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【谷村新司】昴-すばる-~歌詞の意味を考察!音楽は永遠。その命を以て言霊となる

未来が変わる思考術
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【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS

今回あなたの心に届けたい楽曲は

谷村新司 さんの -すばる- です。

Total Playing Time 5:00 ※sourced by. 周建宇

令和5年10月8日に別世へと旅立たれたという訃報が…

謹んでお悔やみ申し上げるとともに、彼の代表作であるこの歌の

歌詞の意味を考察し、この歌が私たちに遺した想いに迫ります。


壮大なメロディーラインが悠久の命の流れを想起させる名曲

引用元-YouTube

1948年(昭和23年)大阪府河内長野市に生まれ、大阪市住之江区出身1971年「アリス」を結成し、翌年にメジャーデビュー。

数多くの大ヒット曲を世に送り出し、1982年からソロとして本格活動を開始して以降もミュージシャンとしてだけではなく、ラジオパーソナリティーやMC、大学教授などマルチな活躍でその存在を知らしめた、日本を代表する音楽家谷村新司さんが1980年に発表した、ソロ2作目のシングル曲がこの「昴-すばる-」です。

引用元-Amazon

イントロからアウトロまで、すべてにおいて感じるのが

表題にもある「悠久の命の流れ」ではないでしょうか。

壮大な宇宙の中の1つの惑星ではあっても

生命が宿る唯一無二の惑星である地球…

「悠久の歴史」という言葉があるように

生きとし生けるものの命においてもまた「悠久」と呼べるものなのではないか。

そんな想いを抱かせる名曲だと筆者は考えます。


歌詞の意味を考察!音楽は永遠。その命めいを以て言霊となる

さて、歌詞考察に入ります。

引用元-YouTube

楽曲タイトルにある「昴-すばる-」は、牡牛座にある六芒星「プレアデス」星団のことであり、地球からの距離444.2光年(ちなみに1光年=9兆4600億㎞)。まさに宇宙の彼方にある星になりますね。

そんな壮大な宇宙の彼方へ向けてのメッセージが綴られているのか

というのは違っていて、この楽曲にはある想いが込められています。

その想いとは「目に見えるモノだけに縛られる物質的な生き方に別れを告げ、目に見えないモノを大事にする精神的に豊かな生活を選ぼう」というもの。このことを踏まえながら、筆者独自の視点で1番から考察を進めていきますね。

目を閉じて何も見えず 悲しくて目を開ければ

荒野に向かう道より他に見えるものはなし

ああ 砕け散る運命の星たちよ

せめて密やかに その身を照らせよ

我は行く 蒼白き頬のままで

我は行く さらば昴よ

引用元-Lyricjp.com

この星に生まれ、多くの人との出逢いと別れを繰り返しながら歩んでいく人生においては、喜びや安息よりも悲しみや苦しみの方が多いのかもしれないけれど、ささやかであっても幸せを感じる瞬間があれば、その幸せを誰かと一緒に温め、育んで生きよう。

こんな感じになるでしょう。

サビの部分の考察は、後程まとめてお伝えするとして

引き続き2番の歌詞を一緒に見ていきましょう。

息をすれば胸の中 こがらしき続ける

されど我が胸は熱く 夢を追い続けるなり

ああ さんざめく名も無き星たちよ

せめて鮮やかに その身を終われよ

我も行く 心の命ずるままに

我も行く さらば昴よ

引用元-Lyricjp.com

く」という言葉は存在しないのですが、意味合い的には「大きな声を上げること」というものであるため、ここではこがらしみたいに冷たく強い悲しみが、呼吸をするかのように何度も襲い、心を痛めている」といった感じになり、「されど」からの歌詞を合わせて考察すると、こうなります。

どんな苦しみや悲しみが訪れようとも、決して心は凍えることはない。

いつまでも熱い想いを胸に、自分の夢を叶えるために信じる道を進むのだ。

さんざめく「さざめく」という言葉と同じで

意味合い的には「騒ぐ」「嘲笑する」といったものに近いと考えられるでしょう。

このことを踏まえた筆者の考察は、こんな感じになります。

歳を取ろうとも夢を追うことは素晴らしいことだ。

それなのに名も知らぬ人が、対して私のことを知らない人が

周りでザワザワ騒ぎ立て、嘲笑している…

でも、そんなことを気にする暇などない。その人たちは、ただただ他人を下げることで輝きを見出しながらムダに時間を費やして楽しんでいればいい。それを教えてくれた人が、今の私を支えてくれている。

続いて、ブリッジ部分の歌詞。

ああ いつの日か

誰かがこの道を

ああ いつの日か

誰かがこの道を

引用元-Lyricjp.com

「この道を」の後に続くもの。道を人生とするならば、この部分が持つ意味は「生涯」になるでしょう。この部分に「命の尊さ」「儚さ」を感じます。

限られた命の時間の中で、人は何を愛し、何を大切に想うのか。

限られた命の時間の中で、人はどんなオリジナルな人生を歩むのか。

そんな問いかけをしているように筆者は感じます。

そして、最後!

サビの部分の考察です。

我は行く 蒼白き頬のままで 

我は行く さらば昴よ

引用元-Lyricjp.com

我も行く 心の命ずるままに 

我も行く さらば昴よ

引用元-Lyricjp.com

我は行く さらば 昴よ

引用元-Lyricjp.com

有名な歌詞ですが、それぞれの想いは違っています。

谷村さんが遺した思い番。

その思いを受け止める私たちの想い番。

番は…今となっては、私たちが谷村さんへ向けての感謝の気持ちを込めたメッセージになるのではないかと筆者は考えました。

画像引用元-YouTube

「目に見えるモノだけに縛られる物質的な生き方に別れを告げ、目に見えないモノを大事にする精神的に豊かな生活を選ぼう」谷村さんの思い。

「いつまでも熱い想いを胸に、自分の夢を叶えるために自分の信じる道を進む」私たちの想い。

「今までこの歌を通じて、私たちに勇気を与えてくれたあなたへ。心からありがとう」というメッセージ…

これらすべての想いが「昴」という楽曲でつながっているのだとしたら

筆者が私たちに遺した想いが「音楽は永遠。そのめいを以て言霊となる」とした真意が分かることでしょう。


まとめ

Total Playing Time 5:00 ※sourced by. 周建宇

今回は 谷村新司 さんの -すばる-

歌詞の意味を考察し、この歌が私たちに遺した想いに迫りました。

谷村さんの訃報に際し、お悔やみ申し上げます…

BRAND-NEW MUSIC DAYSでは

この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので

そちらの方もどうぞご覧くださいね。

コメント

  1. ムソムソ より:

    難病というわけでもない誰でもかかるような病気でなくなったんですね。安らかにお休みください。