【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回、あなたの心に届けたい楽曲は
B‘z の COMEBACK-愛しき破片- です。
歌詞の意味を考察し
この歌が伝えたい想いを、あなたに届けます。
「何度でも、立ち上がる!」アンビバレントな感情が10カウントの時間の中で疾走するイメージ
「(木村拓哉演じる)桐沢(祥吾)をはじめ登場人物はそれぞれの葛藤を乗り越えて、失った自分の破片を取り戻しながら、生きることの歓びを見いだしていきます。そんな様子を自分達にも重ね合わせながら楽曲を完成させました。」
B‘zのお二人は、楽曲に対してこのように語られています。
福田靖さん脚本、木村拓哉さん主演のドラマ
「未来への10カウント」の主題歌として注目を集めているこの歌。
ドラマのあらすじをざっくりとお伝えすると、こんな感じ。
一度は栄光を手にした元ボクサーが主人公。 ボクシングも最愛の妻も失い、さらなる不運に見舞われて 「いつ死んでもいい」という毎日を送っていたある日、 旧友から母校の高校ボクシング部のコーチに誘われ 人生を再起していくという学園&ヒューマンドラマです。
暗闇の中を彷徨う中に見つけた一筋の光
そこにはきっと明るい未来があるはず。
急げ! 自分の可能性を信じて走れ!
どん底でなどじっとしている場合ではない!
そんな感情がイメージされる楽曲になっているのではないでしょうか。
絶望と高揚のアンビバレントな感情が絶妙に絡み合い
10カウントという限られた時間を疾走するイメージを筆者は感じました。
歌詞の意味を考察!10カウントに自分の生きた証を刻め!
「ドラマの世界観を忠実に書き綴った」とされる稲葉さんの歌詞。
現在、公式に発表されているのは一部ですが
今回はその部分においての歌詞考察を行っていきますね。
失った光は 何処かに行ったまま
探すこともすっかり 忘れてたよ
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/bz/comeback-itoshiki-hahen/
数々の栄光を勝ち取ってきたのは遠い昔…
今はすべてを失い、失意のどん底にある自分の心と身体。
先の見えない不安と絶望の渦巻く胸の奥…
自分ですらも「終わった」と信じて疑わないくらい荒んだ日々。
でも、本当にそうなのか?
生きていることだけでも、自分の人生は終わってはいないのでは?
自分のこれまでの人生の中で輝いていた頃にはもう戻れないかもしれないが、形は違えど「もう一度自分の可能性を信じて生きること」はできる。
そうだ… そうだよ。
やってやろうじゃないか!
こんな想いが込められていると筆者は考えます。
Ah Ah 部屋の明かり消して
Ah 痩せた拳を握りしめた
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/bz/comeback-itoshiki-hahen/
部屋の明かりを消し、窓から射しこむ月灯りの中で
痩せた拳を握り締め、決意を新たにする姿が見て取れます。
愛しき破片 拾い集めながら
形にならない 地図を描いては捨てる
幸せをあげる 何処かで待ちながら
誰もが遠い 明日へと呼吸つなぐ
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/bz/comeback-itoshiki-hahen/
自暴自棄になっていた日々で、捨て去ってしまったもの。
それは単に「過去の栄光」だけではなく
愛する人や大切な仲間からの想い、幸せといった「かけがえのない」もの。
色褪せてしまったものは風化し、形にならないものとなって
元通りの地図にはできないかもしれないけれど
自分を支え、笑顔をくれる人たちとの想いを分かち合いながら
その喜びと幸せを糧に1つ1つ「自分の生きた証」を描き続けることで
確かな未来を築き上げていく。
こんなイメージになるでしょう。
1,2,3,4,5 6,7,10 count down
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/bz/comeback-itoshiki-hahen/
無機質な数列ではあっても、ここにこの歌が伝えたい「想いの本質」があり
筆者がそれを「10カウントの中に自分の生きた証を刻め!」とする真意があるのです。
まとめ
今回は B’z の COMEBACK-愛しき破片- について
歌詞の意味を考察し、この歌が伝えたい想いの本質をお伝えしました。
歌詞の完全公開やMVの配信が行われた際には
さらに深掘りしていきたいと考えますので、どうぞお楽しみに!
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