【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回あなたの心に届けたい楽曲は
Stray Kids の 락(樂) です。
印象的な歌詞を筆者独自の視点から和訳してその意味を考察し
この歌が伝えたい想いの本質をお伝えします。
激しさの中に荘厳な雰囲気を漂わせる高貴なメロディーライン
引用元-Pinterest
韓国出身の男性8人組アイドルグループ「Stray Kids」が発表したこの曲。
正式タイトル:락(樂)(LALALALA)。
イントロ部分からは「魂の鼓動」を感じさせ、曲が進むにつれて人間が持つ感情の全てを解き放そうともがいている様子が窺えるのですが、サビ前の部分やブリッジ部分において奏でられるメロディーは妖しげな雰囲気が。
よく聴き込んでみると、それは妖しさではなく「荘厳さ」であり、この世のあらゆる事共に悟りを見出し、達観して生きるイメージが浮かび、サビの部分は「情熱」や「パッション」に溢れ、いかなる困難にも立ち向かっていく姿が想起されるといったメロディーラインになっています。
激しさの中に荘厳な雰囲気を漂わせる高貴なメロディーライン…
言い得て妙ではないでしょうか。筆者はそう感じました。
歌詞の意味を考察!煩悩を消し、達観した先にあるもの
さて、歌詞考察に入ります。
現世においての生き方を心のままに伝えている歌詞…
全編が英語とハングル語が混在する歌詞になっていますが
必要に応じて筆者が独自の視点から意訳してお伝えしていきますね。
それでは印象に残る歌詞をご覧ください。
Welcome to 극락 (락) 날벼락 (락)
Welcome to 極楽 (楽) 雷 (楽)
도시의 락 (락) 즐기면 그만 (락)
都会の楽 (楽) 楽しめばそれで終わり (楽)
잡생각 고민 오키도키
雑念 悩み オキドキ
안 해 뻘짓 도피도피
無駄なことはしない 逃避逃避
여긴 벌집 벌투성이
ここは蜂の巣 蜂だらけ
피할 수 없음 쏘이고 보자
逃げられないなら刺されてみよう
주제넘게란 말 집어치운 채
「でしゃばる」なんて言葉は放り出したまま
즐김은 위아래 없는 축제
楽しむことは上下のない祭り
Just feel the rhythm of the world
‘Cause we will make it rock
この世のリズムを感じろ!心が揺れ動くままに
몸부림치며 roll 냅다 던져버려
もがいて 転がせ 投げ飛ばせ
맞닥뜨려 세상의 소음
向き合うんだ 世の中の騒音と
Lalalala la lalalala
Just feel the rock We let it rock
心のままにその揺れ動きを感じて
(Lalalala la lalalala)
Just feel the luck We let it rock
心のままに幸せを感じて
(Lalalala la lalalala)
Yeah we tick tock boom chiki ta
걸어 lock 근심에 이 노래는 삼
かけろ 揺れ動かせ 心配事にこの歌は薬草
몸부림치며 roll 냅다 던져버려
もがいて 転がせ 投げ飛ばせ
맞닥뜨려 세상의 소음
向き合うんだ 世の中の騒音と
가리지 않아 so sick
好き嫌いしないよ 病んでしまう
어디든 흘러나오는 대로 Move and show it
どこだって流れるままに 態度や行動で示せ
낮이고 밤이고 낙으로 살아가지 oh 쉿
昼も夜も楽に生きていくんだ oh しっ
피할 곳 없이 부딪혀
避ける場所もなくぶつかって
쾅쾅 쳐 대자고
どたばたしよう
정적과 부정적 에너지 타파
静寂とネガティブなエネルギーは打ち破る
Rock and roll
We dancing till we fall
No stopping here we go
24/7 keep it going on
Rock and roll
We dancing till we fall
No stopping here we go
No stopping here we go
Here we go
引用元-YouTube
楽曲タイトルの「락(樂)」
樂という言葉の意味を考えた時、「安楽」や「極楽」といった「心が安らぐ」イメージが浮かびますが、楽曲全体から考察すると「音楽」という言葉から発せられる意味合いもあるのではないかと筆者は考えます。
音楽。すなわち「音を楽しむ」ではありますが、それは楽器によって奏でられるものだけではなく、歌声やハミング、風が吹く音や小鳥のさえずり、川のせせらぎなどといった自然が奏でる音もありますよね。それが「心の安らぎ」へとつながっていく…
「安楽」や「極楽」といったイメージから浮かぶものは「喜怒哀楽」という言葉。あなたも耳にしたことがあるでしょう。この中で、樂という文字は最後に表されていますよね。ここにこの歌が伝えたい想いの本質があると筆者は考えます。
喜怒哀楽というのは、人間が心に持つ「煩悩」を表していますが、人間の感情表現として最も先に現れるのが「怒り」であり、次は「哀(悲)しみ」、3番目に「喜び」が来る。赤ちゃんを想像すれば分かりやすいでしょう。
これらの煩悩は、この世に生きていく中で体験から経験となり、良くも悪しくも「思い出」として記憶されていくものですが、どんな怒りや悲しみがあったとしても、人生の終焉を迎えた時には「樂」へと向かうのではないでしょうか。
生きている間は、どうしてもその「煩悩」に振り回され、自分を見失うこともあるでしょうし打ちひしがれて絶望を感じることもあるでしょう。
しかしながら、それらはすべて煩悩の中にあり、心身共に強くなるための教えや諭しであるとするならば、この世の森羅万象をしっかりと受け入れ、本質を視て、未来へ向けての言動につなげていく(達観する)ことで煩悩は消え、「安心、安楽、極楽」といった「樂」へと向かう。
この歌には、こんな想いが込められていると筆者は考え
この歌が伝えたい想いの本質を
煩悩を消し、達観した先にあるものとしているのです。
まとめ
今回は Stray Kids の 락(樂) について
歌詞の意味を考察し
この歌が伝えたい想いの本質をお伝えしました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
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