【ハナミズキ/一青窈】歌詞の意味を考察！愛と祈りが果てない夢を叶える

悲しみや苦しみを癒し、柔らかく吹く風へと解き放ってくれる歌

2004年に発表されたこの曲。

主旋律のピアノから始まり、歌が進むにつれてドラムやギターなどのメロディーが寄り添い始め、2番のサビからはすべての音楽が重なり合うといった構成になっています。

歌に込められた切なる想いをメロディーがしっかりと包み込んでいるといった印象があり、この世に生きるすべての人たちが日々抱えている問題や課題、悲しみや苦しみなどを癒し、春の日に柔らかく吹く風へと解き放ってくれる…　そんな歌なのではないでしょうか。

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歌詞の意味を考察！愛と祈りが果てない夢を叶える

さて、歌詞考察に入ります。

抽象的な表現が多いこの歌ではありますが

伝えたい想いの本質は、到ってシンプルです。

それは、ハナミズキの持つ花言葉

私の想いを受けてください　に起因していて

その結論となるものが、筆者のいう「愛と祈りが果てない夢を叶える」へとつながっています。

1番の歌詞から一緒に見ていきましょう。

空を押し上げて　手を伸ばす君　五月のこと

どうか来てほしい　水際まで来てほしい

つぼみをあげよう　庭のハナミズキ

引用元－J-Lyrics

青く澄んだ空の下、目映い春の陽に照らされ、キラキラと輝く水面。

春風に揺られながら咲くハナミズキが、そっと私に声をかけてきた…

このつぼみをあげよう。と…

何気ない日常が遠い日のように感じる現世において

この「つぼみ」が意味するところは「愛」だと筆者は考えます。

そして「つぼみ」が私たちに伝えたい想いが

サビの部分で表現されています。

薄紅色の可愛い君のね　果てない夢がちゃんと

終わりますように　

君と好きな人が百年続きますように

引用元－J-Lyrics

薄紅色の花びらが美しいハナミズキ。

この花たちは、大輪の花を咲かせながら今の世の中をしっかりと視ている…

このつぼみを大事に咲かせて

そしてあなたたちが「果てない夢」だと思っていることを叶える力に変えて

それが私の「果てない夢」の終わりにもなるから…

ハナミズキの花は、そう伝えているのだと筆者は考えます。

続いて、2番の歌詞を見ていきましょう。

夏は暑過ぎて　僕から気持ちは重過ぎて

一緒に渡るには　きっと船が沈んじゃう

どうぞゆきなさい　お先にゆきなさい

引用元－J-Lyrics

無理をしたとしても、無茶はしないでほしい

頑張ってもいいけれど、頑張り過ぎないでほしい

先を急ぐ人は、どうぞお先に。私はあなたを待っている。

あなたの心が穏やかさを取り戻し、あなたが再び笑顔になれる日を。

そんな「祈り」が込められているのではないでしょうか。

そのことが、サビの部分で表現されていると筆者は考えます。

僕の我慢がいつか実を結び　果てない波がちゃんと

止まりますように

君と好きな人が百年続きますように

引用元－J-Lyrics

果てない波を「現世に拡がる様々な不安や問題」だとしたら

この「祈り」の意味は通じるのではないでしょうか。

薄紅色の可愛い君のね　果てない夢がちゃんと

終わりますように

君と好きな人が百年続きますように

僕の我慢がいつか実を結び　果てない波がちゃんと

止まりますように

君と好きな人が百年続きますように

君と好きな人が百年続きますように…

引用元－J-Lyrics

大サビの部分に集約されている想いについて

筆者の視点から考察したものをまとめます。

今を生きる私たち1人1人が

ささやかではあっても、小さな愛を持ち寄り

力を合わせて育みながら、大輪の花を咲かせる。

先の見えない不安などで動けなくなろうとも

決して無茶をせず、頑張り過ぎず

心穏やかに、笑顔になれるその日まで側にいて支え合う。

その想いを胸に、一緒に歩みを進めて行くことで

いつしか果てない波は止まり、果てない夢は叶えることができる。

これが筆者のいう「愛と祈りが果てない夢を叶える」の真意です。

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まとめ

今回は

一青窈　さんの　ハナミズキ

歌詞の意味を考察し

この歌が伝えたい、現世へつながる想いの本質

愛と祈りが果てない夢を叶える　の真意をお伝えしました。

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