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【OiTr】「オイテル」アプリのメリットとデメリット~生理の貧困問題解消の一役を担うか?操作方法などもお伝えします!~

暮らしに役立つ情報
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今回のNON SEALDは「暮らしに役立つ情報」chから

【OiTr】「オイテル」アプリのメリットとデメリット

~生理の貧困問題解消の一役を担うか?

と題してお送りします。

先日、TikTokからの情報として、このような話題が配信されていました。

引用元-TikTok/TVNニュース

奈良県・大和郡山市役所内に設置された「OiTr」(オイテル)というもの。

どんなものなのか?

この記事では

  • 「OiTr」(オイテル)とはどういったものなのか
  • どういったねらいでこの取り組みを行っているのか
  • 実際の操作方法
  • メリットとデメリット

についてお伝えします。

後半部分においては、今般の「生理の貧困」問題についての筆者の見解をお伝えしますので、ぜひとも最後までご覧ください。

それでは始めていきましょう!


「OiTr」(オイテル)とはどういったものなのか?

引用元-PR TIMES

「OiTrとは、ショッピングモールなどの商業施設や市区町村が管理する公共施設オフィス学校などの個室トイレに生理用ナプキンを常備し、無料で提供するサービスのことです。


どういったねらいでこの取り組みを行っているのか?

このサービスを運営する株式会社オイテルのホームページには

そのコンセプトのテーマとして、こういった言葉が掲げられています。

私たちが実現したいのは、不均衡の軽減です。

経済格差やジェンダーギャップなど「不均衡」とさせる様々な問題を

「生理の貧困問題解消」の一役を担うことで減らしていきたい

とのねらいがあるようです。


実際の操作方法

引用元-OiTl

それでは、この「OiTr」の実際の操作方法についてお伝えします。

引用元-TikTok/TVNニュース

個室トイレに「OiTr」が設置されていたら…

引用元-TikTok/TVNニュース

トイレ内の壁に掲示してあるQRコードを読み取り、アプリをインストールします。

初回はこれだけでOK

2回目以降はユーザー登録(ログイン入力)が必要になるようです。

引用元-TikTok/TVNニュース

「OiTr」アプリを起動させて、スマートフォン画面にある

「取り出しボタン」を押してからゆっくりとディスペンサーにスマートフォンを近づけます。

そうすると…

引用元-TikTok/TVNニュース

ディスペンサーの取り出し口から、生理用ナプキンが1枚無料で出てくる。という仕組みです。

基本的な操作はこれだけ。

生理不順などによるアクシデントにも対応できそうですよね。

2回目以降使用する場合には、ユーザー登録をしていれば時間を2時間空けると再度OiTlを使用できるようになります(ユーザー登録をしていなければ、どれだけ待っても出てきません

ユーザー登録してから25日ごとに最大7枚まで使用可能となっています。

よりスムーズにこの操作を行いたい場合は

あらかじめ「OiTr」アプリをインストールしておくといいかもしれませんね。

調べてみると、iPhoneであれば「App Store」

Androidであれば「Google Playストア」からインストールできます。

※画面は「Google Playストア」からのものです。

「OiTr」のメリットとデメリットについて口コミやレビューを通じてお伝えします

この章では、この「OiTr」サービスについてのメリットとデメリットについてを、実際に使用した人たちから寄せられている口コミレビューを通じてお伝えします。

メリットとしては「経済的負担が減る」、「清潔を保てる」

ご覧いただいて分かるように「経済的負担が減る」ことや「急に生理が始まってしまった時」「経血の量」「生理の日数の変化」などに利便性を感じる人が多いようです。

「面倒な登録が後回しでいい」というところも好印象のようですね。

デメリットとしては「アプリの不具合」や「生活圏内での設置場所が少ない」

この他にも「通信状況によっての不具合」などがあるようですが

多くの理由としては「設置場所が少ない」

令和4年5月現在の「OiTr」の設置導入数については、この画像をご覧ください。

この数字は現在、OiTrが設置されている22都道府県においてのものです。

設置導入されていない県の方がまだ多く、設置導入されたとしても施設が少ないため、まだまだ

発展途上の面は否めません…


「生理の貧困」問題を解消するために

「生理の貧困」問題は、日本においては2021年の始め辺りから徐々にメディアに取り上げられるようになったと筆者は記憶しています(欧米諸国においては2017年頃からであり、既に対応策や法整備なども行われています。日本においてはまだまだですが…)

社会背景においてはもちろん経済的なものもあるとは思いますが、根本の要因として筆者が考えるには「生理についての理解度の低さ」があるのではないか。ということ。

経済的な困窮により生理用品を購入することにまでお金が回らず、できるだけ交換頻度を減らしたりトイレットペーパーを厚くして代用したり、場合によってはキッチンペーパーなどを使ったりすることもあったことを聞くと、本当に気の毒になりました…

21世紀になって既に20年以上が経過していてもまだ「生理は女性特有のことだから」として意に介さない男性が多くいることや「私は生理不順などに悩まされていないので」と、苦しんでいる同性に対して「甘えている」と考える女性も少なからずいる…

こういった考え方を未だに正当化している人たちに、筆者は問いたい。

確かに性別はあるにせよ

あなたがこの世に生まれてきたのは「人として」ではないのでしょうか?

そして、この世に生を受けることにつながる一因には

「生理」というものが関係しているのではないですか?

そう考えた時、あなたがこの世に生きているのは

あなたのお父さんとお母さん、性別でいえば男性と女性、大きくいえば人間同士が愛し合い、求め合い、望んだからこそ生きているのですよね。

であるならば、生理の貧困問題は女性のみならず

男性においても極めて重要な問題なのです。

生理の貧困問題の根底にあるのは「自分には関係ない」「甘えている」などといった考え方。

この考え方が蔓延はびこっているような世の中であれば、いくら「OiTr」のような素晴らしいサービスが導入されたとしても「泡沫化」してしまう…

そうならないために男性女性と区切らず人間としてこの問題を一緒に考え、1人1人が問題と向き合い、今回お伝えしている「OiTr」を含め、誰もが支え合い、労り合えるような社会を創るために力を合わせることが、最も早くこの問題を解決させる方法だと筆者は考えます。

以前に「サニタリーショーツ」からの視点でこの問題について言及した記事があります。

関連記事としてぜひご覧ください。


まとめ

今回は

【OiTr】「オイテル」アプリのメリットとデメリット

~生理の貧困問題解消の一役を担うか?~ と題して

操作方法や実際に使用した人たちからの口コミやレビューを通じての

メリットとデメリットなどについてお伝えしました。

現世の社会に不足しているものはヒューマニズムだと筆者は考えます。

人が人として、愛と勇気と笑顔を以て生きていけること。

そのためには、1人1人が笑顔になれる社会や環境が必要なのではないでしょうか。

その一役を担うものとして「OiTr」が存在するとすれば

私たちはその存在を我が子のように育み、成長させることで

明るい未来が開かれて来るのだと筆者は確信します。

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