「未来が変わる思考術」chよりお伝えする「メンタルエイド」。
今回お送りするのは「It’s a SHOWTIME!」です。
楽曲紹介だけではなく、様々なジャンルの(楽器)演奏やダンスなどにおいて素晴らしいパフォーマンスを繰り広げておられる方々に焦点を当て、その人となりと実際のパフォーマンスをご覧いただきながら、あなたの心を癒していただく内容になっています。
今回は、可愛い笑顔と卓越したテクニックで私たちを魅了するギターヒロイン。
ギタリストの弓木英梨乃さんをご紹介します。
彼女がどんな人物なのか?
まずは、彼女を一躍有名にしたコチラの動画をご覧ください。
弓木 英梨乃(ゆみき・えりの 1990年8月8日生まれ)は
日本のギタリスト、シンガーソングライター、作曲家、編曲家である。
大阪府出身。
引用元-Wikipedia
2021年1月23日に配信された、BTSの大ヒット曲「Dynamite」のギターカヴァーですが、楽曲全体のイメージを壊さず、しかもかなり難易度の高いアレンジを愉しそうな笑顔たっぷりに、表現力豊かに演奏されています。
目下、この動画は彼女のYouTubeチャンネルでは最高再生数を誇っていて
笑顔の裏側にある、決して見せることのない努力の跡を感じますよね。
この記事では、弓木英梨乃さんの現在に至るまでのルーツや人となりなどをお伝えしながら、彼女の魅力に迫っていきます。後半では、彼女のオリジナル作品を含めた、圧巻のパフォーマンスをご紹介しますので、どうぞ最後までご覧ください。
それでは始めていきましょう!
弓木英梨乃さんのルーツ&人となりをご紹介!ヴァイオリンを習い、野球少女だった時期も!?
日本人で塗装職人の父と韓国人でピアノ講師の母の元に生まれる。
2歳半からヴァイオリンを始める。
その後10年間習ったものの、小学5年生の時になぜか野球にハマり
「もうヴァイオリンなんかやらない!」と、スポーツ刈りにして野球に打ち込む。
引用元-Wikipedia他
ギターを弾くようになったのは中学生になってからで
きっかけはザ・ビートルズ。
中学1年生の冬にビートルズをたまたま聴いていた時に
「Ob-La-Di, Ob-La-Da」に出会い「何ていい曲だ!」と感じたことから。
引用元-Wikipedia他
野球にハマっていた時期を経て、ギターとの出会いがあったのですね。
しかし、たまたまにしても「なぜビートルズ」なのでしょうか?
続きを見ていきましょう。
毎日聴いていると、ビートルズ好きの父が「ビートルズのライヴに行こう」と言って、ビートルズのコピーバンドがやっている大阪のライヴハウスへ。
生まれて初めてのライヴ体験に衝撃を受け、中でもジョージ・ハリスン役のリードギタリストがギターを弾いている姿に魅せられ「私もギターを始めたい」と。
その後野球は辞めてすぐにギターを始め、塗装工場に作られたスタジオが練習の場となり、ギター漬けの日々を過ごす。
中学3年生の時、父が「これで何かやってみれば?」と、購入したMTRを手渡される。このことがきっかけでオリジナル曲の制作や多重録音を始める。
引用元-Wikipedia他
お父さんの影響だったのですね!
ビートルズのCDなどの他にお父さんが趣味で集めていたギターやアンプなどがあったそうで、こういった所にも彼女が音楽にハマる素因はあったと筆者は感じます。
MTRというのは「マルチ・トラック・レコーダー」の略で、先程あった「多重録音ができる機械」のこと。編集やミキシングなども行えるので、独自の音楽を楽しむのには必須アイテムです。
こうしてどんどんギターの魅力にハマっていった弓木さんですが
その後、彼女が培った実力は花開くことになります。
高校時代の2008年2月
「第2回SCHOOL OF SCHOOL FINAL」でグランプリを受賞。
2009年に「LφST[ロスト]」(映画『携帯彼氏』主題歌)で
シンガーソングライターとしてメジャー・デビュー。
引用元-Wikipedia
高校生でグランプリはすごいですよね!
翌年には映画主題歌を作ってメジャーデビューできるくらいですから
その卓越した才能が窺われる所。
華々しくデビューを飾りますが、当時は全く売れず…
2年間という事務所との契約も切れてしまい
ギターにおいては初めての挫折を味わうことになるのです。
その後は、どうなってしまうのでしょう?
