今回の「NON SEALD」は、「なんでもランキング」
この世の森羅万象を筆者の独断と偏見によるランキング形式でお伝えする内容です。
ナビゲーターは私、「しょうらくパンダ」です。
さて、今回のランキングですが、コチラになります。
終戦記念日に捧げる曲ランキングベスト10
昭和20年8月15日…
この日のことを、この日を迎えるまでの悲しみを。
そして、長きに亘り語り継がれる言霊を、私たちは決して忘れてはいけません。
そこで今回は、様々なネットでのランキングとは一線を画し、終戦記念日に聴くことで、多くの御霊への祈りを捧げるべく、特に印象に残る楽曲をランキング形式でお伝えします。
あくまでも筆者の独断と偏見が入りまくったランキングになっていますから、多くのネット記事にあるようなランキングとはかなり違っていると考えられます。
ただ、ある意味「レアな楽曲との出会いを楽しみたい方にはおすすめ」ではないかと(^-^)
世代を超えて愛されている楽曲もあれば、ある世代にドハマりする楽曲もあるかもしれませんので、聴いたことがない人も新しい音楽との出会いを楽しんでいただけたら嬉しいです(^-^)
それでは発表します。
終戦記念日に捧げる曲ランキングベスト10
ランキングは、このようになっています!
まずは、いつものように10位から4位までを簡単にではありますがご紹介していきます。
※作品の中には「リンクのみのご紹介」も含まれています。あらかじめご了承ください。
第10位:さとうきび畑の唄 森山良子
1967年に発表されたこの曲。(1969年にレコード化されました)
2003年にTBS系でドラマ化された「さとうきび畑の唄」の主題歌となっています。
「ざわわ」とは夏のさとうきび畑に流れる風の音のことで、戦死や自決をした人たちが眠るさとうきび畑で、時の不条理から悲しみに暮れる人の想いが伝わってくる楽曲です。
第9位:防人の詩 さだまさし
1980年に発表されたこの曲。
人間のみならず、この世に生きとし生けるものすべての命の尊さと儚さがダイレクトに伝わる楽曲です。
第8位:涙そうそう 夏川りみ
2000年に発表されたこの曲。(BEGINの楽曲としてが初盤)
元々は早くに兄を亡くした森山良子さん本人が、兄のことを想いながら書いた曲なんですが、いつしか「戦死した人たちの安息を祈る曲」として浸透していったようです。
第7位:花~すべてに人の心に花を~ 嘉納昌吉
1980年に発表されたこの曲。
日本のみならず、台湾やベトナム、タイ、アルゼンチンなど世界60か国でカヴァーされている楽曲であり、「すべての人の心に花を」は1964年の東京オリンピックで実際に実況されていたフレーズが基になっているようです。
朴訥な歌声であるがゆえに、曲に込められた想いが心にストレートに入ってきます。
第6位:君を忘れない~Nobody loves me like my baby~ 岩田雅之
※オリジナル歌手ではありません。
1995年に発表されたこの曲。
すべてが英語詞ですが、意味するところは「私を赤ちゃんのように愛してくれる人は誰もいないが、たった1人の女性がそれを叶えてくれた」ということのようです。
ゆっくりとした語りかけるような歌声とメロディーラインが、何ともいえない物悲しさを感じさせます。
青空に向かって特攻に飛び立って行く仲間と愛する人を、その人はどんな想いで見ていたのでしょうか…
第5位:平和の琉歌 サザンオールスターズ
1997年に発表されたこの曲。
「沖縄の人の悲しみを知ったような気持ちで作った」
当時語っていた桑田佳祐さんでしたが、実際のところ現地の人たちの捉え方は賛否が分かれていました…
平成の世に伝える戦争の悲しみをサザンオールスターズが独自の視点で表現した楽曲として考えると、広く浅く浸透していく楽曲ではないかと私は考えます。
第4位:時をこえ HY
2010年に発表されたこの曲。
HYさんのお婆さんの実際の戦争体験から生み出された楽曲で、「命のリレー」が1つのテーマになっています。
「大事なのはみんな助け合うこと。命が大事。命はみんな平等」との言葉から、自分の命は自分だけのものじゃないことを教えてくれる。そんな楽曲です。
いよいよ、ベスト3です。
お待たせしました!
いよいよベスト3の発表です!
第3位:島唄 THE BOOM
1993年に発表されたこの曲。
正式には「島唄(オリジナル・ヴァージョン)」といいます。
音楽そのものは沖縄音階にかなり近いものであり、歌詞の意味も「ひめゆり学徒隊」の実情を表したものとなっているため、未だ明確な歴史認識がされていない「沖縄戦で何が起きたか」について知る大きなきっかけになる楽曲だと私は考えます。
第2位:蛍 サザンオールスターズ
2015年に発表されたこの曲。
過酷な時代に亡くなっていった人、過酷な運命の中で生き抜いた人。
それぞれに愛する人がいて、大切な人がいて、家族がいて…
すべての人が祈り、願うのは「夢が溢れる世の中」と「平和」。
そんなメッセージが込められています。
聴き込むほどに、胸が熱くなる楽曲です。
第1位:戦場のメリークリスマス 坂本龍一
1983年に発表されたこの曲。
この曲だけが唯一の「インストゥルメンタル」
1つ1つの音色に、戦争の非情や戦死した人たちの無念、命の尊さ、生きることへの力、明日への希望、平和への祈りなど、すべてが込められているように感じます。
コロナ禍の現世を「戦時中」と表現する人がいますが、そう思うとこの楽曲は「今だからこそ聴くべき曲」なのではないでしょうか。
分断の世で「勝ち組」「負け組」などと言っている場合ではなく、周りの言動に振り回された挙句に不安に駆られた人たち同士がいがみ合っている場合でもありません。
今こそ「人間愛」。
真心と愛を持ち寄り、温め合い、育み合って進まなければならない。
私はそう考えます。
今回のランキングは以上になります。
楽曲の内容については、人ぞれぞれ捉え方や感じ方は違いますが、あくまでも「筆者の独断と偏見に基づいた内容」ですのでご理解くださいね。
次回の「なんでもランキング」もどうぞお楽しみに!
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