオンにもオフにも対応できる柔軟な感性からのメロディー表現は、ある意味「才能」であり「絶対音感の為せる業」ではないでしょうか。

賛否両論のあるコラボではありましたが、ハラミちゃん自身のスタンスは、ずっと抱き続けているこの想いのままに変化することはありません。

この想いを抱き続けられる力。

そこには過去、現在そして未来へとつながる彼女の「こだわり」が存在しています。

最後の章になります。

どうぞご覧ください。


幼い頃に描いた夢を実現!彼女が語る「未来への歩み」とは

ハラミちゃんが小学校3年生の頃に描いた1枚の絵があるんですが

そこに描かれていたものが

「ピアノを弾いているハラミちゃんの周りに、多くの人々が笑顔で聴いている様子」

幼い頃から抱いていた夢を今、確かなものへと形作られていますよね。

「たくさんの人の笑顔を見ることが生きがい」と話すハラミちゃんですが、これだけ忙しい日々の中であっても「ストリートピアノは続けます」と話しています。

ストリートピアノへの飽くなきこだわり。

彼女をここまで突き動かすものとは何なのか。

彼女の言葉の中に、こんな想いがあるようです。

  • 音楽に対するこだわり
  • 自分を貫くといった想いへのこだわり
  • 人の想いに寄り添うことへのこだわり

これらのすべてが「ハラミちゃんの笑顔の原動力」になっているのではないでしょうか。

素敵な笑顔を、素晴らしいパフォーマンスを、今後も楽しみにしたいですよね!

コメント

  1. […] 出典元:NON SEALD […]