続きを一緒に見ていきましょう。
シンガーソングライターとしての活動はストップしても、それでも音楽は好きだし趣味で続けられたらと考えていたとある仕事の際「サポートギターが必要なんですけど弾いてもらえませんか?」と声をかけられたことがきっかけとなり、次第にサポートギターとしての活動を行っていくことになる。
2013年よりKIRINJIのメンバーとしてギター、ボーカルを担当。
また、Base Ball Bear、秦基博、柴咲コウらのライブツアーに
サポートギタリストとして参加。
当時のことを、弓木さんはこのように語られています。
サポートでギターを弾く意識はなかったから 初めは「えっ!どうしよう?」と思ったんですけど とにかく何でもやってみようと思って引き受けさせてもらって。 そこからちょっとずつサポートのお話を 小さいものから少し大きなものまでいただくようになっていきました。
シンガーソングライターからサポートギター…
ある意味「バックボーン」や「引き立て役」といった感じが否めない訳ですが、弓木さんの想いの根底にあるのが「音楽が好き。ギターが好き」であること。
大好きな音楽を続けていくことができる喜びを感じながらも、サポートするライヴを成功に導かなければというプレッシャーもあり、今まで以上に必死にギターをかき鳴らす日々を送ります。
その甲斐もあって、その後も度々サポートメンバーとして声をかけてもらいながら、期待に応えるために一所懸命にギターを演奏する弓木さん。
そんな当時の彼女の心の中には、常に抱いていた疑問がありました。
それは何なのか?
続きを見ていきましょう。
どうして私なんだろう?自分を俯瞰して見た時に気づいた「人の温かさ」
何回かライヴを経験する中、自分以外にもサポートとして加わるメンバーを見ていると、自分よりも数段テクニックのある人もいる。
どんなに演奏しても、その人よりも上手くならないし、かといって弾かないわけにはいかないし…
ライヴ本体を成功させるのには、自分よりも上手い人をサポートに呼ぶ方が良いはずなのに、何かあると頻繁に自分に声をかけてくれる…
どうして、私なんだろう?
サポートギターの仕事を続けていく中で抱いていた疑問。
それは当時、日々の演奏をこなすことに必死だった彼女にとって
どんなに考えても答えが出てこないものでした。
自分が求められているものは何なのか。
ある意味「自分を俯瞰して見た」彼女。
そうすることで気づいたことは
ただ単に、与えられたことをするだけを求められているのではない。ということでした。
これまでに経験してきたヴァイオリン、子どもの頃から持ち合わせている「好奇心」や「探究心」、シンガーソングライターとしての実績など、そのすべてが今の「弓木英梨乃」になっている…
多くのことを学び、多くの人との出会いによって育まれた「私、弓木英梨乃」を、サポートではあっても表現できる場所を与えてくれている。
テクニックだけではない「弓木英梨乃」を選んでくれている・・・
このことに気づいた彼女は、今まで以上にギターに向き合い、鏡の前で演奏スタイルを客観的に視て練習したりなどすることにより、徐々にライヴにおいても自分を表現できるようになっていきます。
多くの人たちと音楽との出会いの中で、自分らしさに気づいた
その後の彼女の様子です。
2019年3月、ソロプロジェクトとして「トイロックEDM」をコンセプトとした「弓木トイ」を始動し、アルバム「みんなおもちゃになりたいのさ」をリリースした。
このことについて、弓木さんはこのように語られています。
ポップで可愛らしいという意味の「トイ」と 自分のルーツであるロックギタリストの「ロック」 それと今回、大々的に取り入れてみた打ち込みという意味での「EDM」 その三つを融合した「トイロックEDM」というものをコンセプトに やっていったら面白いんじゃないかなと考えました。
新たな可能性を見出し、躍進していく弓木さん。
楽曲の方も個性的なメロディーであり、心躍る作品になっています。
(楽曲の方は、後半でお聴きいただけます)
2019年9月、母親の母国である韓国に留学をする。
2021年6月、自身のTwitterにて、マレーシア・クアラルンプールの音楽大学への留学を発表。数年間は日本でのライブ活動を休止する予定。
引用元-Wikipedia
現在は「留学中」ということで、ライヴ本体の活動は行っていないようです。
これまでの歩みを、弓木さんはこんな風に振り返っています。
ギターをやっていて一番良かったなって思うのは 本当にたくさんの人に出会えたことだし、それが一番の財産だなって思うんです。 だから、今は好きな人と演奏したいからギターを頑張って練習している部分が一番大きいし、好きな人とずっと演奏していたいと思っています。 いろんな夢を叶えられるように頑張りたいですね。
可愛い笑顔とあどけない表情
抜群の演奏スタイルとパワフルなパフォーマンス
この振り幅の大きさこそが、彼女の最大の魅力なのではないでしょうか。
弓木英梨乃さんのオリジナル曲ならびに圧巻のパフォーマンス5選
今回の【メンタルエイド】It’s a SHOWTIME!は
弓木英梨乃さんをご紹介しました。
最後になりますが、弓木英梨乃さんが「弓木トイ」として世に送り出している「トイロックEDM」の代表的な楽曲ならびにギターヒロインとして繰り広げる圧巻のパフォーマンスを5作品ご覧いただきます。
<パフォーマンス編>
<トイロックEDM:オリジナル曲>
【メンタルエイド】It’s a SHOWTIME!
次回もどうぞ、ご一緒に。
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