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今回の「NON SEALD」は「なんでもランキング」
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この世の森羅万象を筆者の独断と偏見によるランキング形式でお伝えする内容です。
ナビゲーターは私、「しょうらくパンダ」です。
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さて、今回のランキングですが、コチラになります。
【サザンオールスターズ】アルバム曲中心の隠れた名曲ランキング
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1978年夏、ランニングと短パン姿での衝撃のデビューから平成、令和と3つの時代を超え、
常に日本のミュージックシーンをリードする「サザンオールスターズ」。
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桑田佳祐さんを筆頭に、個性的なメンバーが創り出す音楽は
世代を問わず私たちを魅了するものばかりですよね。
そこで今回は、彼らが世に送り出した多くの楽曲の中から「アルバム収録曲」を中心にもっと評価されてもいいとされる「隠れた名曲」の数々をランキング形式でお伝えします。
ランキングとはいっても決して優劣のあるものではなく、前回同様「筆者がオススメする楽曲を並べました」的な捉え方をしてもらうといいでしょう。
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世代を超えて愛されている歌もあれば、ある世代にドハマりする楽曲や「へぇ!こんな良い曲もあったんだ!」といったものもあるかもしれませんので、聴いたことがない人も新しい音楽との出会いを楽しんでいただけたら嬉しいです(^-^)
それでは発表します。
【サザンオールスターズ】アルバム曲中心の隠れた名曲ランキング
ランキングは、このようになっています!
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まずは、いつものように
10位から4位までを簡単にではありますがご紹介していきます。
※引用させていただく動画は、オリジナル音源を主体になっています。
第10位:星空のビリー・ホリディ
1985年に発表されたアルバム
「KAMAKURA」の15曲目(DISC:2の5曲目)に収められているこの歌。
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1915年にアメリカ・フィラデルフィアに生まれ
44歳でその生涯を閉じた女性ジャズシンガー「ビリー・ホリディ」を歌ったもののようです。
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抜群の歌唱力と表現力を持ちながらも、社会環境や人には恵まれなかった彼女の数奇な運命をこの歌から感じ取ることができます。
ある意味で「レクイエム(鎮魂歌)」ともいえるでしょうけれど、私たちの暮らしに置き換えて考えた場合「見上げる星空の下、別れた人もまた同じ星空を眺めているだろうと、想い焦がれる」といった感じになるでしょう。
第9位:みんなのうた
1989年に発表された、彼らの24枚目のシングル曲。
筆者が大学1年の頃、アルバイト先で知り合った同僚が貸してくれたカセットテープに収められていたのがこの曲で、聴いた瞬間からドハマり!
聴き込むほどに心が躍るメロディーラインが好き過ぎた当時、その同僚と一緒にバイト先のスタッフの方々を巻き込んで、今でいうダンス動画を作ろうと計画した程でした。
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この頃から桑田さんがLIVEで「スタンドー!アリーナ―!」と叫び始めたような記憶があるのですが、記憶違いであればごめんなさい…
第8位:BLUE HEAVEN
1997年に発表された、彼らの40枚目のシングル曲。
イントロ部分のシンセサイザーが今を
間奏で奏でられるリゾネーターギターの音色が過去を思い起こさせるメロディー。
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青く澄んだ海の向こうに見える水平線の彼方に
優しく微笑む今は亡き彼女の面影を見ている…
そんなイメージの歌です。
第7位:夕陽に別れを告げて
1985年に発表されたアルバム「KAMAKURA」から2曲目のランクイン!
