【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回あなたの心に届けたい楽曲は
WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)2023年テーマソング
Journey(ジャーニー) の Separate Ways です。
歌詞の意味を考察し、この歌が伝えたい想いの本質に迫ります。
秘めたる闘志を燃やし、敢然と立ち向かう姿を想起させるメロディー
1973年にアメリカ・サンフランシスコで結成され、2023年で結成50周年を迎えたアメリカのロックバンド「ジャーニー」が、1983年に発表したこの曲。
先程お伝えした通り、この楽曲は2023年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)のテーマソングとして注目を集めています。
シンセサイザーの音色から始まるイントロが秘めたる闘志を燃やし、如何なる苦難にも敢然と立ち向かう姿を想起させ、弥が上にもボルテージが上がっていくイメージ。
その一方で、どことなく儚さや悲しみを感じさせるメロディーラインが、戦う選手たちの汗と涙を表現しているように感じられ、聴き込むほどに強く心に響き、自らを奮い立たせてくれる… そんな楽曲だと筆者は感じました。
歌詞の意味を考察!WBCテーマソングに選ばれた理由とは?この歌が伝えたい想いの本質「優れるな。異なれ!の真意とは?
さて、歌詞考察に入ります。
楽曲タイトル「Separate Ways」は直訳すると「別々の方法」であり、歌詞の内容からすると「(想いを残しつつも)袂を分かつ」になります。
それだけで捉えてしまうと、かなりの違和感を持つ人もいるでしょうけれど、大会において活躍する選手の姿を思えば、この歌が伝えたい想いの本質が見えてきますし、この楽曲がなぜテーマソングとして選ばれたのかが分かります。まずは印象的な英語の歌詞を一緒に見ていきましょう。
Here we stand
Worlds apart, hearts broken
In two, two, twoSleepless nights
Losing ground, I’m reachin’
For you, you, you
<和訳>
私たちはここに立っている。
世界が分断され、(私たちの)心も2つに分かれてしまった。
眠れない夜… 立っていられないくらいの衝動に駆られ、懸命にあなたに手を伸ばす。
Feelin’ that it’s gone
Could change your mind
If we can’t go on
To survive the tide, love divides
<和訳>
分断された心に気づけたならば、あなたの想いを変えられただろうか。
もしそれができないのであれば、愛は引き裂かれてしまう…
Someday, love will find you
Break those chains that bind you
One night will remind you
How we touched
And went our separate ways
<和訳>
いつか愛はあなたを見つけるだろう
あなたを縛り付けていた鎖を破壊して
そしてある夜、あなたは思い出すだろう
2人の心が分断され、袂を分かつことになった「あの日」のことを。
ご覧になって分かるように、この楽曲は元々「愛する二人の別れ」を表していることから、単に歌詞そのものを見ていくと野球のことなど何処にも描かれておらず「恋愛の歌じゃないか」と思うのは尤もな話です…
ただ、キーワードとなる部分としては赤字で示したWorld apartとBreak those chains that bind youになると筆者は考えます。現世に置き換えて考えた場合「世界が分断されていること」と「鬱積した思いや社会にうごめく柵の中でもがく人たちをイメージできること」がその理由です。
では、なぜこの楽曲がWBCのテーマソングに選ばれたのか?
その理由を、筆者独自の視点からお伝えします。
この楽曲がWBCのテーマソングに選ばれた理由
40年前に発表された、愛する人との別れを歌った楽曲がなぜ選ばれたのか?
愛という言葉が、1つの目標に向かっての強い信念と重なるからだと筆者は考えます。
3年に1度の大会で、選手1人1人がそれぞれの個性を活かしつつも
「想いを1つに」し、一丸となって頂点を目指して突き進んでいく…
決勝トーナメントに進めば「1度負ければハイ、それまでよ」の厳しい状況の中、激しい戦いの末、夢半ばにして儚く散り、敗れていった選手たちの汗と涙、想いをも背負いながら…
そして戦いは幕を下ろし、次なる頂に向けての新たな戦いが始まる。
こういった一連のイメージが、恋愛において互いに愛し合うことの難しさ、人を心の底から愛する想いの強さや深さと重なると考えた時、この楽曲を大会のテーマソングとして選んだ理由が、ここにあるように筆者は感じました。
「優れるな。異なれ!」の真意
野球を愛する各国の選手たちがそれぞれに優れた技術やベースボールセンスを持ち合わせているため、どのチームが優勝してもおかしくない戦いでしたが、侍ジャパンの選手たちが他のチームと明らかに優れていたのは「異なること」だったのではないでしょうか。
個人の技術や豪快なプレーで圧しまくるのではなく、状況に応じて戦術を細かく変えながらゲームメイクしていった侍ジャパンのすべての試合。誰かが引っ張るのではなく、それぞれが仲間を信じ合い、信じ抜き、チーム全体の士気を高めていった所は明らかに他のチームとは異なる部分だったといえるでしょう。
このことは、侍ジャパンから現世を生きる私たちへ向けての強烈なメッセージであり、試合を通して伝えられたもの。それがWBCのテーマソングとしてこの歌が伝えたい想いの本質とした「優れるな。異なれ!」へとつながっていくと筆者は考えます。
まとめ
今回は、WBC 2023年テーマソング
ジャーニー の Separate Ways について
歌詞の意味を考察し、この歌が伝えたい想いの本質に迫りました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
侍ジャパンの皆さん、優勝おめでとうございます‼
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