この歌は17曲目(DISC:2の7曲目)に収められています。
遠き日の青春時代の想い出が蘇ってくるような歌。
全体を通してノスタルジックなメロディーラインの根幹部分に奏でられるハーモニカの音色が、歌詞にもある「言葉にならない」くらいの切なさを「これでもか」という程に感じさせる歌です。
ラストのサビを聴き終わった瞬間、ひとすじの涙が流れるような感動をあなたにも。
第6位:イヤな事だらけの世の中で
2015年に発表されたアルバム
「葡萄」の6曲目に収められているこの歌。
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曲を聴くと「京都」をイメージする人が多いことでしょう。
メロディーにも歌詞にも、その片鱗が窺えます。
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京都の人の特徴である「本音と建前をしっかりと弁えている」という部分が
この歌のイメージと合致しているからではないか。というのが筆者の見解です。
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現世にまん延する不条理や腹立たしい事の本質を
「はんなり」とフィルターをかけながらも鋭く突いてくる。
この絶妙なバランスが心地よい歌でもあります。
第5位:海
1984年に発表されたアルバム
「人気者で行こう」の7曲目に収められているこの歌。
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彼らの楽曲の中で「海」がタイトルやコンセプトになっている歌は多くあるのですが、この歌が一番シンプルだと筆者は感じます。
壮大に広がる海から俯瞰される様々な人間模様や恋愛模様。
自然の前には人間なんてちっぽけなものだと、つくづく実感させられます。
第4位:逢いたくなった時に君はここにいない
1990年に発表されたアルバム
「Southern All Stars」の最後に収められているこの歌。
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独り言の意味さえも言い訳になるのは
自分の罪を忘れるため苦しまぎれに
通り過ぎる夜だけが涙を隠してた
つれない風の音に紛れて
引用元-「逢いたくなった時にきみはここにいない」作詞/桑田佳祐
この歌詞を歌い上げる桑田さんの歌声は
男性の多くが経験している「想い」を代弁しているかのように感じられます。
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いつもこの歌を聴くと、筆者はこれまでの恋愛を深く考えさせられてしまう…
この歌がアルバムの最後に収められていることも何らかのメッセージがあるのではないかと、ヘンに勘繰ってしまう自分がイヤになってしまいます…
気を取り直して
いよいよ、ベスト3です。
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お待たせしました!
ベスト3の発表です。
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第3位:せつない胸に風が吹いてた
1992年に発表されたアルバム
「世に万葉の花は咲くなり」の3曲目に収められているこの歌。
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発表される前の年にTBS系列で放送された
「39時間テレビ」のメインテーマソングとして使用されていました。
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当時「長時間番組フリーク」だった筆者がこの曲と出会ったのもこの番組から。
昭和から平成へと時代は移り、来る21世紀へ向けて疾走するイメージが浮かんできます。
特にブリッジ部分から大サビにかけては「これからも幾多の苦難があるだろうけれど後ろは振り向かず、ひたむきに前だけを見て進もう」とするメロディーラインになっています。
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第2位:希望の轍
1990年に発表されたアルバム「稲村ジェーン・サウンドトラック」の2曲目に収められているこの歌は、LIVEなどでも頻繁に歌われているので耳馴染みのある人も多いでしょう。
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爽快感溢れるメロディーラインが心を惹きつける魅力的な楽曲。
轍の間を進む人たちが見ている未来には
きっと眩い光に満ち溢れていることを予感させる歌でもあると筆者は考えます。
いよいよラスト1曲!
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第1位:
素敵な夢を叶えましょう
1998年に発表されたアルバム
「さくら」の最後に収められているこの曲。
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彼らの楽曲の中でも屈指のスローバラード…
ゆったりとしたメロディーと優しく語りかけるように歌う歌声、ブリッジから大サビへ向かうメロディーラインに演奏されるホーンセッションが壮大さと優雅さを醸し出していて、何ともいえない「癒し」を感じさせる歌です。
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夏の夜空に光り輝く南十字星に想いを馳せる人たちの
愛する人、大切な人、明るい未来への祈りなどが
この5分07秒の中にすべて集約されている。
そんな風に筆者は感じます。
まだ聴いたことのない人は、ぜひとも聴いてみてください。
第1位(イチオシ)として、ご紹介しておきます。
まとめ
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今回のランキングは以上になります。
楽曲の内容については、人それぞれ捉え方や感じ方は違いますが
あくまでも「筆者の独断と偏見に基づいた内容」ですのでご理解くださいね。
次回の「なんでもランキング」もどうぞお楽しみに!
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